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【クイーンC】甦れ! クラシック挑戦の血統

2020年 クイーンカップ(G3)・ヤマニンプレシオサ

2020年2月15日(土) 東京競馬場で開催される第55回 デイリー杯クイーンカップ(GⅢ)の枠順が確定し、ヤマニンプレシオサ(牝3)は5枠7番で出走することとなりました。2019年11月30日の新馬戦で勝利を飾ったヤマニンプレシオサは、短期放牧を挟んだ前走・菜の花賞(1勝クラス)では久々もたたり9着と凡走。しかし、陣営は勇躍クラシックロードを目指し、このレースへと駒を進める決断をしました。星野忍厩舎に江田照騎手のコンビ。思い出すのは2004年のヤマニンアラバスタのコンビ。馬体は白から黒へと変化したが、やっぱり目を離すべきじゃない。

育成時代のヤマニンプレシオサ
育成時代のヤマニンプレシオサ

ヤマニンプレシオサの血統を見ていると、クラシックレースへの挑戦してきた歴史が見えてくる。長いヤマニン軍団の歴史を垣間見ずにはいられない。ヤマニンサムシングの牝系には、思い出深い名馬たちが多い。以下の表は、かなり割愛しています。

ヤマニンサムシング Yamanin Something [米] (牝 1976 栗毛 Little Current)
  |-- ヤマニンフェーム (牝 1982 鹿毛 ナイスダンサー)
  |   |-- ヤマニンパステル (牝 1987 鹿毛 ヤマニンセクレ) 5勝
  |   |-- ヤマニンドルチェ (牝 1994 黒鹿毛 サンデーサイレンス) 1勝
  |   |   |-- ヤマニンスフィアー (牝 2000 黒鹿毛 ホワイトマズル) 3勝
  |  |   |   |-- ヤマニンバジリック (牡 2006 鹿毛 フレンチデピュティ) 地方4勝
  |  |   |   |-- ヤマニンパソドブル (牝 2007 青鹿毛 シンボリクリスエス) 3勝
  |  |   |   |-- ヤマニンティグル (牡 2008 鹿毛 グラスワンダー) 1勝、地方9勝
  |  |   |   |-- ヤマニンジュニパー (牝 2011 鹿毛 グラスワンダー) 地方10勝
  |  |   |   |-- ヤマニンオクサー (牡 2013 鹿毛 タニノギムレット) 地方1勝
  |  |   |   |-- ヤマニンタンペート (牡 2014 鹿毛 ナカヤマフェスタ)
  |  |   |   |-- ヤマニンデポルテ (牡 2015 鹿毛 スマートファルコン)
  |  |   |   |-- ヤマニンシエロス (牝 2016 鹿毛 タートルボウル)
 |  |   |   -- ヤマニンプレシオサ (牝 2017 黒鹿毛 ヴァンセンヌ) 1勝、中央現役
  |   |   |-- ヤマニントゥドロワ (牝 2001 芦毛 ゴールデンフェザント) 3勝
  |   |   |-- ヤマニンバッスル (牡 2006 鹿毛 トウカイテイオー) 4勝
  |   |   |-- ヤマニンパニエ (牝 2009 鹿毛 ロージズインメイ) 地方14勝
  |-- ヤマニンアピール (牡 1983 芦毛 ゼダーン) 10勝、JRA賞最優秀障害馬(1988)
  |-- ヤマニンクララ (牝 1986 鹿毛 ブレイヴェストローマン) 1勝
  |   |-- ヤマニンアクロ (牡 1996 栗毛 ヤマニンスキー) 2勝
  |   |        1着 - 共同通信杯4歳S(G3)
 -- ヤマニンマリーン (牝 1988 鹿毛 カツラギエース) 2勝
           1着 - サンスポ4歳牝馬特別(G2)

JRA賞最優秀障害馬・元祖白い怪物ことヤマニンアピールが目を引く牝系ですが、その叔母には「無事ならクラッシックも」と言われたヤマニンマリーンの名前も。
サンデーサイレンス産駒として注目を浴びたヤマニンドルチェの産駒ヤマニンスフィアーは、桜花賞(GI)、秋華賞(GI)にも出走し、クラシックへ何度も挑戦してきた血統でもあるのです。
トウカイテイオー産駒として活躍したヤマニンバッスルもまた、思い出深い一頭です。

この血統のクラシックロードへの挑戦が、今もまた甦りながら、府中を駆け抜けます。是非、ヤマニンの名馬を思い出して欲しい!
いよいよ明日、15:45出走です!

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出産前のヤマニンスフィアー
出産前のヤマニンスフィアー
現役時代のヤマニンスフィアー
現役時代のヤマニンスフィアー
2020年 クイーンカップ(G3)・ヤマニンプレシオサ

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