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【エプソムC】C’est “Yamanin” Sympa! (登録馬情報)

エプソムカップ・タイトル

遂に重賞戦線に帰ってきた我らがヤマニン。かっこいい「ヤマニン」です!


先週金曜日、ヤマニン倶楽部の一隅だけがざわつきました。それは1つの競馬記事が流されただけのことだったかも知れませんが、それを目にした管理人はすぐに足が地に付かなくなってしまったのでした……曰く、2022年6月12日(日)東京競馬場で開催されるエプソムカップ(G3)ヤマニンサンパが登録を想定している、と。週末のレースに注目のところ、来週のレースにも想いを巡らすことになったのです。昨日(6/5)、登録馬情報が公開され、ヤマニンサンパの名前が掲載されました。遂にヤマニンサンパが重賞戦線に乗り出す日が来たのです!
そしてヤマニン軍団が重賞に挑戦するのは、2021年2月21日 フェブラリーステークス(GI)のヤマニンアンプリメ以来となります(長かった~)。

馬名負担重量
ガロアクリーク56.0
コルテジア56.0
ザダル58.0
ジャスティンカフェ56.0
シャドウディーヴァ56.0
タイムトゥヘヴン56.0
ダーリントンホール56.0
トーセングラン56.0
トーラスジェミニ58.0
ノースブリッジ56.0
ハッピーアワー56.0
ヤマニンサンパ56.0
第39回 エプソムカップ(G3)
3歳以上オープン(国際)(特指)別定
コース:東京1,800メートル(芝・左)

ヤマニンサンパは、2012-2013年に米沢特別(1000万下)連覇を含む4勝を飾ったスウェプトオーヴァーボード産駒ヤマニンパピオネの仔で、半姉には2勝を飾ったヤマニンブルーベルがいます。デビューできなかった初仔がブラックタイド産駒だったように、繁殖入りする時点から期待されており、名種牡馬ディープインパクトとの配合で誕生した4番仔となります。
2021年6月と世代でも遅いデビュー戦は16頭立て7着と振るわなかったものの、中1週で挑んだ2走目がスタートで不利を受けながら2着。さらに間1走挟んだ4走目となる7月末の新潟で初勝利をあげます。休養を挟んだ1勝クラスの3走も好走を続けました。
年末年始を休養に充て成長を促されたのか、年明け初戦となる2月27日 阪神・自己条件を中団から抜け出し2着と5馬身差を付けて快勝。一躍注目を集めると、陣営は同条件で走ることができる格上挑戦を選択。3月12日 阪神で行われた飛鳥ステークス(3勝クラス)に挑戦し、出遅れながらも馬群を内から伸びて抜け出し2連勝・3勝目を飾り、オープンクラスに登り詰めました

馬名である「サンパ」はフランス語で「かっこいい」の意。「Sympa」で「感じのいい」「気分の良い」というような意味で使われるそうです。「C’est Sympa (セ サンパ) !」で「それいいね!」という感じになるそうです。
レース後みんなで口にしましょう。「セ ヤマニン サンパ!(かっこいいヤマニンです!)」
※管理人はフランス語さっぱりなので、間違っているときは指摘して下さい(^^ゞ

ディープインパクトサンデーサイレンスHalo
Wishing Well
ウインドインハーヘアAlzao
Burghclere
ヤマニンパピオネスウェプトオーヴァーボードエンドスウィープ
Sheer Ice
ヤマニンメルティジェイドロバリー
ワンオブアクライン
ヤマニンサンパ 3代血統表

ここからはおまけです。管理人の想いが語られているだけですw
新冠町移設後の錦岡牧場には、数多くの繁殖馬が導入されました。そのなかの一頭がワンオブアクラインという名のBanzig産駒です。ヤマニンサンパの母母母にあたります。この牝系からは活躍馬が数多く輩出されています。ワンオブアクラインの3番仔ヤマニンザナドゥ(父トニービン)は4歳牝馬特別(G2)3着がある実力馬ですが、言わずと知れたオークス(GI)の直線で転倒してしまったことで競馬ファンの記憶に残ることになりました。桜花賞(GI)・オークス(GI)に出走しているだけでも大活躍馬で、ヤマニン倶楽部でもhi-roさんが大ファンで、今もヤマニンザナドゥ牝系を追っかけています(なので、ヤマニンサンパの活躍はとても嬉しいそうです!)。スペシャルウィーク産駒JRA初勝利を飾ったヤマニンラファエルや、御大ヤマニンゼファー最後の産駒ヤマニンアルシェ(JRA2勝)もワンオブアクライン産駒です。

ワンオブアクラインの孫世代になると、さらに多彩な活躍馬を送り出しています。
ヤマニンザナドゥ産駒ヤマニンエマイユがNSTオープン(OP)、オーロC(OP)のオープン2勝を含む6勝をあげています。
JRA5勝・迎春S(準OP)勝ちのあるヤマニンボワラクテ(父キングカメハメハ)、平地と障害とあわせて5勝をあげたヤマニンシルフ(父ダイワメジャー)兄弟を送り出したヤマニンカルフール産駒として、ヤマニンマヒア、ヤマニンエルモサという現役馬も名前を連ねています。
クリスマスC(準OP)を含む5勝をあげたヤマニンプチガトー(父ヤマニンセラフィム 母ヤマニンプチフール)も孫世代にあたります。
他にも、5歳で初勝利を飾り最後は重賞まで走って見せたヤマニンエルフィン(父スウィフトカレント 母ヤマニングロワール)、中京2歳レコード記録を作ったヤマニンルリュール(父ヴィクトワールピサ 母ヤマニンプチフール)などなど。個性的な活躍馬が多いのです。

しかし、たった1つだけ……ワンオブアクライン牝系には未だ、重賞タイトルがないっ! 何としても獲らせてあげたい……これはもう応援するしかないのです。ワンオブアクラインのひ孫の世代となるヤマニンサンパの重賞挑戦は、牝系を追っかけてきたからこその悲願もあります。でもこんな想いも軽やかに、「C’est Sympa !」と越えていって欲しいと願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。久々の重賞挑戦、楽しみましょう!

1歳時のヤマニンサンパ
1歳時のヤマニンサンパ
エプソムカップ・タイトル

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 久々の投稿です。

    ワンオブアクラインの仔ザナドゥが4歳牝馬特別、桜花賞、オークスを走っていたのは、25年も前の話になりますね。

    今回、ヤマニンサンパの重賞初挑戦は不発に終わってしまいましたが、函館8Rではルリュールが2勝目を飾りました。おめでとうございます。
    先週のサルバムの連勝といい、ワンオブアクラインのひ孫たちが躍動し始めました。

    なおやさんと共に、代々伝わっていく血統を末永く応援し続けていきます!

    • > hi-roさん
      みこちらではご無沙汰致しております。ヤマニンを通じてまさかまさかの長いお付き合いに感謝です^^
      hi-roさんこそ、ワンオブアクラインを追っかけて四半世紀。これまでも活躍馬を輩出し続ける牝系ですし、ここにきて元気なのは本当に嬉しいですね。まだまだこれから、きっとタイトル獲ってくれると信じてます!
      これからも一緒に応援していきましょう!

      PS
      ルリュールの勝利も嬉しかったです。新馬を勝ち上がった馬たちには、思い入れも強くなるもので……やっと2勝目あげられて、これからまだ活躍してくれますよ!

  • いよいよ来ましたね!アンプリメ以来のこの日を待ってました。
    ヤマニンサンパは勢いで一気に行きますよ!本当に日曜日は楽しみになって来ました。
    頑張って下さいね
    期待してます!

    • >まささん さん
      コメントありがとうございます。
      そしてレスが遅くなってしまい、申し訳ございません。
      やっと、やっと重賞戦線に帰還してくれました! そして良いファイトをしてくれたと思います。
      関係者の方々もこれからを期待してくれているようですので、今後も一緒に応援よろしくお願いいたします!

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