連覇の野望を胸に、ヤマニンキングリーが阪神の舞台へ帰ってきました。
昨年、初めてのダートレースとして挑戦し、決して恵まれているとは言えない56kgの斥量を背負って快勝しました。
その後なかなか結果を残すことができず放牧に出されていましたが、7歳となった今年、エルムステークス(G3)で復帰すると、調子の良さを随所に見せていました。芝からのスタート、距離延長と、ヤマニンキングリーにとって有利な舞台。斥量も57.0kgと酷量とまでは言えず、連覇の期待が掛かったレースでした。馬体重も500kgを切り、ファンも3番人気に推しました。
ヤマニンキングリーは、人気馬の中では7枠13番と外枠からのスタートとなったものの、芝コースからのスタートを利し、外枠ながらもスピードを上げて先頭集団に追いつきます。エーシンジーラインやグラッツィア、メイショウタメトモ、インバルコらが位置取りを主張して先頭集団を形成し、ダガノロックオンとともに5-6番手で1コーナーを走り抜けました。
そのまま3-4コーナーまでじっと我慢し、頃合いを見計らって加速したヤマニンキングリーは、先頭集団から徐々に抜け出し、ゴールに向けて阪神の坂を駆け上がりました。しかし、外から脚を伸ばしたナイスミーチューが襲いかかり、わずか3/4馬身差の2着に屈しました。勝ったナイスミーチューとは3kgの斥量差が響きました。
レースは残念ながら2着に敗れたものの、昨年のシリウスステークス以来となる重賞連対を達成。上がり3Fのタイムも、昨年以来の36.6秒と、勝ち馬には0.2秒屈したものの2番目のあがりタイムを記録。7歳ながらの復活を宣することに成功しました。
2歳から重賞戦線を賑わせてきたヤマニンキングリーですが、まだまだ活躍を観ることができそうです。
引き続きの活躍に期待しましょう。
※ヤマニン倶楽部 関西班の8.13さんから写真をご提供頂きました。ありがとうございました!
放牧時のアカンベー写真と比較すると、レース前との違いが明確になりますね。馬も動物ですね^^;
※応援幕も出して頂き、東西でヤマニン倶楽部の活動をすることがてだきた一日でしたね^^
コメント
コメント一覧 (2件)
ああああああ
もう、くっそ惜しかったなぁ。
しかし、「幸四郎!こぉぉしろぉぅっ!」
って叫んだの何年ぶりだろw
そしてヤマニン倶楽部の皆に是非見ていただきたい当レースのパトロールビデオ。
幸四郎、何故ゴール直前で左鞭を振ったんだろう・・・?。
※どなたかご解説願いますwそう、そこのあなた!
競馬とは、0.2秒に笑うスポーツ。
競馬とは、枠順・斤量に泣くスポーツ。
悔しかったなぁ・・・。
でも、よくやったよ坊ちゃん。
僕は中山で君のパドックみて泣きそうになった。
もう一発。信じてます。待ってます。
ヤマニンキングリー
堂々のオープン馬で2歳から足掛け6年、息の長い活躍に感動致します!
応援幕とヤマニンキングリーを一緒に撮影していただいたY氏に御礼申し上げます。
写真の提供はサプライズプレゼントでした。
負けたのは残念で、勝っていたらまたG1の舞台で走れたのに……
と感じましたが、
勝ち馬の厩舎応援幕の女史がとても喜ばれて、
神戸新聞杯のイコピコと反対の立場に立って、
あの時に一緒に喜んで頂いた事を思い出すと、
悔しい気持ちも和らぎました
武幸四郎騎手と共に夢を抱かせて頂くレースぶりでありがとうございました。