【見学記14-1】まず師匠より始めよ!

なおやの牧場見学記2014――第1弾 見学記は必ず、ある食堂と師匠への挨拶から。師匠が動きますっ!

 

なおやの見学記2014・ヤマニングローバル
なおやの見学記2014・ヤマニングローバル

[notice]本来生産牧場は伝染病予防を主目的として、出産・種付けシーズンの見学を許可しておりません。今回ここに書き留めることは、このシーズンに見学ができるかのような誤解を与えてしまうのであれば不本意です。かならず「競走馬のふるさと案内所」をよく読んで、牧場見学のルールを守って下さいね。[/notice]

みなさん、こん**は。管理人の なおや です。

今年のゴールデンウィークも、関係者の皆さまのご厚意に甘え、牧場見学に行って参りました。ヤマニン&錦岡軍団2歳馬たちの活躍を事前にキャッチしたい! という想いに応えて下さり、もう10年以上にわたり私たちを迎え入れて下さり、改めてお礼を申し上げます。関係者の皆さま、本当にありがとうございます!

4月28日、私はゴールデンウィークにあわせて上京・遊びに来ていた妹家族たちと別れると、すぐにスマホでレース結果を確認しました。残念ながらヤマニンルポが頑張って4着と健闘していたものの、4月最終週もわれらがヤマニン軍団は勝ち星をあげることができず、2014年通算「1勝」という成績で、牧場見学に行くことになりました。正直、少し気が重かったデス(^^ゞ
ただ、いつも思い出すのが競馬観戦仲間で、エイダイクインを応援していたクサポンさんのこと。ヤマニン倶楽部の面々が重賞レースで一喜一憂していた頃、言われたものでした。

「重賞レースに出られるだけで幸せなんだから」

ヤマニン軍団は、ヤマニンシュクルからヤマニンキングリーの世代まで、本当にコンスタントに活躍馬が出て、毎月のようにGIや重賞レースで声援を送っていました。クサポンさんにこの台詞を言われたのは2010年、ヤマニンエルブが出走したセントライト記念(G2)でのことでした。大逃げした2着で、みんな悔しがっていた残念会のときに、そこまで贅沢言わないの、と諭すように笑顔で語ってくださいました。
何事にも好不調の波はつきもので、活躍馬が出ているというのは競馬界では奇跡のようなもの。だからこそ今を楽しまなくちゃ、という言葉だったように思います。
昨年好調だったヤマニン軍団も、今年はたった1勝のみ。
でも、応援する私たちにとって、『馬が走ってくれるだけで幸せ』なんだよなぁ、と毎週のように自分に言い聞かせたものです。

さて、とは言っても本当に1勝のみで、牧場見学に行くことになりました。
何て言葉をかけたらいいんだろう……当日まで、そんなことを考えたりしました。

4月30日9時半に羽田を飛び立った飛行機は、昼前に無事新千歳空港に到着。出張では滅多に手荷物を預けないものの、この旅行では持って行くものが多く、受け取りのためにターンテーブル前で待ち構える。そこで関係者の皆さんに到着のメールを打つのが毎年の恒例行事。

過去にはここで、お目当ての馬の「予定通りなおやさんが来る前にたった今生まれた」メールや、「ヤマニンキングリーがトライアルを回避したのは何故!?」という倶楽部メンバーのメール嵐が来た場所。ただ、どんどん旅慣れて来たためか、素早く荷物をピックアップすると、激安レンタカー屋に連絡してお迎え頂き、事務所から日高に向かうまでアッという間の手際でした。メールを打ちきれなくなりました。

今年も関東馬券班おーたさんとの旅程になります。

「スピード、出しすぎじゃない」

という冷静な突っ込みが、助手席から。もちろん運転しているとメールは打てないので、連絡は主におーたさんが担当。すると……

「○○さんからメール来たよ。『スピード出さないでね』だってwww」
「××さんが安全運転で来てね、だってwwwwww」

誰も私の運転を信じていない(;^_^A はい、以前スピード違反で捕まりました(–; あれ凹みますよね。新千歳空港から出発して10分後に捕まったときはショックだったなぁ~。
とはいえ、最近はすっかりおとなしくなり、たまに追い越すぐらいで、とても大人しい運転でしたよ(自己申告では)。

ちょうど昼時なので、苫小牧港経由で向かいます。
マルトマ食堂でランチにするのです。とても美味しいですよね!

今年も「マルトマ丼」を頂きました。
このお店は、ホッキカレーが名物ですが、そこは港。海鮮系が断然お得で美味しいです。
日高に向かうには少し寄り道になりますが、お勧めです!

苫小牧・マルトマ食堂
苫小牧・マルトマ食堂
マルトマ丼2014
マルトマ丼2014

よく見て頂くと判るのですが、甘エビが凄い量載っています。
どうやって食べるんだよっ!! って感じですよね。
数えたら20尾ぐらい載ってました。載せすぎです、マルトマさんっ!!

→ 実は2年前も全く同じ行動をしていた模様です。

苫小牧港から一路日高を目指します!

この10年で一番大きく変わったのが、日高自動車道の延伸です。
日高自動車道は、苫小牧市を起点とし、浦河町までをバイパスしようと計画されている自動車専用道路です。
日高道を利用しないと仮定すると、海沿いの国道235号線を利用することになるのですが、片道1車線で信号機あり、周囲の牧場の重機が走ったりと、とても時間が掛かってしまいます。しかし、日高道ができてからは画期的に時間短縮され、2012年に門別I.C.まで延伸されてからは、新千歳から新冠まで1時間ちょいで着いてしまいます。1998年に初めて日高を訪れた頃に比べたら、とてつもない短縮です(私自身が道に詳しくなったというのもあるけど)。2017年度には厚賀まで開通予定。錦岡牧場さんがとてもとても近くなる予定です^^

かつてない安全運転で向かったのは、ホテルではなく、錦岡牧場泊津繁殖場さんです。

なぜかって? ヤマニン倶楽部のメンバーは判って下さるはずです。
師匠に来訪のご挨拶をするためです!

早速、牧場の入り口にあるヤマニングローバルの放牧地(と決まっているわけではないですが、多くの場合、師匠が放牧されています)に向かいます。すると、私たちの様子を見て近づいてきてくれます。

 

「なになに、なにくれるの?」

と言っているように、愛想を振りまいてくれます。グローバル師匠は、若いときからサービス精神が旺盛なので、ベテランのミスターシービーファンはもちろんのこと、一見さんですらその魅力の虜になってしまうのです。こんな近くまで師匠のちょっとかわいい富士額が見れたら、誰でも好きになりますよね!

2014年・ヤマニングローバル
2014年・ヤマニングローバル

しかし、グローバル師匠も馬なので、役に立たない人間様(えさをくれない、痒いところを掻いてくれない、お家に連れてってくれない等)には興味がないので、すぐに離れて行ってしまうのでした~

2014年 ヤマニングローバル
2014年 ヤマニングローバル

サービスタイム、しゅ~りょ~。
相変わらずのさっぱりさ加減が、私たちには嬉しいのです!

冗談はともかく、後ほど関係者の方とも話したのですが、グローバル師匠はとても体調が良いように思えました。毛並みがいいし、なにより元気そう。矍鑠としています。
1987年4月11日生まれ、今年27歳。何もなければ、馬は30歳まで生きれば大往生と言われています。サラブレッドも一言で言ってしまえば家畜です。「働かざる者食うべからず」とばかり、すべての馬たちが余生を保証されている訳ではありません。グローバル師匠も種牡馬を引退した後は当て馬として頑張って働いています。むしろ、27歳で現役の優秀な当て馬なのです。人間の年齢に直したら、とっくに100歳超えてるじぃちゃんです。

「ヤマニンが何故好きなの?」と聞かれたら、「諦めないからです」と答えています。
両前脚骨折から返り咲いて重賞2勝GI3着。種牡馬としてJRAで3勝し、引退後も牧場の繁殖を支えています。これからも元気で、そしてヤマニンや錦岡の馬たちを見守って欲しい馬です。

サラブレッドの最長寿記録はあの三冠馬シンザンが持つ35歳です。

 

次回は、第2弾! パラダイスはいずこ?】をお届けしますっ!

 

なおや(運営)

ヤマニン倶楽部の管理人です。

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