ヤマニンアドホック、クラシックロードの実績馬たちの胸を借り、今後の飛躍を期す!
前走・ラジオNIKKEI賞(G3)3着から休養していたヤマニンアドホックは、気性的にも成長してセントライト記念(G2)に登場しました。気性的には成長したとはいっても、パドックでは先入れ重装備で登場し心配されましたが、比較的落ち着いていました。これはと期待させられるできだったのではないでしょうか? 4番人気での出走となりました。
6枠10番からスタートとなったヤマニンアドホックは、好スタートで決めると、前目でのポジショニングを模索しているようでした。しかし少し行きたがる素振りを見せており、津村騎手も途中まで控えようと苦労をも見せていましたが、コーナーリングあたりで先頭に並びかけると、気持ちよく先頭を走らせる選択をしました。先頭を気持ちよく走るヤマニンアドホックに対して、着るの実績馬たちがそれぞれのポジションで仕掛けどころを待ちます。比較的落ち着いたレースぶりも、ヤマニンアドホックにとっては少し力んだ走りになってしまったか――3~4コーナーで後続が忍び寄ると、直線では2着馬と轡をならべて直線スパートを掛ける。リラックスして走れなかった分なのか徐々に退き、4着に粘り混むまでが精一杯でした。
津村明秀騎手(ヤマニンアドホック=4着)
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「本当は(ハナに)行きたくなかったんだけど、ハミをガツンと取ったので行かざるをえませんでした。先頭に立ってからはハミも抜けていましたが、真面目すぎる感じがありますね。頑張ってくれたし、力はあります。距離はもう少し短い方がいいかもしれません」
春の実績馬たちを相手にんだ走り――それで4着に入着と、力があることは証明して見せたヤマニンアドホック。
その力を発揮させるために、まずは自己条件からの出直しとなりますが、すぐに重賞ロードに帰ってきそうな雰囲気でした。
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