テルヴィセクスの重賞初挑戦は、14着に――再起に期待!
2023年生まれのヤマニン軍団に、昨年12月、嬉しい世代初勝利をもたらしてくれたのがテルヴィセクスでした。母は阪神牝馬S(G2)を2勝し安田記念(GI)でも3着に入った名牝ジョリーダンス、父はフォーウィールドライブという血統です。母の産駒として最後の2世代となり、錦岡牧場自身の所有馬として走る特別な血統でもあります。
デビューからダートを2戦経験した後に挑んだ中京芝1400mで、粘り強い差し脚を発揮して見事に初勝利を飾りました。今回は休養を挟み、初勝利と同じ中京芝1400mの舞台で挑む重賞レース。いよいよ本格化する3歳戦線、ファンとしても「この世代を引っ張るエースが出てきてほしい!」と、大きな期待とワクワクを胸に重賞初挑戦を見守りました。
団野大成騎手とのコンビ継続で、8枠15番からスタートした大一番。ゲートが開くと、テルヴィセクスは中団からやや後方の位置取りでレースを進めます。道中は内を走るフクチャンショウの後ろあたりにつけ、馬群の中でじっと脚を溜めながら追走していきました。3コーナーから4コーナーへとカーブし、いよいよ直線の勝負どころへ。鋭い末脚の爆発を期待しましたが、前を行くダイヤモンドロットらが抜け出してゴールを駆け抜ける中、テルヴィセクスは直線で自慢の脚を伸ばしきれず、初重賞は見せ場を作れないままほろ苦い結果となってしまいました。

今回は悔しい結果に終わりましたが、一線級のメンバーと重賞のタフな流れを経験できたことは、テルヴィセクスにとって必ず今後の大きな糧になるはずです。勝ち上がった思い出の地・中京での重賞制覇とはなりませんでしたが、3歳の春はまだ始まったばかり。偉大な母・ジョリーダンスの血を受け継ぐ彼が、この悔しさをバネにして次にどんな成長した姿を見せてくれるのか。次走での巻き返しと、今後の大きな飛躍に期待感を込めて、これからも全力で応援し続けましょう!

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