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【七夕賞】天の川を越え、白鳥はまた羽ばたく(レース結果情報)

七夕賞・タイトルR2

激しい激流のなか自己タイム更新の6着となったヤマニンブークリエ――成長へ一歩一歩。


伝統のハンデ重賞・七夕賞(G3・福島・芝2000m)に出走したヤマニンブークリエ。サウジアラビア遠征、そして復帰戦の新潟大賞典(G3・5着)を経て、叩き2戦目のさらなる上積みが期待されていた「芦毛の白鳥」は、当日5番人気でみちのくのターフに姿を現しました。
小雨が降った後の蒸し暑さの中、パドックに登場したヤマニンブークリエは、前走以上にきっちりと仕上がった素晴らしい気配を見せていました。サポーターたちの熱い願いを背負って、いざ決戦の舞台へ――。

七夕賞・本馬場入場するヤマニンブークリエ
七夕賞・本馬場入場するヤマニンブークリエ

ファンファーレが鳴り響き、16頭が綺麗なスタートを切りました。
大逃げを打つショウナンマグマが、前半1000mを57秒8という極限の超ハイペースで引っ張る息の抜けない展開。そんな激しい流れの中、ヤマニンブークリエと横山典弘騎手は慌てず騒がず、好位のイン、7番手のポジションにスッと取り付きました。名手のリードに導かれ、でこぼこした福島の起伏をロスなく走りながら、じっとスタミナを温存して勝負所を見据えます。3・4コーナーのスパイラルカーブを回り、一気に馬群が凝縮して運命の直線へ!
直線に入ると、ヤマニンブークリエは抜け出しを図り、前を行く馬たちを懸命に追いかけます。しかし、この日の福島は雨上がりの稍重馬場ながら、非常に時計が速く、内を通った先行勢の脚色が全く衰えない高速決着となりました。ヤマニンブークリエも最後までしぶとく、力強く脚を伸ばし続けましたが、前を捉えるには及ばず、6着でのゴールとなりました。

七夕賞・レース結果
七夕賞・レース結果

勝ち時計が1分57秒9という非常にタフな高速決着の中、ヤマニンブークリエは「自身の自己タイム(持ち時計)を更新」するという意味では、価値ある一歩ではあったように思います。レース後、主戦の横山典弘騎手からは 「よく頑張っている」というコメントもありました。
海外での過酷な激闘を経て、国内の第一線で強豪たちとしのぎを削り合う中、少しずつでもステップアップを遂げているヤマニンブークリエ。この経験は、彼が真の「本格化」を迎えるための道筋に違いありません。

七夕賞・ゴールに向かうヤマニンブークリエ
七夕賞・ゴールに向かうヤマニンブークリエ

七夕賞の激戦を終えたヤマニンブークリエは、すでに放牧へと出されました。

異国の砂漠から新潟の広い直線、そして福島の小回りまで、常に全力で駆け抜けてくれたヤマニンブークリエ。まずは英気を養ってほしいと思います。一回りも二回りも逞しく、美しくスケールアップして戻ってくるその日まで、サポーター一同、これからも変わらぬ温かい声援を送り続けましょう!

七夕賞・タイトルR2

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