世界へのきざはしを、昇る……
ヤマニン軍団の飛躍を感じさせてくれた2009年も、残り1ヶ月に迫った。
ジョリーダンスの阪神牝馬S(G2)勝利に始まった重賞勝利は、ヤマニンキングリーの札幌記念(G2)、イコピコの神戸新聞杯(Jpn2)と結実した。重賞に出走し勝利することから、GIに出走し勝利することに、目標が着実にステップアップした今年。
しかし一方で、春の忸怩たる想いが甦る。
生産牧場で起きた悲しいできごとを背負う今年のクラシック世代から、イコピコ、ヤマニンウイスカーという2頭の有力馬でクラシックロードを目指す幸運を手にしながら、春のクラシックをただ黙ってみているしかなかった。出走しなければ、実力を発揮することはできない。
GIを手にすること……新たな目標に何が必要なのか、考えるときが来ている。
ジャパンカップの出走順位を、下表にまとめた。イコピコは現在、ボーダーライン上にいる。これが、現実だ。だからこそ、世界を垣間見、その先を目指すためには、今いるポジションを知る必要がある。
世界へのきざはしを、いま一段、昇ろうとしている。
着実にステップアップするヤマニン軍団を、このGIの舞台を、しっかりと見届けよう。
そして、精一杯の声援を、出走したときにこそ！
※出走順に漏れがあったため、訂正いたしました。(11/23)
コメント
コメント一覧 （7件）
ロジユニヴァースが回避する模様です。
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20091125-569511.html
> 本部長
今、いいこと言った！
ふたを開けてみないとわかんないよね！
「王位」と「頂点」が日本杯に出れない訳が無いでしょう。
まだ1週間。
諦めたらそこで「JC」終了ですよ？
と、安西先生ならにっこり言うでしょうねぇ＾－＾
今朝のスポーツ紙でも２頭の回避待ちですね。
一応ＪＣ出走に備えて調教時計が出ています。欲を申せばオシマイの１ハロンを神戸新聞杯同様に12秒を切ってきたら期待が更に高まりますね。
菊花賞は複勝を逃しましたがﾘｰﾄﾞﾎｰﾕｰという４着からやｼﾙｸｼﾞｬｽﾃｨｽのように５着だった馬が有馬記念勝利例が有ります。
イコピコならばファン投票の支持を得られますので諦めずに見守りましょう。
勿論ﾔﾏﾆﾝｷﾝｸﾞﾘｰを有馬ファン投票にて後押ししていただくよう微力ながら頑張ります。
Galoop買ってきました。
回避情報なしで、イコピコは補欠２番目ですね・・・厳しい状況です。
出走順位にエイシンデピュティがいませんが、香港行になったということでしょうか？
まずﾔﾏﾆﾝｷﾝｸﾞﾘｰが大きい舞台に参戦できる事を嬉しく存じます。
坂路調教主体に切り替わり、TM曰わくズブさが出てきて、その事自体は距離への融通性が付いてきたかと。
ＪＣから有馬と旬なる４歳秋を表舞台で無事駆け抜けてください。
今日の競馬中継での紹介内容では何か１頭が抜けたのか、あと１頭回避馬が出たらイコピコ参戦かのようでした｡
出られたら世代最上位になるか、そして、年長馬相手にどのくらい通用するのかが楽しみですね。