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【セントライト記念】ヤマニンエルブ、4連勝に挑戦!(レース結果情報)

未勝利、南相馬特別(500万下)、阿賀野川特別(1000万下)と3連勝で迎えた菊花賞トライアル・セントライト記念(G2)。ヤマニンエルブは遂に、表舞台に現れた。
夏の上がり馬と言ってしまえば、すべてを説明できたような気もしてくるが、父サッカーボーイ譲りの大きなストライドは、逃げ馬として特別な素質を持たせ、エルブ自身を後押ししているのではないかと思わせる。派手な顔、白いソックスをはいた四肢。そして、前脚を高く振り上げるフォーム。個性は強いが、楽しみな条件馬があらわれたと思わせてくれる。この日のファンも、3番人気にエルブを推していた。
陣営はレース前からセントライト記念をステップに菊花賞(GI)へ向かうことを決めており、成果が問われる一戦でもあった。村山調教師はこの日初めて騎乗する柴山騎手に、馬に気持ちよく走らせて欲しいことを告げていた。

セントライト記念(G2) パドックのエルブ

セントライト記念(G2) エルブと柴山騎手

外枠からの発走となったエルブは、直線半ばまでに先頭に立つと、そのままぐいぐいと脚を伸ばして前半1000mを58秒7という速いペースを刻む。向こう正面でも後続との差を広げ、観衆を響めかせた。第3コーナーから後続に詰められるも、これは予想の範囲内。とはいえ13秒代のラップが1回もない早い逃げにも関わらず、エルブはさらに脚を伸ばして最後の直線、中山の長い坂へ。
直線半ばまではエルブも脚を伸ばして後方との差がなかなか詰まらず、観衆の誰しもがエルブの賢明な逃げ切り勝ちを予想していたが、勝ち馬が長いいい脚を伸ばし、34秒の末脚でゴール寸前で差され、エルブは2着となった。

セントライト記念(G2) エルブのゴール前

セントライト記念(G2) レース後のエルブと柴山騎手

 

 

最後の1ハロンは37秒のラップだったものの、騎乗した柴山騎手はレース後に「バテた訳ではない」と語っている。
「最後、一気に来られました。バテた感じじゃなく内にもたれていたから。力がありますね。ある程度セーフティリードを取って、少し速いかと思いましたが、後ろに脚を使わせるイメージ通りのレースをしました。距離は持ちそう」と柴山騎手。
また、村山調教師は「菊花賞でも逃げられれば」と語っています。

4連勝を目指したエルブでしたが、成果のある2着でした。
これで菊花賞の優先出走権を獲得。大手を振って、クラシックに挑戦できる。
この日のレースも先行して上位に残ったのはエルブとアロマカフェのみ。強力な先行馬がいない今年の菊花賞で、エルブに対抗する馬は出にくくなった筈。菊花賞でも手に汗握るレースを見せてくれそうです。みなさん、是非一緒に応援しましょう!

セントライト記念(G2) のパドック・応援幕

久々に競馬場にはヤマニン倶楽部のメンバーが揃いました。おーたさん、本部長さん以外にも、クサポンさん、しょーけんさん、これいいさんも参戦。いつもありがとうございます。
この日はヤマニンバッスルが鋸山特別を快勝し、本部長が活動5年目にして、これいいさんが初参戦にして現地勝利を飾りました。おめでとうございます!
さあ、菊花賞に向かいます。関西組、待っててね!!

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • > おーたさん
    負けて強し、でしたね!
    本番が楽しみ~

    > ハチさん
    これで気を許してくれるでしょう。
    ナイス~

    > 本部長
    レースぶりからして興奮させてくれるよね。まして勝ち負けできるし!
    本番で熱烈応援しましょう!

  • 確かに「エンターテイメント性をびっしびし感じる」
    とは言った。
    しかし・・・。
    まさかここまでシビれるレースを重賞で演じてくれる俺好みの逃げ馬に育ってくれるとは。

    久々に心臓と全身の骨の芯が震えるレースが見れました。

    でも「ありがとう」は菊花賞までとっとくぜ>エルブ

  • アレだけ離していたので……
    勝った騎手のコメントは逃げた馬は最後は歩いていたと……
    だったら本番では最後に走ってもらいましょう

  • 昨日は昨年の札幌記念以来の興奮でした。

    4コーナーを抜けて10馬身差だった時には勝利を確信して、そこからゴールまで叫び続けました。

    結果は残念ながら首差の2着でしたが、1000M 58.7のハイペースで逃げての2着ですらか負けて強しです。

    菊花賞はなんとか仕事を調整して現地観戦にいきたいと思います!

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