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【シリウスS】 ヤマニンキングリー、3度目の重賞制覇!(レース結果情報)

2011年10月1日、阪神競馬場に姿を現したヤマニンキングリーは、前走よりも馬体重を増やし心配されていたものの、パドックの様子は普段と変わりありませんでした。札幌記念(G2)、中日新聞杯(Jpn3)と2つのタイトルを獲得してきたものの、シンガポール遠征より調子を崩し、今日まで勝ち星から見放されてきました。特に今年、小倉記念(G3)で復帰して以降は、調教でも良い頃の動きかを見せ始めており、復活は時間の問題とされていました。しかし、新潟記念(G3)の大敗、完璧な騎乗を見せながら4着と後手に回った前走・朝日チャレンジカップ(G3)と、一時と同じようになかなか結果を出せませんでした。以前から噂をされていたダート挑戦は、この流れのなかから結論を出されたのではないかと思われます。キングリー自身はダート経験がないものの、血統的には芝ダート不問で走る可能性が大きく、また調教でも問題なく走れていたためです。

スタート後、内枠を利して前へ付けたヤマニンキングリーと武豊騎手は、レースを終始タナトスの2番手で運ぶと、砂をかぶらない絶好の位置で第1-2コーナーを回り、向う正面へ。3コーナーから4コーナーで他馬が仕掛けるのを確認してから直線入り口で先頭に躍り出たヤマニンキングリーは、後続を寄せ付けず、2馬身半の差をつける快勝劇を演じてみました。

レース後騎乗した武豊騎手は、「初めてのダートだったし、なるべく砂をかぶらないように気を付けました。追い出してからの手応えもすごく良かった。これで今後の選択肢が広がりましたね。」と語りました。これで中距離路線であれば芝ダート不問でローテーションを組めるわけで、父アグネスデジタルの後継者として、今後より一層の活躍が期待されます。

河内洋調教師は「もう芝とダートを行ったり来たりは良くないのかな…。とりあえず番組と相談だね」と今後については言及しなかったようです(※編注 キングリーは、このレースが初ダートで、河内師の「ダートと芝を行ったり来たりしてません」は一般的なご意見だと思われます)。

2年ぶりとなる重賞を手にした我らが大将・ヤマニンキングリーの、今後の活躍に期待せずにはいられません。
今後もみなさんと一緒に、応援していきたいと思います!

 

 

 

ヤマニン倶楽部では、関西班が現地で応援してくださり、「山人」幕がまたまた重賞目撃。長いキャリアのなかで、またまた実績を積みました。また、関東班も中山競馬場に集まり、パピオネ、リップルの勝利、パソドブルの2着を見守りました。夜は祝勝会で盛り上がりました。これからもみんなでサポートしていきましょう!

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