昨年急逝した重賞2勝馬ヤマニンアラバスタの一粒種として注目されたヤマニンアドーレは、2/27に中央登録を抹消。岩手競馬への転出が決定しました。
現役時代から人気のあった重賞2勝馬ヤマニンアラバスタの初仔として、また昨年急逝した母の一粒種として、当サイトでも当歳時から注目を浴びていたヤマニンアドーレ(牝4 父ダイワメジャー 美浦・星野忍厩舎)が、2014年2月27日 中央登録を抹消しました。
2013年2月2日 東京 3歳新馬で母の主戦騎手だった江田照騎手を背にデビュー(8着)すると、次戦中山では初の掲示板となる5着。以降も善戦を続けたものの、7戦目で初の二桁着順を記録。休養明けとなった8戦目では、転倒・落馬。ひやりとさせられました。
その後も調整を続けてきましたが、未勝利の身で走り続けるには現在のJRAの番組は非常に不利です。もちろんヤマニンアラバスタの唯一の牝馬であるため、繁殖の可能性も検討し続けているようですが、関係筋の情報によると、繁殖にあげるにはまだ馬が若いこと、またアドーレ自身の可能性を今しばらく見守りたいこと、継続して走るのであれば予定の立てやすい地方へ、走るのであれば中央復帰も想定し芝レースのある岩手競馬へ……と決断した模様です。
岩手には、東北のヤマニン軍団・主戦厩舎とも言うべき水沢・伊藤和厩舎があります。数々の勝ち星をあげており(2013年度第10位のリーディングトレーナー)、おそらく伊藤和厩舎所属として走ることになるでしょう。
いろいろな想いはあると思いますが、引き続き現役を走ることになるヤマニンアドーレを、是非一緒に応援していきましょう!
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