良血馬を破ったヤマニンマンドール、京王杯2歳S(G2)に登録。ワンオブアクライン-ヤマニンザナドゥ-ヤマニンエマイユと続く血統の物語・第4章の開幕!
[important]【11/6追記】
ヤマニンマンドールは、登録していた京王杯2歳S(G2)を回避した模様。本日発表された出馬表に馬名がありませんでした。[/important]
50回を数える伝統のG2・京王杯2歳ステークスは、以前別の名前で施行されていました。その名は、「京成杯3歳ステークス」。中山で開催されていたこのレースの勝ち馬には、ヤマニン軍団の名が刻まれています。
1991年 第27回 優勝馬 ヤマニンミラクル(田島良保騎手・浅見国一調教師)
1993年 第29回 優勝馬 ヤマニンアビリティ(横山典弘騎手・浅見国一調教師)
後に、函館記念(G3)を制したヤマニンリスペクトとの3兄弟は、JRA初の3兄弟重賞制覇という栄冠を手にしています。いずれの調教師も、浅見国一師、秀一氏のお父様です。
ヤマニンを代表するヤマニンゼファーが遅咲きだったこともあり、ヤマニンには晩成のイメージを持つ方も少なくないようですが、1980~2000年代のヤマニンは、2歳競走で多くの名馬を送り出してきました。
1985年 デイリー杯3歳S(G2)を制したヤマニンファルコン。1989年 同じくデイリー杯3歳S(G2)を制したヤマニングローバル。1994年 阪神牝馬3歳S(GI)を制したヤマニンパラダイス。そして2002年 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を制したヤマニンシュクル。
そんな良績が印象的な2歳重賞、今年久々に挑戦することになったのがヤマニンマンドールです。
牝系は、GI4勝・牝馬3冠馬スティルインラブ、G3勝馬ビックバイアモン、オークス馬ローブデコルテを出しており、期待の大きかったワンオブアクライン系。ワンオブアクラインの娘であり、ヤマニンマンドールの祖母にあたるヤマニンザナドゥは、1997年の4歳牝馬特別(G2・現在のフィリーズレビュー)で3着と好走し、勇躍挑戦したオークス(GI)最後の直線に転倒したという経歴が記憶に残ります(既に繁殖生活を卒業)。活躍馬の登場が長らく期待されている牝系です。
母ヤマニンエマイユは、オーロカップ(OP)、NSTオープン(OP)とオープン競走を2勝し55戦6勝という牝馬らしからぬ戦績を残しています。その初仔が『黄金の手』というフランス語の名前を付けられた本馬ヤマニンマンドールです。
ここ数年、2歳競走でなかなか成績を残すことができなかったヤマニン軍団ですが、今年は原点に立ち返る育成プログラムで巻き返しを図っている1年目。良血馬も下したヤマニンマンドールの走り、期待が掛かります。厩舎もヤマニン軍団の血統を知り尽くし、同馬の母、祖母、曾祖母と手がけた馴染みの浅見厩舎。
果たして、ヤマニンマンドールの黄金の手は、タイトルに届くのか!? いや、今こそ私たちの声援で、届かせてみせましょうともっ!
チーム・ヤマニンマンドールのがんばりに期待です。
【登録頭数:14頭】
(フルゲート:18頭)アクティブミノル
サフィロス
ワキノヒビキ
ニシノラッシュ
アポロノシンザン
ウォリアーズソウル
オープンザウェイ
ケンブリッジゴール
コウソクコーナー
ゴールドペガサス
セカンドテーブル
マイネルグルマン
ヤマニンマンドール
ロンバルディア
さて、少しヤマニン倶楽部のお話を。
ヤマニン倶楽部には、ヤマニン軍団を応援する様々な方が参加して下さってます。その中でも古くからお付き合いのある方が、関西在住の hi-roさん です。
hi-roさんは、ヤマニンザナドゥが大好きで、好きなあまりバイクで牧場に会いに行ってしまったという方です(^^) HPを介して知り合って以来、長きにわたって一緒に応援して頂いている同志です。ヤマニンシュクルのGI制覇を、阪神競馬場で一緒に見届けた仲でもあります。ヤマニンエマイユが活躍し、今またその子ヤマニンマンドールの活躍。羨ましいですね^^
hi-roさん、まだまだ応援しようっ!
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