これが競馬ゲームなら、間違いなくGI馬! ヤマニン倶楽部ならではの逸話も紹介。ヤマニンブラズーカ!
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ヤマニンブラズーカ(牡3 父ディープインパクト 母ヤマニンシュクル)、浅見秀一厩舎に登録。
※期待するな、という方が間違っていますという超良血馬・ヤマニンブラズーカが所縁の厩舎・浅見秀一厩舎に登録しました。父は今をときめくディープインパクト、母は阪神JF(GI)勝馬ヤマニンシュクルです。ヤマニンを代表する、2歳のなかでも超良血馬です。POG等で気になっているサポーターも多いことだと思います。
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さて、このブラズーカ。競馬ゲームファンにはたまらない逸話の持ち主なんです! ヤマニン倶楽部ならではの逸話をご紹介致します。
それは、昨年・2014年の北海道見学の時のことでした。錦岡牧場新和育成場のパドックの1つに放牧されていたのが、ブラズーカでした。ジュエリー-シュクルの血統は、特徴のない顔が1つの特徴になっています。下の写真は、そのときの様子です。こちらに興味津々なのが、若駒らしいところです。ただ、他の若駒よりも元気そうで、こちらをずーっと愉しげに観察しているのでした。
後に関係者の方に質問すると、シュクルの仔だと言うのです。
「最近、預託していた牧場から戻ってきたんだけど、まだ環境に慣れてなくて走り回るから、怪我が怖くてパドックに入れているんだよ」
との説明でした。たしかに元気そうで、落ち着かなさ気な様子です。若駒たちを放牧地に入れると、馬は群れを作ると動物ですから、1頭が走れば、みんながそのあとを付いて走ってしまう……怪我が怖い、というのは当然のことです。とはいえ、小さなパドックに入れるのは可哀想です。そう尋ねてみました。
「そう思って、少し大きめの放牧地を今、作っているところ。できたらそちらに移すつもりです」
とのこと。早くできるとイイネ、とその日は立ち去ったのでした。
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翌々日、再び育成場を尋ねると、いよいよ小さな放牧場ができたとのこと。シュクルの仔=ブラズーカを放すところだと言うのです。それは是非見せて欲しいと、牧場の従業員の家族の方や子どもたちが遊んでいるなか、その様子を見せて頂きました。
元気そうに首をあげて引き出された1歳のブラズーカは、放牧地に入ると走る走る! 田近にこの様子では、とても危ないように思われるぐらい、狭い放牧地を右へ左へ全力疾走しています。
隣の放牧地では、1歳の仔馬たちが、「なんだなんだ」と様子をうかがいに来ています。
この仔たち、女の仔なんです(^^; 新しい男の仔の登場に興味津々です。
落ち着いてくれるまで時間は掛かるそうなので、その様子を見守り、一息ついた頃に、関係者ともどもその場を後にしました。
でも、やっぱりかわいい子なんですよねー^^
「他の馬も観る?」
と誘われたのかどうか覚えていないのですが、この時私たちは、小さな放牧地を背にして、側にある1歳馬の厩舎のなかで、他の仔馬たちも見せて頂き、写真を撮ったりしていたのです。と、そのときです……
『パカパカパカ……』
背後から、馬の蹄の音がします。
スタッフの仕事を邪魔してはいけないと思い、「すみませーん」といいながら通路の脇に避けつつ、背後を振り向くと……うわっ!
『ダカダカダカ……パカパカ……』
私の驚いた様子に、びっくりして脚を踏みならすブラズーカのかわいい顔があるではありませんか(;^_^A
私が驚いたら、それに驚くなんてね仔馬さんです。にしても……
「あらー、牧柵飛び越えちゃったんだねー(;^_^A」
「やっぱり牧柵低かった~(^◇^;)」
「やんちゃ坊主だなぁ~(^▽^)」
と、スタッフさんの声、声、声。
そうです、ブラズーカは牧柵を跳び越え、私たちの側まで来てしまったのです!
牧柵が低かったとは言え、大した身体能力と可愛げです^^
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というわけで、『牧柵越え』というイベントは、競馬ゲームではGI勝利の合図です。是非応援しましょう!(笑)
実現すると嬉しいけど、現実世界は厳しいですからね。でも、夢を見せてくれるお馬です! これを読んだ方、是非一緒に応援してください!
http://pr.db.netkeiba.com/horse/2013101782/ (netleiba)
少し残念なのは、浅見厩舎所属場は、早めに育成場を出てしまうため、今年は牧場で会えなかったことです。今も元気で、頑張っていることと、私は思っています。
コメント
コメント一覧 (1件)
う~ん。シュクルの仔で、3冠馬の息子ということで期待したいですね~。現状どこらへんでデビューしますかね~。まずは無事デビューして欲しいですね。。。