岩手からの中央再登録組の力強い走りを観たか!? 東北で魅せた!!
7/9
福島9R 須賀川特別 ヤマニンガラッシア(戸崎圭)
小倉7R 3歳未勝利 ヤマニンアンフィル(★今村)
《今年の通算成績》
たぶん、ヤマニン倶楽部開設以来初の出来事ではないでしょうか? 何が起こったかというと、出走機会全勝という2連勝の土曜日となったことが、です。皆さん、おめでとうございます! しかし、今の勢いを表しているかのような連勝劇でした。
小倉・未勝利に出走したヤマニンアンフィルは、前週・重賞初騎乗初勝利をあげ勢いに乗る今村騎手だったとはいえ、ヤマニン軍団としては重賞タイトルを伺うヤマニンサンパの半妹の出走。前向きな気性が結果に繋がらないことを考慮して、陣営は距離短縮を選んだ今走、スムーズなスタートから先行すると、直線に向けて先頭に立ち、後続を引き離した今村騎手の手綱はお見事! ただ、スパートで手前を換えられずにいたのではないかという報道があり、「手前替えずにあの結果!?」という驚きと、今村騎手のさらなる成長に期待というプラスの空気が流れてきました。いずれにしても3番人気に指示されたヤマニンアンフィルの勝利は、とても清々しいものでした。今村騎手もヤマニンアンフィルも、さらなる高みを目指してもらいたいですね。
ヤマニンアンフィルの画像は、Twitter経由で @misonikomi さんからご提供頂きました。突然のご依頼にもかかわらず、ありがとうございます!! ヤマニンサポーター全員からの感謝をお送り致しますm(_ _)m
そして、今週は辻厩舎3騎がスタンバイするヤマニン軍団。その先鋒を務めるのはヤマニンガラッシアです。実は辻厩舎、函館2Rでキュートヘスティアが勝利を飾っており、素晴らしいスタートを切ったあとでした。ヤマニン軍団も辻厩舎もイケイケ状態でのヤマニンガラッシアの出走だったのです。
ヤマニンガラッシアの母は、湯沢特別や岩谷特別など中央4勝をあげた、ヤマニン軍団には珍しいタイキシャトル産駒のヤマニングルノイユです。母系はどちらかというとヤマニンベン牧場や廣田伉助氏生産系ですが、素質は認められており、ディープインパクトを配合されたという経緯があります。ヤマニン軍団には時々ある「馬になんでカエルと名付けるのか( ̄∇ ̄)」という可愛い名付け由来があります。期待された産駒はなかなか成績を残すことができませんでしたが、3番仔のヤマニンガラッシアも期待に比した活躍を当初することができず、2020年9月、4走目となった未勝利戦9着をもって岩手競馬に移籍していました。岩手のヤマニン主戦である伊藤和厩舎で立て直しを図ったヤマニンガラッシアは規程である3勝をあげ、翌年3月に中央再登録を果たしました。当初はなかなか成績を上げられていませんでしたが、辻厩舎で鍛えられ、11月頃からは掲示板の常連となり、中央初勝利を期待されていました。しかしまさか特別競走で初勝利をあげるとは!? しかも見事な勝利でした!!
ガラッシアの馬名の意味は、「天の川」です。見事に日曜日の二騎にバトンを渡すことができました!
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