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8/20 ヤマニンウルス 2歳レコードで圧勝!

2022年14勝目・ヤマニンウルス

確勝期したヤマニンサルバム、内側の馬場は厳しかったか3着まで。


8/20
札幌4R 3歳未勝利 ヤマニンフェリクス(▲西塚)
新潟2R 3歳未勝利 ヤマニンクラビーア(伊藤工)
小倉6R 2歳新馬 ヤマニンウルス(★今村)
小倉10R 宮崎特別 ヤマニンサルバム(藤岡康)

今年の通算成績

小倉6Rでデビューしたヤマニンウルスですが、私たちの記憶に残る走りを見せてくれました。
1番人気に指示されたヤマニンウルスは、今村騎手の手綱で2番手でスタートすると、4コーナー手前で「早すぎないか?」と思う方も多かったスパート。4角で先頭に立つと、するすると進出し、あれよあれよと後続を引きちぎる圧勝劇を演じてみせたのでした。2着馬とは4.3秒という大差を付けて、このタイム差は1986年以降の平地競走における3.6秒を36年5カ月ぶり、大幅に更新する着差でした(1986年3月1日 ツキノオージャが3歳新馬で記録)。また、勝ちタイムとなった 1:44.3 は、ダート1700mの中央競馬レコード及び小倉競馬場 2歳コースレコード、2021年9月4日 小倉2R でコンクパールが記録した1:44:8を0.5秒更新するものでした(中央競馬レコードタイム表)。

【今村聖奈騎手】31勝目はド派手に! JRA平地最大着差&2歳レコード GⅠ騎乗可能に 【ヤマニンウルス】

斉藤崇史調教師
「調教の動きがよく、きょうもいい走りでした。真面目で素直で、最後までしっかり走れていました。ゲートで待たされたのも、いい経験になりましたね。いずれは芝でもと思いますが、まだキ甲も抜けず緩さがあるので様子を見て」

スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20220820-OHT1T51128.html?page=1

まだまだ成長途上の身体のため、馬体が緩いということでダートでのスタートになりましたが、斉藤師のコメントからもゆくゆくは芝にチャレンジしたい意向が語られていました。真面目で素直ということで、これからの走りにも期待せずにはいられません。

1着 ヤマニンウルス(今村聖奈騎手)
「ヤマニンアンフィルの弟にあたる血統ですが、兄弟でタイプが違います。返し馬で放馬があったり、ゲートでゴチャついたりしても物怖じせず、大人という感じがして堂々としていました。調教通りの動きでした。前の馬を目標にいつでも動ける態勢でした。直線はまだ遊びながら走っていました。後ろの足音が聞こえなかったので、最後は流していました。強い走りでした。返し馬から砂を被せたりしていましたが大丈夫でした。強い馬に乗せてもらいました。」

ラジオNIKKEI http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_27194.html

鞍上・今村騎手にとっても記念すべき通算31勝目となりました。
ヤマニンウルスが物怖じしないでレースに集中できていたこと、まだまだ遊びながらの走りで力を秘めていることを語ってくれています。元記事には、注目を集めることでの苦悩も少し語られていますが、それらもはね除けてヤマニンウルスをキッチリと勝たせてくれた手腕は、お見事というしかないものでした。
今年最初の2歳馬デビューは、ド派手なものとなりました。ここから順調に実績を積み上げてくれることに期待したいと思います。

今回のド派手なヤマニンウルスの勝利について、新型コロナ禍もあり写真が一枚も手元にないなか、Twitter経由でリクエストさせていただき、かずぅんさん(@kazu2010_689)にご提供頂きました。かずぅんさん、ご快諾頂きありがとうございます! かずぅんさんは、カフジ・アスター冠名馬を応援されているとのこと。カフジオクタゴンが先日のレパードS(G3)で重賞制覇を飾っております(おめでとうございます!)。同じ中京馬主会所属のオーナーを応援しているということで、これからもよろしくお願いいたします^^

かずぅんさん(@kazu2010_689)にご提供頂いたヤマニンウルスと今村騎手の勇姿

さて、本日確勝を期したヤマニンサルバムでしたが、圧倒的な人気をかぶりながらも3着に留まり、勝ち星を重ねることができませんでした。残念!

3着 ヤマニンサルバム(藤岡康太騎手)
「スタートが良く、他に行く馬もいないので自分で競馬を作りました。最後までよく頑張っています。勝ち切れなくて申し訳ありません」

ラジオNIKKEI http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_27199.html

……小倉開催も後半戦に入り、直線内外でかなり差が出ている馬場でしたね。そんななか、内に進路を取った(取らざるを得なかった)ヤマニンサルバムには、少ししんどい競馬になってしまったかも知れません。なんとか勝ち星を積み上げて秋を迎えたかったところですが、2走続けてステイしてしまいましたが、何もまだ終わっていません。引き続き応援していきましょう。
ヤマニンクラビーアヤマニンフェリクスには厳しいレース結果でした。

本日出走した面々 by ヤマニン倶楽部

2022年14勝目・ヤマニンウルス

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