ヤマニンガラッシアは7番人気と低評価も最速のあがりで4着。陣営の挑戦は新しい可能性示す!
9/11
中山9R 白井特別 ヤマニンガラッシア(岩田康)
《今年の通算成績》
昇級戦にもかかわらず、成功体験に縛られることなく2走連続で距離延長して特別競走に挑んだヤマニンガラッシアは、中距離戦らしくゆっくりとスタートすると、1週目は最後方の位置取り。4コーナーで仕掛けると、馬場中央を最速の末脚で伸びて4着と低評価を覆る好走を見せてくれました。
未勝利戦を勝ち上がることができず盛岡に転厩した経験を持つヤマニンガラッシアですが、盛岡で3勝を飾り2021年3月JRAに再登録を果たすと、7月頃からコンスタントに上がりタイムで好時計を記録するようになった。昨年11月に初の3着を記録すると安定感のある走りを続け、今年7月には福島・須賀川特別(1勝クラス)でJRA初勝利を飾った。芝短距離で結果を出していたこともあり、昇級戦となる前走は1ハロン延長で8着し、今走では芝1800mとさらに1ハロン延長して臨んだ陣営の、ヤマニンガラッシアの能力を見極めた選択であったことを示した。さすがです、辻先生!
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