自慢の末脚でクビ差まで迫ったヤマニンマヒア・ジャンプレースにも光!
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中山8R 中山新春ジャンプステークス ヤマニンマヒア(石神)
中京10R 寿ステークス ヤマニンサルバム(浜中)
《今年の通算成績》
鮮やかな勝利でした!
オープン入りと連勝のかかった中京10R 寿ステークスに登場したヤマニンサルバムは、パドックで少しチャカついたところを見せていたこともあり、単勝人気は直前まで2-3番人気で推移していましたが、終わってみれば1番人気に支持されていました。中京で既に3勝をあげていたこともあり、現地競馬ファンたちが一斉に購入したのではないかと思いました。レースも、前走に続いて行きたがるところを宥め、前に馬を置いた浜中騎手の手綱で3番手追走という絶好位を確保して向こう正面を迎えていました。人気・実力のある先行馬らしく、道中きっちりとマークが付いていましたが、3-4コーナー内々を回り、他馬が一斉に仕掛けに入るところも一拍我慢。直線抜け出すための進路を見極め、前を行く2頭の外側に進路を決めてからスパート。中京の坂を駆け上がるとグングンと加速し、2着馬に1馬身4分の1差をつける鮮やかな勝利となりました。
手綱を取った浜中騎手は、
1着 ヤマニンサルバム(浜中俊騎手)
ラジオNIKKEI https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_28386.html
「行く馬がいなければ行っても良かったのですが、なるべく我慢をさせたいと思っていました。結果、外の馬が行って、その後ろで我慢をする競馬ができました。最後もしっかり反応してくれました。中京競馬場も相性がいいようですが、ポテンシャルを感じるので、上に行っても楽しみです」
とコメント。ヤマニン軍団4頭目となるオープン馬が誕生しました。多士済々の準オープンを1戦で突破したヤマニンサルバム。前走に引き続きともに走った騎手たちのコメントでも、
2着 ゼッフィーロ(松山弘平騎手)
ラジオNIKKEI https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_28386.html
「外枠で厳しいなか、1コーナーを回るまで横並びでした。そのなかでポジションを上げてコーナーを回っていきました。そこで我慢をしてくれました。最後も伸びてくれましたが、勝ち馬は強かったです」
と認めてくれており、今後の走りにますます期待が集まります。
一方、中山8R 中山新春ジャンプステークスには、暮れの福島開催で障害レース初勝利を飾ったヤマニンマヒアが登場。名手・石神騎手とのコンビを継続し、ジャンプ・オープン競走に初挑戦しました。
中山新春ジャンプS・パドックの様子
終始最後方でのレース運びとなりましたが、2周目3コーナーから加速を始めると一気にまくり、最後の直線は外から脅威の末脚を発揮。勝馬にクビ差にまで迫る走りで2着と幸先の良い結果を出してくれました。飛越にはまだ課題が残るところもありましたが、思い通りのレース運びであわやの場面までつくれたこと、特にジャンプレースの本場とも言うべき中山のコースで結果を作れたことは、今後に期待を持たせてくれました。次走にも引き続き期待したいと思います。
中山新春ジャンプS・本馬場入場とレース
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