前走・山藤賞(1勝クラス)を快勝したヤマニンアドホックは、6月30日 福島・ラジオNIKKEI(G3)を予定。
netkeibaによると、前走・山藤賞(1勝クラス)を快勝、オープン入りを果たした後放牧に出ているヤマニンアドホック(牡3 美浦・辻哲英厩舎)は、次走、2024年6月30日 福島競馬場で開催される第73回 ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m)を予定と報じました。
ヤマニンアドホックは、父ノヴェリスト×母ヤマニンアドーレの3歳牡馬。2023年10月 東京の2歳新馬で3着デビューすると、続く12月中山・2歳未勝利で初勝利を上げ、今春3月の自己条件で6番人気を2着、前走・山藤賞も4番人気で1着と、放牧を挟みながら評価に関係なく安定した走りで勝ち星と経験を積みあげてオープン入りしていました。前走後も放牧に出ていますが、この馬の場合は通常運転と言えるでしょう。
母ヤマニンアドーレは、2004年 ダイワエルシエーロが優勝した優駿牝馬(GI オークス)3着馬で、府中牝馬S(G3)、新潟記念(G3)と重賞2勝を飾ったヤマニンアラバスタの一人娘で、ここまでデビューした半姉ヤマニンデンファレ(現役3勝)、半姉ヤマニンパニータ(引退1勝)がいずれも勝ち上がっており、近年錦岡牧場で注目される血統。ニシキノに遡るその牝系からは、ヤマニンファルコン、ヤマニンアーデン、ヤマニンリコールといった重賞勝馬や活躍馬を輩出し、たびたび生産牧場の苦境を救ってきたと言われるファン・サポーターにも関係者の皆さんにも思い入れの深い血統です。
またラジオNIKKEI賞といえば、2012年に1番人気で支持されたヤマニンファラオ(安藤勝騎手)が2着に敗れたレース。
ヤマニン軍団の忘れ物を、取り返しに行きましょう!
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