ウルスの半弟が、遅咲きの勝利でクリスマスプレゼント^^
12/22
京都12R ジングルベル賞 ヤマニンアルリフラ(M.デムーロ)
===今週の錦岡牧場なお馬===
12/22
中山8R 冬至特別 フラッシュアーク(菊沢一)
《今年の通算成績》
兄姉に、ヤマニンサンパ、ヤマニンアンフィル、ヤマニンウルスがおり、当然ながら期待が大きいヤマニンパピオネ産駒ヤマニンアルリフラでしたが、力を示ししつつ1月にデビューしてから勝ちきれないレースが続きました。秋に入り未勝利戦が番組表からなくなってしまったとしても、そこで諦めてしまうような馬ではない――8月の7走目となった未勝利戦で11着に敗れると、陣営は当然のように立て直しからの格上挑戦を決断。10月に3歳以上1勝クラスで3着で、十分格上クラスでも勝利を目指せることを確認できている状況ではありました。
驚きは、今回のさらに格上となる2勝クラス・ジングルベル賞への登録でした。しかし、よくよく条件を確認すると、ハンデ戦である事が判ります。陣営、相当策士では? 出走を決めたヤマニンアルリフラの斥量は53.0kg。スタートを切る前からプラス材料が揃いつつあったこともあり、4番人気に支持されていました。
五分にスタートしたヤマニンアルリフラは先頭から4番手につけると、一旦控えて先頭集団を見る位置での待機してコーナーリング。直線に向くとスムーズに外目に馬を誘導すると、まっすぐと芦毛の馬体が末脚を伸ばし、最速の上がり33.7秒を計時し、2着馬に2馬身半差をつける快勝となりました。
未勝利馬の身での2勝クラス・特別競走での初勝利。陣営の采配に唸りながらも、着実に成長してきたヤマニンアルリフラにも注目したいところです。
1着 ヤマニンアルリフラ(M.デムーロ騎手)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_33899.html
「乗るにあたって何も問題は無かったです。レースはとても上手です。スタートも上手です。3、4コーナーで息を入れて直線に向いたらよく伸びてくれました」
冬至特別に出走したフラッシュアークは、後方待機した者の末脚を伸ばせず、15着となりました。
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