降り続く雨と不良馬場では、ヤマニンサルバムとて奏でることなく7着に……
前日から降り続く雨は、強くなることはあっても、止む素振りはほとんど見せることなく降り続け、新潟競馬場の馬場を芝・ダートともに、終日不良にさせるものとなりました。この不良馬場と雨は、金鯱賞(G2)からの巻き返しを企図した陣営にとっても招かれざる客というべきもので、ヤマニンサルバムにとってプラス要素を探すことは、少し困難なもののように思えました。
本当に雨が強く、カメラのオートフォーカスもなかなかあわないほどの悪天候でした。私の撮影した写真も、よく見ると、雨筋までしっかりと映り込んでいる様子でも、その強さがご理解頂けるものと思います。パドックの様子はいつも通りでした。
本馬場にすんなりとキャンターで降ろすと、いよいよレース本番です。
われらがヤマニンサルバムは好スタートを切ると前走の反省もあり徐々に押さえます。スタート直後は先頭を伺う勢いで5番手と先頭集団にいるものの、さらに下がり、9番手で第3コーナーへと入っていく。先頭はセイウンハーデスで4コーナーを回り、ヤマニンサルバムは10番手で長い直線へー-。
しかし、カラテとセイウハーデスはそのままずいずいと後続を突き放し、カラテが勝利! 逃げ粘ったカラテが3着。凄い脚で突っ込んだイクスプロージョンが3着となった。
ヤマニンサルバムは全走と同じく、7着という結果に終わりました。
「ここまで馬場が悪くなると馬がかわいそうでした」
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_29318.html
レース後の浜中騎手のコメントがすべてで、ヤマニンサルバムには文字通りの意味で不運なレースとなりました。次走が確定しているわけではないですが、次に期待しましょう。
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