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【2014年 新春企画】ヤマニン10大ニュース2013

ヤマニン倶楽部が選出した、2013年ヤマニン10大ニュースを公開致しました。嬉しいことも、大きな哀しさがうわ回りました……

ヤマニン10大ニュース・スライダー

みなさん、改めまして明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年末、ヤマニン倶楽部ホームページ上で実施されたオンラインアンケートをもとに、20131221日 有馬記念(GI)前日に開催されたヤマニン倶楽部 忘年会で協議の結果、201310大ニュースを決定しました。

みなさん全員の想いを乗せております。いよいよ発表です!

第1位 重賞2勝馬ヤマニンアラバスタ、逝く……(8月)
第2位 ハノハノ、オープン勝利を含む3勝!
第3位 ヤマニンキングリー、10度目のGI挑戦!(2/17)
第4位 ヤマニンウイスカー、激走の勢い維持し京都金杯(G3)3着! (1/5)
第5位 好調ヤマニン軍団! 1~12月まで毎月勝利を飾る23勝!
第6位 あの阪神JF以来 シェリル→プードレのヤマニン1-2フィニッシュ!(8/25)
第7位 ヤマニンアリエッタ、2歳世代初出走初勝利!(6/16)
第8位 ヤマニンクレマ、門別で5連勝!(11/13)
第9位 ヤマニン倶楽部 290,000HITS(11/23)
第10位 ヤマニンバッスル、トウカイテイオー産駒の会のサポートで乗用馬へ

以下に、選出の詳細を記載いたします。


第1位 重賞2勝馬ヤマニンアラバスタ、逝く……(8月)

早過ぎる他界を惜しむ声が非常に大きく、2013年10大ニュースのトップは、ヤマニンアラバスタが選ばれました……。
実は、今回一番意見が別れました。10大ニュースが未来を見据えたものにしたいという熱い思いを持ったメンバーがいる一方で、ヤマニンファンの心を揺さぶった大きなニュースのなかで、アラバスタを超えるものはあるのか、という意見です。最終的に、私たちはこの悲しみを乗り越えて前に進まなければならない、という想いで一致し、賛成多数でヤマニンアラバスタの他界を選出しました。
改めまして、現役時代に府中牝馬S(G3)、新潟記念(G3)の重賞2勝を飾り、クラシックレースにも出走、オークス(GI)で3着の好成績を残しました。芦毛の小さな馬体で懸命に走る姿に年年ファンが増え、パドックに掲げられる応援幕枚数も多数ありました。
現役生活の後半は、決して順調ではありませんでしたが、関係者の懸命な立て直しでターフに幾度も復帰しました。
ヤマニンアラバスタの牝系は、生産者・錦岡牧場が新冠町に移設されて以降、ヤマニンファルコン、ヤマニンアーデンという重賞勝ち馬を輩出しており、母ヤマニンリコールも函館記念(G3)2着のあり、とてもウレシイ活躍でした。引退後は錦岡牧場を代表する繁殖牝馬となることを期待され、初仔ヤマニンアドーレを送り出しました。しかし、芦毛特有のメラノーマに打ち勝つことができず、2013年8月、錦岡牧場新和育成場で早過ぎる死を迎えました。
ヤマニンアラバスタの一粒種となったヤマニンアドーレに後継の期待がかかりますが、陣営は今のところ現役続行を選択。なんとか牝系の継続に貢献してもらいたいものです。

ヤマニン倶楽部もTwitterを活用していますが、当日のリツィートの様子は、過去ないものでした。決して数は多くないと思いますが、ヤマニンアラバスタのファンの悲しい気持ちを代弁しているようでした。

アラバスタ、お疲れ様でした。この哀しさを乗り越えて、ヤマニン軍団は前進します。

ヤマニンアラバスタと初仔

ヤマニンアラバスタと初仔

 

第2位 ハノハノ、オープン勝利を含む3勝!

2013年で最多勝利を飾ったハノハノ。
11月には京洛ステークスでオープン勝ちまで飾ったハノハノが2位に選出されました。長らく素質を評価されていましたが、遂に開花。これからの重賞戦線での活躍にも期待したいと思います。

ラピスラズリSのハノハノ

ラピスラズリSのハノハノ

 

第3位 ヤマニンキングリー、10度目のGI挑戦!(2/17)

本企画で昨年までの4年連続でね年度代表馬に選出され続けたヤマニンキングリー。2013年もフェブラリーステークス(GI)に挑戦し、自身10度目となるGI挑戦を果たしました。残念ながら中央登録を抹消することになりましたが、川崎競馬への電撃復帰を発表。現在、能試を無事合格し、地方デビューへ向けて調教を積んでいます。
ヤマニンキングリーの再挑戦に、これからも注目していきたいと思います。

中央登録抹消直後のヤマニンキングリー

中央登録抹消直後のヤマニンキングリー

 

第4位 ヤマニンウイスカー、激走の勢い維持し京都金杯(G3)3着! (1/5)

2012年のキャピタルステークスの激走は、今でも記憶に残っています。 2013年初頭、その活躍をもっとも期待されていたヤマニンウイスカー。期待通り年初の京都金杯(g3)に出走すると、武豊騎手を背に3着と好走しました。
しかし残念ながら長期休養に入り、2013年末に調教中の故障で登録を抹消することになりました。来年も大きく期待されていただけに残念な結果でした。

東京新聞杯 パドックのヤマニンウイスカー

東京新聞杯 パドックのヤマニンウイスカー

 

第5位 好調ヤマニン軍団! 1~12月まで毎月勝利を飾る23勝!

2013年は、ヤマニン軍団が毎月勝利を飾る年間23勝という素晴らしい良績を残しました。 どんなに好調な年でも好不調の波はどうしてもあるものですが、毎月コンスタントに勝利を挙げ続けたのは、素晴らしい戦績でした。

詳細戦績は、こちらでご確認下さい。

実はこの毎月勝利の影で、ヤマニン倶楽部 関西班が大活躍でした! 関西班8.13さん(またはハッサン)は、4場で5勝を見守るという金字塔を打ち立ててくれました。

  • 小倉 ヤマニンアルシェ
  • 中京 ヤマニンプードレ、ヤマニンプチフール
  • 阪神 ヤマニンアリエッタ、ヤマニンメンヒル
  • 京都 ハノハノ

ヤマニン倶楽部メンバーの活躍にも期待したいですね!!

 

第6位 あの阪神JF以来 シェリル→プードレのヤマニン1-2フィニッシュ!(8/25) 

2013年8月25日、小倉7R 3歳上500万下でヤマニン軍団久々の素晴らしいできごとがありました。逃げるヤマニンシェリルと、追い込んだヤマニンプードレが1-2フィニッシュを決めたのです! よくあることのようにも思われますが、2003年12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) ヤマニンシュクル→ヤマニンアルシオン以来という久々の快挙だったのです! 

こんなハッピーなレースがたくさんあるとウレシイですね^^

ヤマニンシェリル

 

2013/7/7 ヤマニンプードレのウイナーズサークル

2013/7/7 ヤマニンプードレのウイナーズサークル

 

 

第7位 ヤマニンアリエッタ、2歳世代初出走初勝利!(6/16)

2012年は2歳世代の勝ち上がりが遅く、やきもきさせられました。
2013年は、6月16日 阪神開催でヤマニンアリエッタが快勝を収め、新馬勝ちを果たしてくれました。一安心な勝利でした(笑) このレースは出遅れ気味のスタートながら前との差を詰めての差し切り勝ちと、とても評価できる内容でした。
以降あまり良碩を残せずにいますが、基本的に距離伸びてこそと思われる内容で、3歳となる今年の活躍に期待せずにはいられません。

アルテミスS(G)パドックのヤマニンアリエッタ

アルテミスS(G)パドックのヤマニンアリエッタ

第8位 ヤマニンクレマ、門別で5連勝!(11/13)

秋は寂しい季節です。3歳までに結果を残せなかった馬たちが、次々に登録抹消されるからです。ヤマニンクレマもそんななかの1頭に過ぎませんでした
しかし、移籍先となった門別で破竹の5連勝を飾ることになったのです! いくら地方とはいえ、5連勝はなかなか達成できない成績です。
冬期はレースがないこともあり、中央に再移籍を果たしたヤマニンクレマのこれからの戦いに、期待しましょう。

ヤマニンクレマ 中央復帰戦

ヤマニンクレマ 中央復帰戦

 

第9位 ヤマニン倶楽部 290,000HITS(11/23)

「このヒット数って、Information Center のだよね?」と言われましたが、いえ、「Home」のものです。コアユーザーほど入り口は通らないものですよね、はい、気にしておりません(笑)

これもひとえに、2000年の活動開始以来、みなさまの変わらぬサポートのおかげです。いっしょにヤマニン軍団の馬たちを応援できたことは、私の大事な宝ものです。これからもよろしくお願いいたします!

 

第10位 ヤマニンバッスル、トウカイテイオー産駒の会のサポートで乗用馬へ

今年注目のニュースの一つが、「トウカイテイオー産駒の会様のサポートで乗用馬転向へ」でした。
競走馬たちの行く末というのは、追ってはいけないというのが通常言われることです。そして不思議なことに、後を追えば途切れてしまうものです……。中央を登録抹消後、川崎競馬場で現役生活を続行していたヤマニンバッスルでしたが、「父トウカイテイオーに似ている」ということで、ファンのみなさんのサポートを受け、乗馬へ用途変更されることになりました。このようなサポートを受けられる馬は、ごくごく一部なのです。
ヤマニンバッスルがファンの皆さんのサポートを受け、乗用馬として立派に育つことを、今は祈ってやみません。

鋸山特別 パドックのバッスル

鋸山特別 パドックのバッスル

 

 

 

以上、2013年のヤマニン倶楽部 10大ニュースでした!

みなさんのご意見も、是非聞かせてくださいね(^^)
新春企画「2013年の活躍馬たち・2014年の期待馬たち」もご覧くださいませ~

 

(2014年元旦)

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