マーチS(G3)情報から一転、阪神・コーラルSへ。挑戦は続きます――
3月7日、netkeibaによると、前走、小倉・小倉大賞典(G3)で10着だったヤマニンウルスの次走予定が、3月15日 阪神競馬場で開催されるコーラルステークス(OP・ダート1400m)であると報じました。
思えば、名古屋大賞典(Jpn3)、小倉大賞典(G3)の走りを観ていると納得の距離短縮ですね。間隔を詰めて使えることもプラス評価で、この挑戦を見守りたいと思います。
ヤマニンウルス(牡4 栗東・斉藤崇)は、新冠・錦岡牧場で産まれた父ジャスタウェイ・母ヤマニンパピオネの牡馬。デビュー戦では後にJBC2歳優駿(Jpn3)を優勝するゴライコウを4秒3差をつける2歳レコードタイムで勝利し、これはJRA平地競走の最大着差という記録となりました。初勝利後、調整を続けたものの年末にいったん退厩。京都・宇治田原優駿ステーブルで調整されてのち、2023年4月に帰厩すると京都 3歳1勝クラス に武豊騎手とともに出走。2着馬に1秒、6馬身差をつける楽勝劇を飾ってみせました。ふたたびの放牧後、11月の京都 3歳以上2勝クラス ではルメール騎手とのコンビで出走し、3連勝。さらに休養を挟んだ今年1月には京都 雅ステークス(3勝クラス)に出走すると、ステッキを使うことなく2着馬に1馬身1/4の差を付けて快勝。7月 小倉・プロキオンステークス(G3)で重賞に初挑戦すると、これもお手本のようなレース運びで他馬を寄せ付けず無傷の5連勝で重賞初制覇を飾りました。ますます評判が高くなり、秋はチャンピオンズカップ(GI)を目標として調整されたものの補欠1番手で除外となり、名古屋大賞典(Jpn3)に切り替えて出走したものの、連勝を「5」でストップさせる6着と初黒星を喫しました。明けて2025年、賞金上積みを目指して2月 アルデバランS(OP)に登録したものの、除外。適鞍がないこともあり小倉大賞典(G3)で芝レースに初挑戦するも10着となっていました。
コメント
コメント一覧 (2件)
頑張って貰いましょう!
地方の重いダートを使ったり、芝を使ったりの【迷走】は何だったんだろう?
底が見えた気もするが、心機一転本来の戦場で頑張って欲しい!