半弟ヤマニンアルリフラはスタートの不運がゴール前響いて……
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京都5R 3歳新馬 ヤマニンアルリフラ(ルメートル)
京都10R 雅ステークス ヤマニンウルス(武豊)
《今年の通算成績》
ヤマニンサポーターの私たちにとって今週の注目は、なにはともあれ3連勝中のヤマニンウルスが、3勝クラス・雅ステークスでどんな走りをみせてくれるか? だったのではないでしょうか。
2番人気に支持されていた逃げ馬ミラクルティアラがスタートで座ってしまうと、先頭に押し出されてしまったレガーメペスカにとってやりづらいレースだったかも知れません。武豊騎手の手綱でエスコートされたヤマニンウルスは、無駄なくレガーメペストの後ろに張り付くと、終始ぴったりと付いていくやりやすいレースの形になってしまいました。まるで前走の再現? ヤマニンウルスの背後には虎視眈々とマークする馬たちが並ぶ。しかしヤマニンウルスはあくまでもマイ・ペースでの競馬。3角で徐々に取り付くと、直線を向くと自然と先頭に立って後続を引き離しに掛かる。背後でマークしていた馬たちの鞍上で騎手が大きなアクションでしごいて見せてもついていくことができず、そのなかの1頭だった川田騎手騎乗のバハルダールが鋭い末脚をみせると、思わず少しだけアクセルを踏んだ武豊騎手によりさらに加速したヤマニンウルス。1馬身1/4の差を付けて快勝した。ここまでステッキを使用するシーンはありませんでした。
1着 ヤマニンウルス(武豊騎手)
「返し馬では硬さを感じましたが、レースでは問題ありませんでした。徐々に競馬を覚えてきて、行きっぶりが良過ぎました。やはり能力がありますね。これからが楽しみです」2着 バハルダール(川田将雅騎手)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_31202.html
「馬の具合は良かったです。その分気難しさを出していました。勝ち馬は強かったです」
これでヤマニンウルスは無傷の4連勝となり、噂に違わぬ実力を示して見せました。さすがに4連勝は並みの馬には実現することはできません。これからが本当に楽しみな馬になりました。2着馬の川田騎手に「強かったです」と言わしめたのは、さすがですね。
京都5Rには、ヤマニンウルスの半弟ヤマニンアルリフラが圧倒的な1番人気でデビューしたものの、スタートで他馬とぶつかってしまって後手を踏み、これをリカバーするべく努力したのですが直線最後脚色が残っていませんでした。次走以降に期待したいところです。
京都5R 3歳新馬 ヤマニンアルリフラ・7着
京都10R 雅ステークス ヤマニンウルス・優勝
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