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懐かしの晩成馬エルフィン産駒ヤマニンソウェイル 栗東に登録

競走馬登録・ヤマニンソウェイル

未勝利戦を勝てないまま8歳まで走り、重賞出走で引退したヤマニンエルフィン産駒。


▼3/23登録分
ヤマニンソウェイル(牝3 父タリスマニック 母ヤマニンエルフィン)、栗東・松下武士厩舎に登録。

皆さん、ヤマニンエルフィンの名前を覚えていらっしゃいますでしょうか?
ヤマニン倶楽部では、一時期とても話題のぼった牝馬です。この時期に初仔が競走馬登録するとは、如何にも彼女っぽいと思わず笑ってしまったサポーターも多かったのではないでしょうか?
ヤマニンエルフィンは、浦河・廣田伉助牧場生産のスウィフトカレント産駒の牝馬です。母はJRA2勝のヤマニングロワール。母系は4歳牝馬特別(G2)3着のヤマニンザナドゥ、JRA6勝のヤマニンエマイユ、先日金鯱賞(G2)に出走したヤマニンサルバム、ヤマニンサンパ、ヤマニンアンフィル、ヤマニンウルス、ヤマニンシルフ、ヤマニンマヒア、ヤマニンプチガトーなど、活躍馬を多く輩出しているワンオブアクライン牝系に属します。2013年11月に京都の2歳新馬で10着でデビューすると、コツコツと走り続け、10走目となった2014年9月 阪神の3歳未勝利で5着し、遂に未勝利を勝利することができませんでした。普通であればこのまま地方へ出されるのが厳しい競馬の世界かと思うのですが、当時管理していた柴田政見調教師と関係者の皆さんは引き続き繋養を続け、放牧を挟んだ2015年1月 熱田特別(500万下)で復帰し10着。この年、10月 粟島特別(500万下・6着)まで10走しました。ここまで2着が3回あり、既に「なかなかやるな」という走りです。翌2016年、松下武士厩舎に転ずると、2月 脊振山特別(500万下・5着)からさらに出走を続け、26走目となった7月 3歳以上500万下で遂に初勝利を飾ると、2走後・10月 浦佐特別(500万下)で特別勝ち! 未勝利を勝ち上がれなかった馬が特別競走勝ちをおさめるまでに! クラス昇格で苦しむかと思わせながら、2017年末に2着に入るなど成長を見せ、45走目となった2018年10月 堀川特別(1000万下)で遂に3勝目!! この時、実に7歳です。年明けとなった2019年1月の愛知杯(G3・13着)に出走して引退・繁殖入りという、途轍もない大逆転劇を見せてくれたのでした。いやはや、凄い晩成ですし、関係者は最後までよく使いましたよね。
そしてそのヤマニンエルフィンの初仔ヤマニンソウェイルは、3歳3月に競走馬登録とは!? 確かに4月末生まれなので致し方ない気もしますが……どんな末脚を発揮してくれるのか、今から楽しみにならざるを得ません。
(ヤマニンソウェイルの名前が出るまで、コレは長すぎですね(;^_^A)

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