ヤマニン最後のダービー出走馬・ヤマニンアクロの相棒が引退表明――
テレグノシス、ゴスホークケンなどでGI優勝実績もある勝浦正樹騎手が、2024年4月14日限りでの現役引退を、テレビ東京系「ウイニング競馬」にて発表しました。
勝浦騎手は1997年に騎手デビューすると、3年目となる1999年2月 共同通信杯4歳S(G3)・ヤマニンアクロで重賞初勝利を飾っていました。JRA通算1万5654戦965勝(うち重賞17勝、4月6日現在)。1978年生まれの45歳。デビューの地である中山で、来週、ラストライドしたい、と語っていました。
ヤマニンアクロは、1996年 新ひだか・ヤマニンベン牧場生産馬。父ヤマニンスキー、母ヤマニンクララ(母父ブレイヴェストローマン)という血統。ヤマニンサムシング牝系で、近親には1988年JRA最優秀障害馬となったヤマニンアピールや、1991年 4歳牝馬特別(G2)優勝のヤマニンマリーンがいます。勝浦正樹騎手の手綱で共同通信杯4歳S(G3)を10番人気で逃げ切ると、皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)に挑戦。それぞれ10着に敗れたものの、現在ヤマニン軍団が春の二冠に挑んだ最後の例となっています。
→ ターフを去って12年、香川県で穏やかに暮らすヤマニンアクロ【動画有り】 (netkeiba、2014年04月15日)
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