菊花賞への切符を手に! ヤマニンブークリエ、セントライト記念(G2)2着
9/15中山10R 2005メモリアル ディープインパクトカップ ヤマニンアドホック(石川)
中山11R セントライト記念 ヤマニンブークリエ(横山典)
阪神9R 新涼特別 ヤマニンシュラ(川田)
《今年の通算成績》
充実の月曜日となったヤマニン軍団。盛り沢山でしたので、簡単にふり返りたいと思います。
阪神9R 新涼特別で口火を切ったヤマニン軍団。先鋒は、ヤマニンシュラでした。圧倒的な1番人気に支持されたとおり、レースぶりも他を大きく引き離すもので、中団でレースを進めると3コーナーから徐々に進出。4コーナーで外目4番手から楽な手応えで抜け出すと、2着馬に13/4馬身差をつける快勝劇でした。
1着 ヤマニンシュラ(川田将雅騎手)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_35896.html
「課題はいろいろありますが、能力を出せるようになってきたので、さらに良くなってくれればと思います」
続く中山・準メインレースとなったディープインパクトカップには、ヤマニンアドホックが出走。関係者のトレーニングが実を結んだのか、パドックでは比較的落ち着いた周回を重ねていたヤマニンアドホックでしたが、本馬場で騎手が落馬してしまい、放馬。ここまでかとも思われましたか、馬は勝手知ったるとばかりにポケットで自ら周回する余裕ぶりで特にダメージ無く、ここでもトレーニングの効果が見られました。レースは中団後方で控えることに成功(!)し、スローペースとなったレースでしっかりと折り合うことができたのが最大の収穫。直線脚を伸ばして3着と、1-2着馬には譲ったものの、中距離での今後の走りに目処を立てることができました。
3着 ヤマニンアドホック(石川裕紀人騎手)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_35900.html
「僕のしたかったレースができました。もう少し、くらいつけるかと思いましたが、最後は上位2頭とは離れてしまいました。もう少し上を目指せる馬かなと思いますし、このくらいの条件が本質の距離かなと思います」
中山メインには、素質を認められながらなかなか結果を出すことができなかったヤマニンブークリエが、菊花賞トライアル・セントライト記念(G2)に出走しました。8番人気と決して人気サイドではなかったなか、先頭から5番手でレースを運んだのは関東の名手・横山典弘騎手でした。前走と同じく終始ラチ沿いを走りロスを減らしながら、直線に向かいつつ内側から狭いところを勇気を持って加速したコンビは圧巻! ゴール前で皐月賞馬・ミュージアムタイムに3/4馬身屈したものの、力を証明する2着となりました。これで昨年、神戸新聞杯(G2)8着で菊花賞へ駒を進めることができなかった半兄ヤマニンステラータの雪辱を果たし、菊花賞への切符を手にしました。
2着 ヤマニンブークリエ(松永幹夫調教師)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_35901.html
「騎手が見事に乗ってくれました。内で脚を溜めて上手く乗ってくれました。休み明けの分少し力んでいたようですが、最後は間をこじ開けてきました。まだまだ成長途上でこれから良くなる馬です。次は様子を見ながら決めたいと思います」
阪神9R 新涼特別 ヤマニンシュラ・優勝



中山10R ディープインパクトカップ ヤマニンアドホック・3着




中山11R セントライト記念(G2) ヤマニンブークリエ・2着









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