古馬勢を退け、「中央」場所で正々堂々名乗りを上げる――
10/9大井11R 東京盃 ヤマニンチェルキ(岩田望)
《今年の通算成績》
2025年10月9日、大井競馬場で行われた第59回東京盃(JpnII)に出走したヤマニンチェルキ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎)が快勝し、交流重賞3連勝を飾りました。勝ちタイムは1分10秒7。
以前は課題でもあったスタートを五分で決めると、好位のインを追走。直線では狭いスペースをこじ開けるように力強く抜け出し、後続に2馬身差をつけての完勝でした。
この勝利は、ヤマニンチェルキにとって通算6勝目となり、交流重賞3連勝の達成ともなりました。本レースでは唯一の3歳馬であり、強い古馬がひしめく中、この強い勝ち方を見せ、今後のダート短距離路線でも注目を集める存在となっていくでしょう。
北から南へ遠征したヤマニンチェルキは、地方のど真ん中で結果を出し、堂々とダート重賞路線を歩みます!
1着 ヤマニンチェルキ(岩田望来騎手)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/jra3_8.html
「すごく強い勝ち方でした。今日の他のレースなどを見ていると、なかなか前が止まらない傾向にあったので、早めに前につけるイメージで乗りました。すごく雰囲気が良く、良いポジション取りが出来たのではないかと思います。まだ3歳馬ですし、斤量も1キロ、2キロ軽いので、古馬と同じ斤量になったらどうかなというのはありますが、今日の勝ち方を見ていただけたらわかるように、本当に強い勝ち方でしたので、次も自信を持って挑めると思います。ヤマニンチェルキ号は、まだまだ強くなるので、応援のほどよろしくお願いいたします」
中村直也調教師(ヤマニンチェルキ=1着)
https://umatoku.hochi.co.jp/articles/20251009-OHT1T51251.html
「古馬相手なのでちょっと厳しいかなと思っていたのですが、しっかり勝ってくれてよかったです。ゲートの一歩目だけ出負けしましたが、すぐ勢いがついて、十分対応できる位置につけられたし、ジョッキーがうまく内に潜り込んでくれました。4コーナーも手応えがあったので、そのまま脚を使ってくれればいいなと思っていました。どこに行ってもそんなに難しいところを出さず、リラックスしているので、そういうところは、この馬のいいところですね。スピードがあるので1400メートルだとある程度抑えないといけないですが、1200メートルならスピードで押し切ってくれる。1000メートルだと種類が違うし、ゲートと枠で決まることがあるので難しいですが、馬の状態を確認して整えば、(次走は)JBCスプリントになってくるのかなと思います」



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