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【2011年 新春企画】ヤマニン10大ニュース2011

みなさん、改めまして明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年末、ヤマニン倶楽部ホームページ上で実施されたオンラインアンケートをもとに、2010年12月25日 有馬記念(GI)前日に開催されたヤマニン倶楽部 忘年会で協議の結果、2010年10大ニュースを決定しました。

みなさん全員の想いを乗せております。いよいよ発表です!

第1位 ヤマニンエルブ、快進撃も菊花賞(GI)断念!(10/10)
第2位 重賞2勝馬ヤマニンアラバスタに初仔誕生!
第3位 ヤマニンキングリー、勇躍初の海外遠征!(5/16)
第4位 期待ふくらむなかでの悔しい故障発症!
第5位 ヤマニンパピオネ、鮮烈なレコードデビュー!(11/13)
第6位 無事是名馬! ヤマニンエマイユ、50戦目達成!(5/16)
第7位 本部長、現地初勝利! これいいさん初参戦初勝利!(9/19)
第8位 ヤマニンパラダイスの姪アコマが米GI制覇!(10/10)
第9位 ヤマニンリュバン、引退!(2/26)
第10位 倶楽部史上最年少・建くん参戦!

以下に、選出の詳細を記載いたします。

第1位 ヤマニンエルブ、快進撃も菊花賞(GI)断念! (10/10)

白いソックスを履いた栗毛の馬は、近年ヤマニン軍団を賑わせているマダニナの孫にあたる。その派手なソックスは、おそらく父サッカーボーイから受け継いだもの。「まっすぐに走れれば、きっと面白いと思う」という関係者のコメントも以前からあり、倶楽部期待の馬でもありました。走りは一言で言うと、「豪快」。脚がぐわんと音を立てて伸びているかのように見せる、溌剌とした走りが魅力でした。2009年11月に10着デビューと冴えなかったものの、だんだんと走りが洗練されていき、2010年5月の7戦目に初勝利を東京で飾ると、続いて福島の南相馬特別(500万下)、新潟の阿賀野川特別(1000万下)を連勝。これまた魅力となった逃げ脚で、3連勝を飾った。逃げ馬不在と言われた菊花賞戦線に現れた新星、それがヤマニンエルブでした。
菊花賞へのトライアルとして、中山・セントライト記念(G2)を選択。鞍上には既に先約のあった蛯名騎手から軍団主戦ともいうべき柴山騎手。想像以上の豪快な逃げは、誰しもが勝利を確信したものの、残り50mのところでクォークスターに差されはしたものの、重賞2着で菊花賞への切符を手に入れました。ヤマニンファビュルもそうでしたが、マダニナの産駒は個性がある!
しかし残念ながら、菊花賞を目指した追い切り後に右前脚部に不安を発症、陣営は菊花賞を断念し、来年に夢を託す決断をしました。
久々のクラシックを目指せる逸材の登場ゆえに、がっくりとうなだれてしまった倶楽部員たちでしたが、2011年の復帰を目指して奮闘する関係者とエルブを信じ、待つだけです。
またその豪快な逃げ脚を期待して、2010年1位のニュースとなりました。

セントライト記念(G2) レース後のエルブと柴山騎手

第2位 重賞2勝馬ヤマニンアラバスタに初仔誕生!

新潟記念(G3)、府中牝馬ステークス(G3)勝ちの戦績を残し引退したヤマニンアラバスタに、ダイワメジャーとの初仔が無事に誕生しました! 芦毛のアラバスタはとても人気のある馬であるとともに、ニシキノ→ヤマニンファルコン・ヤマニンアーデン→ヤマニンリコール→アラバスタと、生産牧場の時代を一緒に紡いできた牝系です。陣営の期待も大きいだけに、この仔が無事にターフでデビューできるよう、2位に選ぶとともに、静かにデビューを待ちたいと思います。
なお、今回のアンケートポスターもアラバスタ親仔でした。ファンには届いたかな^^

ヤマニンアラバスタと初仔

第3位 ヤマニンキングリー、勇躍初の海外遠征!(5/16)

国際派を自認するヤマニン軍団は、過去に海外在籍馬で海外GIを制覇したことはありますが、国内馬での海外遠征はなかったように記憶しています。2010年、その先駆けとなったのが札幌記念馬ヤマニンキングリーです。昨年、ブエナビスタを破って同レースを勝ったヤマニンキングリーへの期待は、とても大きなものでした。残念ながら、予定していた鞍上・武豊騎手の落馬や鼻出血の発症など、順調とは言えませんでしたが、確実に歴史の扉を開いたのは、我らが大将・ヤマニンキングリーでした。

2010 SINGAPORE AIRLINES INTERNATIONAL CUP(GI)

本馬場に入るヤマニンキングリー

第4位 期待ふくらむなかでの悔しい故障発症!

2010年は、期待が高まるなかでの故障発症が大変大変多かったです。7月の七夕賞(G3)前のイコピコ脚部不安発症と回避。続いて、1位にも選出された菊花賞を断念したヤマニンエルブ。今度こそと信じていたイコピコにふりかかった右第2中手骨骨折による戦線離脱……。悲しいニュースのなか、期待を持たせてくれたのが5位にも選出されたヤマニンパピオネでしたが、骨折発症……。どの馬も先を期待されている馬たちです。私たちの声援を、惜しみなく送り続けたいものです。
待ってるよ、みんな!

2009年 有馬記念ゴール後のイコピコ

第5位 ヤマニンパピオネ、鮮烈なレコードデビュー!(11/13)

2010年、故障が多いなか、終盤戦の明るいニュースとなったのが、福島でデビューを飾ったヤマニンパピオネです。なんと、レコードデビュー! レコードデビューというと、GI馬ヤマニンパラダイスを思い出すのがヤマニンファンの習性です。とても期待しましたが、残念ながら骨折で休養に入ってしまいました。それでも、春には復帰予定とのことで、期待して待ちたい一頭です。

育成時代のヤマニンパピオネ

第6位 無事是名馬! ヤマニンエマイユ、50戦目達成!(5/16)

ヤマニンエマイユ、今年遂に50戦目を突破しました! 引退を囁かれ始めてから2年。頑張って走り続けています。年末には2年連続のファイナルステークス(OP)出走が叶いました。現在55戦。エマイユがどこに向かうのかはわかりませんが、ぜひぜひ無事に頑張ってもらいたいと願っております。

第7位 本部長、現地初勝利! これいいさん初参戦初勝利!(9/19)

遂に、つ・い・に、本部長が現地観戦初勝利を飾りました! ヤマニンエルブのセントライト記念(G2)応援に駆けつけた中山競馬場。伊藤工真騎手を鞍上に向かえたヤマニンバッスルが出走した鋸山特別で、追い込みを決める初勝利でした。本部長は、ゴール前100mまで、(なおやといっしょに)伊藤工騎手を叱咤激励をしておりましたが、勝ってからは騎乗をべた褒めでした!
もっとも可笑しいのは(笑)、倶楽部員に誘われた初日だったこれいいさんも、初参戦初勝利の偉業を達成。このふたりが並んで喜んでいる写真は、ヤマニン倶楽部の暖かい想いを代表してくれるいい写真となりました。そして、とってもいいニュースです!

これいいさん と 本部長

これいいさん と 本部長

第8位 ヤマニンパラダイスの姪アコマが米GI制覇!(10/10)
錦岡牧場が誇る名牝の一頭ヤマニンパラダイスの姪アコマが、米GIを勝利しました! 血統の素質の高さを教えてくれる勝利でした。ヤマニンパラダイス自身も阪神3歳牝馬S(GI)を勝利し、産駒もヤマニンセラフィムやヤマニンアルシオンを輩出していますが、今後この牝系の活躍にも期待が高まります。

ヤマニンパラダイス(2010年)

放牧中のヤマニンパラダイス

第9位 ヤマニンリュバン、引退!(2/26)

菊花賞にも出走したヤマニンリュバンが、故障のため引退しました。ヤマニンリュバンの父はヤマニンセラフィム、母はヤマニンファニオンという純ヤマニン血統でした。
父ヤマニンセラフィムはヤマニンパラダイスの産駒で、主宰なおやが大好きな馬の一頭です。種牡馬としてナムラクレセントとともに、ヤマニンセラフィムの名前を挙げてくれる馬として期待していました。
母ヤマニンファニオンは、錦岡牧場が誇ったかつての名牝ヤマニンシャレードの産駒。ヤマニンシャレードの名牝の血を、ファニオンが確実に受け継いでくれていることを証明してくれました。ヤマニン名牝会世話役 へいさんの、とても大事にされている血統です。

ブリリアントS時のリュバン

第10位 倶楽部史上最年少・建くん参戦!

そして最後に、建くん参戦で締めくくりたいと思います。
イコピコが宝塚記念(GI)参戦とのことて開催された宝塚記念OFFに参加してくれたのが、倶楽部員・孝さんの息子・建くんでした。3歳での参戦は、倶楽部史上最年少でした。これからもいっしょに応援よろしくね!

以上、2010年のヤマニン倶楽部 10大ニュースでした!

みなさんのご意見も、是非聞かせてくださいね(^^)

新春企画「2010年の活躍馬たち・2011年の期待馬たち」もご覧くださいませ~

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あけましておめでとうございます。
    元日早々の更新ご苦労さまです。

    今年もバッチリ応援していきましょう!!

  • あけましておめでとうございます!
    更新お疲れ様でした。
    今年もヤマニン馬達の活躍を楽しみにしています。

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