みなさん、改めまして明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年末、ヤマニン倶楽部ホームページ上で実施されたオンラインアンケートをもとに、2009年12月28日 有馬記念(GI)終了後に開催されたヤマニン倶楽部 忘年会で協議の結果、2009年10大ニュースを決定しました。
みなさん全員の想いを乗せております。いよいよ発表です!
第1位 ヤマニンキングリー、札幌記念(G2)制覇!!
第2位 イコピコ、神戸新聞杯(Jpn2)レコード勝ち!
第3位 執念のクラシックロードをみた! 白百合S 1-2フィニッシュ!!
第4位 ジョリーダンス、2度目の阪神牝馬S(G2)制覇! 引退!!
第5位 秋・古馬GIロードを堂々と完走!
第6位 G3二勝馬ヤマニンメルベイユ引退!
第7位 ジャパンカップに関係者大集合!
第8位 ヤマニンエマイユ、最後に大仕事!
第9位 偉大なる「2着」大行進!!
第10位 ヤマニンシャスールが大穴をあける!
以下に、選出の詳細を記載いたします。
第1位 ヤマニンキングリー、札幌記念(G2)制覇!!
2008年12月に中日新聞杯(Jpn3)で重賞勝利を飾ったヤマニンキングリーでしたが、確勝を期した中山金杯(G3)以降重賞3戦連続3着と悔しい思いを味わいました。
休養を挟んで挑戦した札幌記念(G2)では、春の2冠牝馬・ブエナビスタを破り、初のG2勝利を手にしました。秋は悔しいレースが続いていますが、どれだけ不利な条件でも、必ず意地を見せてくれるレースぶりは倶楽部のなかでもファンが多く、独特の応援熱があります。GI制覇を目前としている、ヤマニン軍団の大将が、堂々と選ばれました。
血統的にはダートや海外での活躍も期待でき、これからがますます楽しみです。
第2位 イコピコ、神戸新聞杯(Jpn2)レコード勝ち!
クラシックロードを意識できる錦岡牧場生産・所有馬イコピコ。名前のごとくてっぺんを目指す末脚を見せてくれました。
圧巻だったのは、春のクラシックレースを登録しながら出走かなわず。放牧明けの前哨戦・神戸新聞杯(G2)での末脚でした。豪脚一閃! 他馬を引きちぎり、文句なしのレコードタイムで重賞初勝利を飾りました。悔しい思いをしたクラシック、そしてGI制覇へ、その後も挑戦し続けるレースが続いています。
第3位 執念のクラシックロードをみた! 白百合S 1-2フィニッシュ!!
2009年のヤマニン軍団は、数少ない産駒のなかから、イコピコ、ヤマニンウイスカーという2頭の有力馬に恵まれた。クラシックレース制覇は、軍団の悲願。これまで一度として得たことのないタイトルだ。
皐月賞登録に始まった軍団の挑戦は、不運も加わり、次々と跳ね返されてしまった。悔しい思いは、逆に2頭の実力を軽視する世評へも向けられた。強いからこそ、出して欲しい! ダービー出走はかなわず。黙々と前日開催されたオープン特別・白百合ステークスに出走。他馬を相手にしない白百合ステークス 1-2フィニッシュに、秋への飛躍と決意が込められていた。
2頭ともに秋は菊花賞(GI)へ出走を果たし、クラシックロードを盛り上げるところまできた。この執念と、実力を示し続けた姿に、ヤマニン倶楽部は最大の賛辞を送りたい。
2010年、もっとも活躍が期待される2頭でもあります。
第4位 ジョリーダンス、2度目の阪神牝馬S(G2)制覇! 引退!!
誰しもが終わったと考えていた錦岡牧場生産馬 ジョリーダンス。
年齢的にも2009年春が最後の走りと心に決めた陣営が、渾身の仕上げで臨んだ自身タイトルホルダーの阪神牝馬S(G2)。四位騎手の手綱に応え、アッと言わせるまもなく他馬を切って捨てた直線のレースっぷり。関係者が引退を撤回したのもわかるすばらしいレースぶりでした。
秋に引退を決意。現在は、生まれ故郷である新冠・錦岡牧場に戻り、種付けの準備を進めている。二世誕生が今から期待されます。
第5位 秋・古馬GIロードを堂々と完走!
飛躍した2009年を象徴するのが、秋の古馬ロードだ。
秋の天皇賞(GI)を先頭に、ジャパンカップ(GI)、有馬記念(GI)へと続く王道。これらに出走することも夢だった私たちに、軍団は実力で出走を決め、夢と希望を与えてくれた。
札幌記念馬ヤマニンキングリーは、最適条件と思われる天皇賞(秋)に出走。
ジャパンCには、イコピコは残念ながら除外されるも、続けてヤマニンキングリーがレース中に鼻出血を発症するほどの「勝ちに行く」競馬をしてくれた。
有馬記念には、イコピコがキングリーにかわり、ファン投票で出走。力を示してくれました。
出走しないレースには勝てないことを思い知らされた春クラシックとは対照的に、秋の古馬ロードを完全出走した軍団のランナーたち。着実な成長を見せてくれました。
第6位 G3二勝馬ヤマニンメルベイユ引退!
中山牝馬S(G3)、クイーンS(G3)を制覇した重賞馬ヤマニンメルベイユが、引退・繁殖入りしました。期待されながら、なかなか結果を出すことができなかったティファニーラス系ヤマニンアリーナの産駒でした。GI馬ヤマニンシュクルと従姉妹同士にあたります。
ヤマニンメルベイユは、柴山雄一騎手とヤマニン軍団の絆を象徴する存在でもありました。軍団関係者は柴山騎手の手腕を非常に高く評価されていました。しかし、なかなか乗り馬に恵まれない状況に、歯がゆい思いをしていたようです。育成でも積極的に馬に乗る柴山騎手は、関係者の心を一つにまとめ上げ、ヤマニンメルベイユだけでなく、弟ヤマニンキングリーにも大きなタイトルをもたらしました。
ヤマニンメルベイユは、新冠・錦岡牧場で繁殖入りし、柴山騎手の待つターフ-、今度は産駒を送り出します。
第7位 ジャパンカップに関係者大集合!
ヤマニン倶楽部の活動は、本ホームページをご覧いただいているサポーターのみなさんの協力と、ヤマニン軍団関係者のあたたかい理解のうえに成立しています。特に関係者のみなさまには、多大なご協力を頂戴し、感謝しております。
ジャパンカップ出走は、ヤマニン軍団としても非常に大きな出来事でした。
関係者のみなさんも上京し、レースを見守りました。
そのとき、繁殖・育成両スタッフの方の多くが、ヤマニン倶楽部のサポーター席に集まってくださり、挨拶させていただきました。北海道に遠征できない倶楽部員にとっても、とてもとてもよい機会になり、とても嬉しい出来事でした。こうして関係者の方と、いっしょに応援できること、とても幸せなことですよね。
今年はジャパンカップ以外にも、いろいろな場所でお会いすることが出来ました。今後もみんなで盛り上げていきたいと思うできごとでした☆
第8位 ヤマニンエマイユ、最後に大仕事!
2008年に大ブレイクしたヤマニンエマイユ。重賞タイトルを目指して走り抜けてくれました。残念ながら勝利からは遠ざかってしまいましたが、苦しいときに鋭い末脚を繰り出してくれるのもヤマニンエマイユの魅力なのです。
2009年最後のレースとなった12/28阪神12R 2009ファイナルステークス。人気のないヤマニンエマイユでしたが、出走メンバー中最速の末脚を繰り出して3着する意地を見せてくれました。
思えば、ヤマニン倶楽部のOFFで、最終レースに出ているヤマニンエマイユはいつも好走をしてくれていました。それはオープンにあがってからも同じだったのです。
そろそろ引退の時。繁殖入りの噂が耳に入り始めました。
第9位 偉大なる「2着」大行進!!
ヤマニン倶楽部では、年初からの重賞制覇は堅いと、色めき立っていました。今考えれば、それは当然の出来事だったのです。札幌記念馬ヤマニンキングリーが、中山金杯、小倉大賞典、中京記念に出走したからです。しかし、結果は2着・2着・2着・・・・・・。
今思えば、偉大なる2着行進だったのです。強いからこそできること!
第10位 ヤマニンシャスールが大穴をあける!
33,850円。12月6日 阪神2R 2歳未勝利に出走、初勝利を飾ったヤマニンシャスールの単勝成績だ。いや、参りました! すごいですね!
以上、2009年のヤマニン倶楽部 10大ニュースでした!
みなさんのご意見も、是非聞かせてくださいね(^^)
新春企画「2009年の活躍馬たち・2010年の期待馬たち」もご覧くださいませ~
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