若駒たちのエネルギーが、園田に集結。 ヤマニンシュラ、最初の試練は2枠2番から――
2024年11月21日 園田競馬場で開催される 第26回 兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)の出馬表が、発表されました。かねてから選出されていたヤマニンシュラは、2枠2番から幸 英明 騎手の手綱で出走します。15:50発走予定です。
11月15日(日本時間16日) バーレーン国際トロフィー(G2)にヤマニンサンパを送り出し、12月1日には5連勝中のヤマニンウルスを初のGI競走・チャンピオンズカップへ挑戦させようとしている栗東・斎藤崇史厩舎。今やヤマニン軍団を語るときに欠くことのできない厩舎となりましたが、今週土曜日には2歳重賞を勝利し、所属騎手は日曜・マイルCS(GI)を制覇――好成績をあげるだけではなく、挑戦を続けることが成果を得ることができる方法だと言わんばかりに、日々挑戦を続けている姿には感銘を受けます。ヤマニン軍団も挑戦の日々を歩み続けています。ヤマニン軍団と栗東・斎藤崇史厩舎は、ヤマニンゼファーの近親であり、現役2勝ヤマニンアストロン(牡3 栗東・石橋守厩舎)の半弟・ヤマニンシュラを、園田・兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)に送り出します。
ヤマニンシュラは、8月末に中京・新馬戦で3着デビューを果たした2歳牡馬。9月の中京・未勝利で1番人気に支持されると、初勝利を飾りました。中間休養を挟みつつ、芝挑戦となる秋明菊賞(1勝クラス)に登録し復帰を楽しみにとていましたが、同時に登録していた兵庫ジュニアグランプリに回避馬が出たこともあり、交流重賞に挑戦することになりました。
このレースには、10月 京都・なでしこ賞(1勝クラス)優勝のコスモストーム、10月 京都・プラタナス賞(1勝クラス)2着のコパノヴィンセント、9月 中京・ヤマボウシ賞(1勝クラス)4着のハッピーマンなどのJRA勢、園田で3勝をあげているラピドフィオーレなどの地元勢、門別でオパール特別(2歳OP)やクンツァイト特別(2歳OP)など3勝しているヴィグラスデイズなど地方遠征組が出走します。(NAR の特設サイトの出走馬解説はこちら)
若駒たちが集まる2歳ダート重賞――まだ同世代に揉まれるレースを経験していないヤマニンシュラではありますが、同世代の若駒たちとの試練に打ち勝つ素質はあるはず。その挑戦を見届けましょう!
なお、ヤマニン軍団の中央所属馬による交流重賞挑戦は、2020年10月 ヤマニンアンプリメによる東京盃(Jpn2)7着以来となります。
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