2025年のヤマニン軍団のまとめとなる特集企画です。本年もよろしくお願いいたします。
昨年末、ヤマニン倶楽部ホームページ上で実施されたオンラインアンケートをもとに、2025年12月27日に開催されたヤマニン倶楽部 忘年会で協議の結果、2025年の活躍馬たち・2026年の期待馬たちを、以下のように決定しました。
みなさん全員の想いを乗せております。いよいよ発表です!
【2025年の活躍馬たち】
ヤマニン年度代表馬 ヤマニンチェルキ

短評:
2025年の年度代表馬は、選考委員会で圧倒的な「数字」と「タフさ」を評価されたヤマニンチェルキが選ばれました!
ヤマニンチェルキは今年、北は北海道から南は佐賀まで日本列島を縦断し、年間で5勝をマーク。その中には東京盃(Jpn2)をはじめとする交流重賞3勝が含まれており、一年を通じてコンスタントに勝利を積み重ねました。「年間5勝」に加え「交流重賞3勝」という実績は、過去を紐解いても稀有な快挙であり、文字通り2025年のヤマニン軍団を牽引する大車輪の活躍を示してくれたことが決定打となりました。年末のカペラステークス(G3)では惜しくも2着となりましたが、厳しいハンデを背負っての好走は能力の証明であり、来年はサウジアラビアやドバイといった海外遠征も視野に入るなど、夢の広がる一年となりました。地方のダート戦線から中央の重賞まで、タフに走り続け、最も多くの勝利と賞金を軍団にもたらしたヤマニンチェルキ。文句なしの年度代表馬選出となりましたが、世界を舞台にしたさらなる飛躍を期待したいと思います。
2025年 活躍馬・各部門発表
| 部門 | 馬名 |
|---|---|
| 最優秀2歳牡馬 | テルヴィセクス |
| 最優秀2歳牝馬 | 該当馬なし |
| 最優秀3歳牡馬 | ヤマニンチェルキ |
| 最優秀3歳牝馬 | ヤマニンバロネス |
| 最優秀古牡馬 | ヤマニンアルリフラ |
| 最優秀牝古馬 | ヤマニンアンフィル(3年連続) |
| 最優秀マイル馬 | ヤマニンサンパ |
| 最優秀短距離馬 | ヤマニンアルリフラ |
| 最優秀ダート馬 | ヤマニンチェルキ |
| 最優秀障害馬 | 該当馬なし |
| 最優秀種牡馬 | 該当馬なし |
| 特別表彰: カムバック賞 | ヤマニンウルス |
短評:
それでは、各部門の選考理由をご紹介いたします。
2歳牡馬部門は、今年この世代で唯一の勝ち上がりを決めたテルヴィセクスが選出されました。例年に比べデビュー頭数が少なかった世代ではありますが、貴重な1勝を挙げた功績は大きく、文句なしの選出となりました。一方で2歳牝馬部門は、デビューした馬はいたものの勝利を挙げることができず、残念ながら該当馬なしとなりました。
3歳牡馬部門は、ヤマニンチェルキが選出されました。3歳ながら年間5勝、そのうち地方交流重賞を3勝(北海道スプリントC、サマーチャンピオン、東京盃)するという、驚異的な活躍を見せました。北は北海道から南は佐賀まで日本列島を縦断して走り続け、タフさと実力を兼ね備えた走りは選考委員の度肝を抜きました。クラシック路線を沸かせたヤマニンブークリエとも票が割れましたが、圧倒的な勝利数と重賞3勝という実績が評価されました。3歳牝馬部門は、ヤマニンバロネスが選出されました。鮮やかなデビュー2連勝で春の話題を牽引しました。まだ線は細いものの、これからの成長力に大きな期待が寄せられています。
古馬部門は、牡馬にヤマニンアルリフラ、牝馬にヤマニンアンフィルを選出しました。ヤマニンアルリフラは、北九州記念(G3)での鮮やかな勝利が決め手となりました。この勝利は、現地で応援を続けてきた牧場スタッフにとっても嬉しい現地初勝利となり、記録にも記憶にも残る1勝でした。牝馬のヤマニンアンフィルは、これで3年連続の受賞となります。今年は猛暑の影響で体調を崩し、惜しまれつつ引退・繁殖入りとなりましたが、長きにわたり短距離戦線を支えた功績は色褪せません。2頭がそろって表彰式の写真に収まっているのも示唆的でした。
距離別部門では、短距離馬には北九州記念を制したヤマニンアルリフラが、マイル部門にはヤマニンサンパが選出されました。ヤマニンサンパは、主要な勝ち鞍がオープン特別ではありましたが、兄弟揃っての活躍や、馬主孝行な堅実な走りが評価されました。
ダート部門は、3歳牡馬部門でも選出されたヤマニンチェルキが満場一致で選ばれました。地方交流重賞3勝を含む年間5勝という実績は、ダート界の新星として申し分ないものでした。
障害部門、種牡馬部門は該当馬なしとなりました。
また、特別表彰としてヤマニンウルスに「カムバック賞」を贈ることとなりました。昨年末のGI出走に漏れてからの苦しい時期を乗り越え、東海ステークス(G3)で見事な復活劇――レイティングも高く、これまで苦しんできたGI出走にも道が開かれるものとなりました。実績ではヤマニンチェルキに譲ったものの、表彰に値する走りを見せ、ファン・サポーターの期待に答え続けているその存在感を讃え、選出されました。
2025年 活躍馬・インターネット投票結果
というわけで、活躍馬たちでした。インターネット投票の結果は、以下の通りでした。
圧倒的にヤマニンチェルキが支持されておりました。実績が示すとおりで、後半戦のヤマニン軍団を牽引しているのは、間違いなくヤマニンチェルキでした。
ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

【2026年の期待馬たち】
2025年の期待馬たち・ふり返り
ふり返り:
昨年の本コーナーでとりあげた「2025年の期待馬たち」は、想いと成果が繋がったかのように思われました。ただ、そのまま直結しないのが競馬の難しいところであるのは改めて感じさせられました。
| 部門 | 馬名 | コメント |
|---|---|---|
| 期待古牡馬 | ヤマニンウルス (2年連続) | 昨年は初重賞制覇から無敗でGI挑戦を目指したものの叶わず、代わりに出場した名古屋大賞典(Jpn3)で初黒星。今年は小倉大賞典(G3)からと一部迷走と揶揄されたものの、7月に東海S(G3)で復活の重賞制覇で、来年のGIへ望みをつなぎました。4戦1勝(1-0-1-2) |
| 期待古牝馬 | ヤマニンアンフィル (2年連続) | 3月に復帰した淀屋橋Sで3着でOP入りが期待されたものの、次走・立雲峡Sで10着に敗退。立て直しを図ると6月末の小倉・佐世保Sで快勝し、ヤマニンパピオネの産駒4きょうだい連続OP入り。北九州記念(G3)に連闘すると鋭い末脚で4着ときょうだいで表彰式におさまった。熱射病から引退し、繁殖入り。4戦1勝(1-1-0-2) |
| 期待3歳牡馬 | ヤマニンブークリエ | ホープフルS(GI)で14着と大敗後は放牧に出て調整し、3月・すみれS(OP)で復帰するも4着。続く自己条件では初のダートで2着と皐月賞には間に合わず。ダービーを目指して青葉賞(G2)に挑戦するも8着と春は結果につながりませんでした。しかし夏前の格上挑戦となった町田特別(2勝クラス)を快勝し、横山典弘騎手とのコンビが誕生。9月・セントライト記念(G2)で皐月賞馬の2着と快走し、菊花賞(GI)出走を果たしました。「本格化は来年か再来年。よく間に合いましたね」とは横山典騎手。有馬記念出走はかなわなかったものの、期待はこれからです。6戦1勝(1-2-0-3) |
| 期待3歳牝馬 | ヤマニンバロネス | 新馬勝ちした期待通り、2月の自己条件で連勝を飾りました。成長を促す意味で合間を開けながら使われた印象ですが、4月・バイオレットS(OP)で5着、8月・大倉山特別(2勝クラス)5着、10月・嵯峨野特別(2勝)6着と結果にはつながらず。今週出走予定でしたが新年へ。4戦1勝(1-0-0-3) |
| 期待障害馬 | 選出自粛 | 特になし |
以上を踏まえ、選考委員会の2026年 期待馬たちは、以下の通りとなりました。
2026年の期待馬たち・発表
| 部門 | 馬名 |
|---|---|
| 期待3歳牡馬 | ヤマニンソロイスト |
| 期待3歳牝馬 | ヤマニンエルファバ |
| 期待古牡馬 | ヤマニンウルス (3年連続) |
| 期待古牝馬 | ヤマニンバロネス |
| 期待障害馬 | 選出自粛 |
短評:
3歳部門は、デビュー頭数が少なく来年への期待を込めたポテンシャル重視の選考となりました。 3歳牡馬には、ヤマニンソロイストが選出されました。まだベールを脱いでいない部分も多い世代ですが、血統的な背景や牧場時代の評判を含め、遅れてきた大物としての爆発力に期待票が集まりました。3歳牝馬は、ヤマニンエルファバが選出されました。デビューに向けた準備が進む中での期待感が評価されました。静かな2歳戦線でしたが、その分、明け3歳となってからの巻き返しと成長に夢を託す形となりました。
そして、最も議論が白熱し、かつポジティブな「大激戦」となったのが古馬部門です。 古馬牡馬部門は、まさに「誰が選ばれてもおかしくない」という贅沢な悩みに包まれました。昨年年間5勝を挙げ、海外遠征も視野に入るヤマニンチェルキ、北九州記念(G3)を制しGI・スプリンターズステークスにも出走したたヤマニンアルリフラ、そして秋のクラシック・菊花賞(GI)にも挑戦したセントライト記念(G2)2着馬ヤマニンブークリエと、本来なら即決で選ばれるべき実績馬がズラリ。さらには会議中、「来年は安田記念を勝つ!」という大胆な予言まで飛び出したヤマニンサルバムの名前も挙がるなど、多士済々のメンバー構成となりました。 しかし、最終的に選ばれたのは、3年連続での選出となるヤマニンウルスでした。「ライバルは多いが、やはりG1のタイトルに一番手が届きそうなのはこの馬」「来年こそは頂点へ」という、実績を超えた「ロマンと確信」が勝り、満場一致での決定となりました。群雄割拠のヤマニン牡馬軍団において、依然としてその期待値はナンバーワンです。
一方の古馬牝馬は、ヤマニンバロネスが選出されました。「かつては牝馬のヤマニンと言われたが、今は牡馬が強すぎて……」という贅沢な嘆きも聞かれましたが、その中で孤軍奮闘し、これからの成長に期待し、ヤマニンバロネスが選ばれました。「まだ馬体が細く成長余地がある」という点も逆にプラス材料と捉えられ、来年の飛躍が確実視されています。
なお、障害馬部門については、昨年に続き順調なジャンパーが不在のため、選出を自粛といたしました。
2026年の期待馬たち・インターネット投票結果
インターネット投票の結果は、以下の通りでした。
2026年 期待古馬

2026年 期待3歳牡馬

2026年 期待3歳牝馬

【最速のPOG!? 期待の2歳馬たち】
さて、例年選択されている2歳馬の期待馬たちも、選考委員で選んでみました。最も気の早いPOGではないかという話もありますね(;^_^A まずは昨年の答え合わせをしてみましょう。
2025年 2歳POGの結果発表
| 順位 | 選考委員 | 馬名 | 性 | 成績 | 賞金(万) | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | よーじさん | テルヴィセクス | 牡 | 1-0-0-2 | 726 | 未勝利戦勝利 |
| 2位 | やきゅうさん | ヤマニンフェイエル | 牡 | 0-0-0-2 | 110 | 新馬戦4着 |
| 3位 | 本部長さん | ヤマニンエルファバ | 牝 | 0-0-0-1 | 0 | 新馬戦出走 |
| 4位 | おーたさん | ヤマニンコルザ | 牝 | 未出走 | ||
| 5位タイ | りゅうさん | ヤマニンジェンナ | 牝 | 未登録 | ||
| 5位タイ | CKさん | ヤマニンソロイスト | 牡 | 未登録 | ||
| 5位タイ | なおや | ヤマニンリンキング | 牡 | 未登録 |
短評:
今回のヤマニンPOG2025の特筆すべき事は、昨年の「ほぼ全頭デビュー」という状況から一転、出走はおろか競走馬登録すら間に合わなかった指名馬が複数いたということです。これはPOG的な意味よりも、今年の2歳世代全体の仕上がりが遅れていることや、頭数自体が少なかったというヤマニン軍団の現状を色濃く反映する結果となりました。
昨年は「全頭登録」が話題となりましたが、今年は「競走馬登録をしただけで上位」という、非常にサバイバルな(?)シーズンとなりました。指名馬が未登録のままシーズンを終えるケースもあり、参加者にとっては「デビューすることの難しさ」を改めて痛感する一年だったのではないでしょうか。
とはいえ、希望の光もしっかりとあります。今回の優勝は、よーじさんでした! おめでとうございます!! よーじさんが指名したテルヴィセクスは、この厳しい世代の中で唯一の勝ち上がり馬です。昨年は一番活躍したヤマニンシュラを誰も指名していないという「倶楽部の沽券に関わる事態」が発生しましたが(笑)、今年は唯一のウィナーをしっかりと指名されており、さすがの相馬眼を見せつけてくれました。 2位以下は出走経験の有無が明暗を分ける形となりましたが、これからの巻き返しに期待しつつ、来期POGでのリベンジを期したいと思います!
というわけで、2025年の順位でした。皆さんの期待馬たちはどうでしたか?
さて、以上の結果を踏まえた期待の1歳馬を選択しましたので、みなさん参考までにどうぞ^^
本当に気が早すぎるヤマニンPOGですね~。
2026年 2歳POGの指名馬
なお、本年も1歳馬の頭数と参加者の人数バランスがつかないため、特別ルールで牡馬牝馬統合で指名しております。
| 指名順位 | 選考委員 | 馬名 | 性 | 父馬名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 孝さん | ヤマニンバステトの2024 | 牡 | フォーウィールドライブ | ゼスト、バロネスの半弟 |
| 2位 | りゅうさん | ヤマニンラレーヌの2024 | 牝 | サトノダイヤモンド | シュクルの姪、パッセの半妹 |
| 2位 | CKさん | ヤマニンアドーレの2024 | 牝 | シャンハイボビー | アドホック、デンファレの半弟 |
| 4位 | なおや | ヤマニンパピオネの2024 | 牝 | エピファネイア | サンパ、ウルス、アルリフラの半弟 |
| 5位 | おーたさん | ヤマニンアンプリメの2024 | 牝 | ホークビル | レセディの半妹 |
| 6位 | 本部長さん | ヤマニンプードレの2024 | 牝 | ダイワメジャー | ブークリエ、ステラータ、ループの半妹 |
| 7位 | やきゅうさん | ジョリーダンスの2024 | 牡 | ウィルテイクチャージ | ジョリーダンス最後の産駒 |
| 8位 | よーじさん | オヒアレフアの2024 | 牡 | シニスターミニスター | ライルアケカイらの半弟 |
来年も是非答え合わせしたいと思います! みなさんの期待馬も教えて下さいね^^
あとがき
以上、新春企画「2025年の活躍馬・2026年の期待馬」でした。
みなさんが考えていたのとどれぐらい相違がありましたでしょうか? いろんな見方があるほうが楽しいと思いますので、是非是非皆さんのご意見、コメントやX等でお知らせ頂けると、ヤマニン倶楽部一同、嬉しく思います。
新春企画は、以上となります。長い長い記事にお付き合い頂きも誠にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します!
新春企画「ヤマニン2025年10大ニュース」も、是非ご覧ください^^













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