MENU

【なおやの見学記2026】9/3(2) 門別編

なおやの牧場見学記2026・#2-タイトル

門別で応援し、旅が始まる――


本レポートは、錦岡牧場さんから特別なご許可を頂いております。現在、錦岡牧場さんは一般見学を中止しております。
また牧場見学を希望される方は、各牧場に問い合わせるのではなく、まず【競走馬のふるさと案内所】でルールを確認しましょう。

目次

門別競馬場のアポイント

この日、ヤマニンチェルキの佐賀・サマーチャンピオン(Jpn3)への出走が決まっていました。昨年は牧場見学の前日に勝利を飾り、大慌てだったことが思い出されます。今年はどこで応援しようかと考えておりましたが、新和のスタッフさんから「門別でも開催しているから」とお誘いをいただき、門別競馬場で応援することになりました。門別競馬場には、「とねっこジンギスカン」というバケツに乗せた鍋で楽しむジンギスカン屋があり、昨年末に放映されたテレビドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』にも登場したことから、注目を集めています。そのためそこそこ混んでいるということで、予約して頂きました。サマーチャンピオンが20:00発走なので、18:00ぐらいから始めれば、パドックを含めてのんびり楽しめるだろう、という魂胆でした。
ところが、日にちが近づいてくると様子が変わり、出走馬が確定し、枠順が発表されると大事件が起こりました( ̄∇ ̄)

発走時間場・Rレース名馬名騎手厩舎
17:30門別7R北広島市制30周年記念賞(C3)ヤマニンアリーズ宮内勇樹北海道・川島洋人
19:15門別10Rグランシャリオドリーム55(B3)ヤマニントゥルシー▲小川悠汰北海道・小野望
20:00佐賀11Rサマーチャンピオン(Jpn3)ヤマニンチェルキ岩田望来栗東・中村直也

「応援している馬たちが出たら楽しみだよね!」
「ヤマニントゥルシーが当日使うようですよ。多分、10R。」
「とすると、19時15分か……うん、ジンギスカン楽しんだあとでいけるよね。大丈夫!」

からの、「ヤマニンアリーズ、出るじゃん!」というサプライズ――出走時間が17:30ということは、馬券購入したりパドック見たりしようとすると、16時半には到着する必要があるではないですか!

というわけで、初日のスケジュールが苦しくなった理由は、応援している馬の出走が決まったから、だったのでした(;^_^A いや、嬉しいんですよ。門別はコースまで近いし、人少ないので楽しめるから。うん、だけど、時間がいきなり厳しくなりました。というわけで、ホテルにチェックインし荷解きを済ませると、そそくさと泊津経由で門別競馬場に向かったのでした――ヤマニンパピオネの2026に後ろ髪引かれながら。

3年ぶりの門別競馬場へ

強風と大雨でスケジュールが乱れっぱなしになっている初日のこと、門別競馬場に向かっても状況は変わりませんでした。ただ、平日・木曜日のことではあるので、特に混んでいないのは良かったんですが、空は相変わらずの濃い曇天でした。門別競馬場を訪れるのは、私自身は3年ぶりのこととなりました。その時は、錦岡牧場の社長さん、現スタッフ、旧スタッフで馬たちを応援したのが懐かしいです。

門別競馬場・優駿ドリームゲート
門別競馬場・優駿ドリームゲート
門別競馬場・ホクトくん

門別競馬場の入口・優駿ドリームゲートは、以前と変わらずポツンとあり、「え、入って良いの?」という雰囲気を醸し出していました。受付のお姉さんに思わず入って良いか確認し、当然のように入場無料なので、そのまま入るだけ、です。
入ったところにはホッカイドウ競馬のキャラクター・ホクトくんが私たちを迎えてくれましたが、ゲートの手前で出迎えてくれた方がよいのではないだろうか? という疑問は口を閉じて前進します。
正直、夏の東京から日高に来ると、少し肌寒いです。半袖はちょっと無理かな、と思いました。

門別競馬場と言えば、粉雪のような白い砂ですが、この悪天候ではくすんで見えてしまいます。
まずは右手に長いコースの直線に寄り添うように歩いて行き、左手に新しいポラリス☆スタンド、そしてコース真ん前に設置された表彰式会場を迂回し、左手にAスタンドを見ながらゴール板前に向かいます。

やっぱり天気悪いんですよね。ちょうどレースがスタートを切ったところなので、ゴール前でレースを観戦。この特等席にいるのは私を含めて10名未満でした(^_^;) みんな肌寒いからなのか、スタンドの中から応援している方が圧倒的に多かったです。
Aスタンドに入ると、この後の3レースの馬券を購入すべく、久々に地方のマークシートと格闘しました……老眼キツすぎる(ノД`)
とはいえ、応援馬券を購入してしまえばあとは安心して応援と交流を楽しむことができるのです!
コーヒーを片手にパドックやポラリス☆スタンド、そしてとねっこ広場を散策しつつ、どこで写真を撮るのか、どこでヤマニンチェルキを応援するのか、考えているのです。

門別競馬場・パドック
門別競馬場・パドック
門別競馬場・ポラリス☆スタンド内
門別競馬場・ポラリス☆スタンド内

4人でヤマニンアリーズを応援

ヤマニンアリーズのパドック時間となり、牧場のスタッフの方たちとも合流。まずはヤマニンアリーズに頑張ってもらいたいところです。ヤマニンアリーズは前走でカセンソウ特別(C4)を勝利しており、これが昇級戦でした。10頭立て4番人気ではありましたが、パドックはいい気配でした。が、私たちが気になったのは――

ヤマニンアリーズの前、(8)カツノトゥウェルヴの厩務員さんでした。小柄な女性の方でした。大きな動物である馬をきちんと制御できている様子に感心したのです。スタッフの方とも「すごいね」と話していたのですが、ヤマニンアリーズは好走したもののこの馬の2着に敗れてしまうことに――。見る目があるのだかないのだか(;^_^A
勝ち切れなかった悔しさはありますが、久しぶりの門別競馬場で、みんなと一緒にヤマニンの馬を応援できたことがうれしかったです。

アリーズとトゥルシーの間に

勝つことはできませんでしたが、着差は大きかったとは言えヤマニンアリーズの2着好走は興奮しますよね。口々に健闘を讃える言葉を交わしながら、とねっこ広場に移動します。そうです、従来の目的だったジンギスカンを楽しむためです。
とねっこ広場は、競馬場を見下ろす形でポラリス☆スタンドの裏の高台にある、パドック脇のちょっとした芝生広場です。出店やイベントなどは、ここで開催されます。グッズを売っている店舗や馬頭観音などもあります。が、この時は半分工事中で、ちょっと手狭なイメージです。相変わらず天気は悪く、日没に向けて暗くなり、ナイター設備が活躍を始めていました。
そのとねっこ広場の真ん中に鎮座しているのが、「とねっこデッキ」です。

門別競馬場・とねっこデッキ
門別競馬場・とねっこデッキ

これを見て気付かれた方もいらっしゃると思いますが、そう、これが『ザ・ロイヤルファミリー』で出てきた、栗須と山王オーナーがジンギスカンを食べていた建物です。競馬場の増設工事の関係でコース脇からこの位置に移設し、営業しているそうです。
予約していた私たちもこのデッキで食べられるのかな、と思っていましたら、この建物の向こう側に建てられたフライの下となってしまいましたが、むしろコースが一望でき、レースを観ながら食べられたので、かえって良かったかも、と思いました。

運動会の観覧席みたいですが、若手からベテランまで、旧交を温める機会を頂戴し、有り難い限りです。言い出しっぺのスタッフさんはこの日、佐賀競馬場へチェルキを応援しに遠征してしまって留守だったのはご愛敬です^^
日高でジンギスカンってあまり食べる機会がないので、楽しむことができました。焼きそばも頂きました。あえて言うと、みんな車で来ているのでアルコールは飲めません。悔しいのでノンアルコールビールを頼んだ私だったのですが、みんなソフトドリンクを注文――うーん、呑みたいシチュエーション(^o^ゞ

北海道まで来て、競馬場で食事をしながら次のレースを待つ。これもまた、今回の旅らしい時間でした。

ヤマニントゥルシーを応援

ヤマニントゥルシーのパドックでは、別のスタッフの方とも合流しました。
応援する馬が出走し、そこに集まる人も少しずつ増えていく。競馬場では、こうして予定していなかった再会や合流が自然に起こります。ステキな場所ですし、現地で旅程を組み替えていく楽しさの一つなのかもしれません。
ヤマニントゥルシーは前走が昇級戦で4着となっており、なかなか楽しみなレースではありました。ところが、その鞍上には主戦で厩舎所属の小野楓馬騎手の姿はなく、減量騎手で弟弟子の小川悠汰騎手の姿がありました。小野楓馬騎手は同厩舎の人気馬に騎乗しており、これは選ばれなかったのかなとみんなで少しシュンとしてしまいました。が、小川騎手は果敢な騎乗を見せてくれ、逃げ粘って4着と頑張ってくれました。この後、同クラス2着と実績を積んでいます。ふたりともこれからも頑張って!

これで現地応援は終了!
続いて、魂を佐賀に送るため、ポラリス☆スタンドへ移動しました。

5人でヤマニンチェルキを見守る

この日の夜、佐賀競馬場ではサマーチャンピオンが行われます。ヤマニンチェルキが出走するため、門別競馬場で中継を見ることにしていました。
最初に場内を見回ったときに、最も大きなモニタはポラリス☆スタンドにあるものだということを確認し、心の中で「ここで中継してくれるよな……」と淡い期待を抱いていました。しかし、心の中ではそれに相反するように、「いや、地方競馬では期待が裏切られるものだ……」とも呟いていたのです。何故ならば、地方競馬は主催者の集まりで、一元的な組織ではないのです。以前、南関東の場外馬券場で北海道スプリントカップ(Jpn3)を観戦しようとしたとき、交流重賞は門別のみだったにも関わらず、1フロアで中継したのは1カ所の小さなモニタだけだった経験があります。主催者が異なれば、そんなこともあるだろう、と思っていたわけです。
そしてそれは、的中してしまいました(ノД`)

急に大雨が降り始めた場内にあって、ポラリス☆スタンドの建物内、本格カレー・アジアン料理店・ルンビニフードカフェの前の、小さなモニタだけが佐賀競馬場のパドックを映し出しているではありませんか……。やっぱりここだけなんだと、牧場スタッフのみなさんと小さなモニタを見上げながら声援を送りました。レース詳細は、レポートをご覧下さい。

遠く離れた佐賀で走るヤマニンの馬を、門別にいる私たちがモニタ越しに見守る。少し不思議で、それでも大切で貴重な時間でした。立派な馬体を目で追いながら、昨年から走り続けるチェルキをリスペクトしながら――さて、今後はどこに向かうんだろうと話し合いながら。

雨の門別をあとにして

レースの後、門別競馬場は大雨になりました。

門別競馬場・大雨に……
門別競馬場・大雨に……

先に帰る方たちを見送り、雨が少し落ち着くのを待ちます。何故なら私と同乗予定の2名は傘を持っていなかったからですw
お一方は「待てない!」とおっしゃって、大雨の中を帰宅されましたが、風邪など召されませんよう皆さん雨具は用意しましょうね^^;
というわけで、波乱の初日は大雨にも妨げられ、帰途につけたのは小雨になった20時45分ごろのこと。ようやく車に乗り込み、宿屋のある新ひだか町を目指しました。同行者を送り、セイコーマートに寄ってホテルに戻ったのは21時40分でした。

初日は、飛行機の遅れから始まり、ホテル、泊津、門別競馬場と、予定が何度も組み替わりました。

それでも、最初にヤマニンパピオネの2026に出会い、アリーズを4人で応援し、トゥルシーのパドックに立ち、チェルキを5人で見守ることができました。

門別での応援を終えたころには、予定が変わったからこそ出会えた馬や人がいたのだと、少しずつ実感していました。
牧場を訪ねる旅は、競馬場での応援から始まったのです。

翌日は、新和へ向かいます。

前回: 9/3(1) 到着編

次回は…… 9/4(1) 休養・功労馬編 デス!

なおやの牧場見学記2026・#2-タイトル

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントを残す

目次