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【なおやの見学記2023】5/4 門別競馬場編

なおやの牧場見学記2023・5/4編

朝はダービー出走馬に騎乗! 夜は門別競馬場で贅沢ジンギスカン!


今回の見学とレポートは、錦岡牧場さんから特別なご許可を頂いております。
現在、錦岡牧場さんは一般見学を中止しております。今回の経緯につきましては、Twitterのこちらの記事あるいはEXTRA ファン・サポーター編をご確認下さい。
また牧場見学を希望される方は、各牧場に問い合わせるのではなく、まず【競走馬のふるさと案内所】でルールを確認しましょう。

本記事は、ヤマニン倶楽部のとりとめのない1日の記録です。
競馬的にはどうなの? ですが、日高を訪れるかも、という方には有効な内容もあるかも知れません。

目次

若者たちとの交流

5/3 錦岡牧場新和育成場への見学は、ここまでEXTRAを含めて4編に渡るとても内容の濃い日となり、ここに掲載できなかったお話も含めて充実した1日となりました。朝6時に静内の街を出発した我々でしたが、ホテルに戻ってくると18時直前で、戻ってからも撮り溜めた画像と動画データの整理に大忙しでした。そして、あまりに充実していたことと、あまりに楽しかったので、この日の若手スタッフとの交流会の画像が1枚もない! 大失態です!!

19時集合ということで、この4年で新たに加わった育成3名、繁殖2名の若手スタッフたちと懇親会を開かせて頂きました。閉店近くまで付き合って下さったようで、本当にありがとうございました。とても貴重な時間でした。
場所は、風来坊 静内店。11年前のスタッフのみなさんとの交流会と同じ場所でした。ヤマニンと言えば中京が拠点ですから、風来坊は納得ですよね。私も名古屋出身ということで、手羽先の食べ方を指南。毎年何人に教えてることやら……そんなに普段食べないのにね。

風来坊の手羽先
風来坊の手羽先 (撮影は名古屋市内で)

若手スタッフの皆さんは、やはりそれぞれ経緯があって錦岡牧場に就職されています。一方で、「なおやって何者? ヤマニン倶楽部って何?」と興味津々で質問してくださったり、話を聞いて頂いたりしました。そうですよね、自分の就職している会社の外部の人間が、先輩たちのことよく知ってたりするの、変だよね(;^_^A でも、たぶん君たちの先輩のほとんどの方の顔と名前が一致します。
これから仲良くして頂けると嬉しいですし、「またヤマニン倶楽部のこと教えて下さいね」と気を使って下さり、おじさんたちの相手をしてくれてありがとう! 若馬と若手のエネルギーを感じられるのも、とても贅沢なんですよね。

今回の新和見学をナビしてくれたTさん、新人で緊張したよねOさん、繁殖カップルのおふたりさん、そして一番以前から知り合いなのにこんなに一緒に呑んだことないのが信じられないWさん(会う度に印象が違うから、同一人物なのか不安だったよ~)、皆さん本当に楽しかったです。ありがとうございました! 次回も楽しみにしてます^^

なお、おじさんたちは若手と別れた後、もう1軒立ち寄って午前様でした。活動しすぎでしょ(^^ゞ

にいかっぷホロシリ乗馬クラブへ

さて、この旅程の3日目は観光と旧交を温める3日目、ということになりました。ヤマニン軍団はほとんど関係ございません(;^_^A
なので、荒くご紹介程度に留めます。
初日、2日目が強行軍のスケジュールでしたので、3日目の始動はゆっくりめに設定しておりまして、午前9時スタート。目的は、「馬に乗る」でした。
なおやは1998年に初めて北海道を訪ねたときに、うらかわ優駿ビレッジAERU で乗馬体験をしてからしばらくの間、乗馬クラブに通ったり外乗に行ったりしていました。当時一緒に行ったりゅうさんは、今も乗馬クラブに通っていて、数年前までクラブの理事を務めていました。残念ながら私は数年に一度ぐらいのペースでしか乗らないのでなんとか走らせられる程度ですが、「馬に乗る」という体験は何物にも代えがたく、思い出したように乗りにいったりします。
今回は乗馬10年以上ぶり2回目というおーたさん同行なので、常歩(なみあし)で良いので乗りたいなぁと、にいかっぷホロシリ乗馬クラブに予約を入れているのでした。都市計画の関係で新冠温泉 ホテル・ヒルズ近くに移設されたということで、まだまだ新しく、素晴らしい乗馬施設となっています。ふるさと納税してるから、この界隈が整備されて、なおのこと嬉しいです。

さすがは馬産地の乗馬クラブです。有名な馬たちも揃っていて、運が良ければ乗れるかも知れません。
というわけで、私はダービー4着馬・ゲシュタルトくんに乗せて頂きました。とても素直でよい子でした!
おーたさんは、キサタンキングオーでした。
馬に触れる機会は、是非作って欲しいです。世界が変わりますよ^^

フリージアの焼きカレー

いつもなら「新しい、美味しい店を見つけるのだ!」という謎の使命感で昼ご飯のお店を探すのが通例の私たちなのですが、4年ぶりの日高ということもあり、どちらかというと「懐かしくて美味しいからあの店に行きたい!」という気持ちの方が強く、3日目のランチは新ひだか町のフリージアさんに行きました。
場所的には、新ひだか町立静内病院の向かいにあります。黄色い幟とオシャレな入口が目印です。
もうね、最高です! みついし牛のハンバーグ焼きカレーを堪能致しました~。ご理解頂くため、動画もご用意したので、ほんの数秒再生してみて下さい。ごちそうさまでした!

フリージア
フリージア

いさ、門別競馬場へ!

そして午後は、ホッカイドウ競馬・門別競馬場へと向かいました。
以前は門別競馬場の前を通って静内へ向かうのが通例でしたのでおなじみの土地だったのですが、日高道が富川ICまで延伸されて以降は門別競馬場を通過するようになってしまい、ずーっと行かずじまいになっていました、また、競馬の開催日と旅程があわないことも多く、なかなか行かずじまいになっていました。ところが近年、門別競馬場もキレイに整備されていると聞いて、俄然興味が湧いた私は、どうしても門別競馬場で試したいことがあり、この日、10年以上ぶりに門別競馬場へ向かったのでした。まさに重賞・北斗賞(H3)開催日で、信じられないぐらいの来客! 駐車場に車が列をなしている有様で、早めに向かって正解でした。
駐車場から競馬場へ向かうと、「優駿ドリームゲート」が私たちを出迎えてくれます。

門別競馬場・優駿ドリームゲート
門別競馬場・優駿ドリームゲート

地方競馬も一時期の凋落から傷も癒え、近年では黒字を叩き出す盛況ぶりです。特にインターネットが発達したことによって、ナイター競馬を中継で楽しむ層が多くなったことが寄与しているようです。ここ門別競馬場もナイター設備を整備するだけでなく、ナイター中継が映えるよう、砂を入れ替えて「楽しくなる」演出をしているようです。
優駿ドリームゲートを抜けると、ちょうど最後の直線の4コーナー出口脇に出るのですが、昼間と言うこともあって、まぁ砂が白い! 初雪でも降ったのではないかと思えるほどです。なるほど、これだけ白ければ、ナイター設備の光でキレイに輝くはずですね。

門別競馬場・白い砂
門別競馬場・白い砂

スタンドはキレイになっているだけでなく増設されています。あれ、昔あったスタンド前のパドックは?

スタンドの裏手が整備され、子どもたち巣が遊べる芝生になっていたり、そして綺麗なパドックが広がっていました!
私が知っている場末の門別競馬場の姿は、全くございませんでした(^^ゞ
あ、パドックで馬を曳く厩務員さんの多くがインド系の方々だったのも驚きでした。

さすが重賞開催日と言うことで、多くの出店が出ていて、地元の食やお酒が供されていました。お子さんが遊べる場所もあり、決して広いとは言えませんが、とても楽しい空間に仕上がっていました。案内板もしっかりありますしね!
中にはホッカイドウ競馬グッズの売店もあり、私たちは当日出走予定だったヤマニンエピクーレ騎乗予定の松井伸也騎手の勝負服グッズを購入し、応援することにしました。

そうそう、この日門別競馬場にはウマ娘さんの等身大パネルも展示されていて、たくさんの人がカメラに写真を収めていました。
私はむしろ、日高地方の各地に等身大パネルを設置し、地域貢献している様子が興味津々で、こういう地元振興はありだなーって思って見学させて頂きました(結果、等身大パネルは写真に収めていないという、ね(;^_^A)。

ヤマニンエピクーレを応援!

地方競馬遠征をして思うのは、馬柱を見てもわかんないんですよねー。
というわけで、大抵は応援している馬に騎乗している騎手さんや調教師さんを軸に馬券を購入します。
この日はヤマニンエピクーレに騎乗する、そしてヤマニン軍団の多くが所属する安田武広厩舎所属の松井伸也騎手を熱烈応援してました。どれぐらい応援していたかというと、騎乗するレース全購入。その一発目は……
ゴール前に響き渡る「松井~、行けぇ~」の声www

5R 4番人気を2着! 6R 10番人気を3着! きっちりレースに乗れてていいじゃん! とにわか松井ファンとなった私たちは大興奮でした^^
7R 2番人気を4着……ん? いや、きっとイイ流れに違いない(言い聞かせるヤマニン倶楽部2名)。

さぁ、続いていよいよ本命・ヤマニンエピクーレの番です。前走7番人気で3着と好走しており、本日も5番人気。スムーズにレースを運ぶことができれば、前進が期待できそうです。

パドックでは懐かしい友人と待ち合わせていました。以前、錦岡牧場で働いていたスタッフの方で、現在別の牧場で働いている方です。お互いに無事を祝いながら、こうして旧交を温めることができるのも日高旅行の醍醐味なんです。友人にとっても以前働いていた牧場の生産馬なので、いっしょに応援することを快諾して仕事終わりに急行してくれたのでした。
さて、パドックで見送りコースに出て馬たちを待っておりますと、背後から声を掛けられます。ふり返ると、現社長と調教スタッフのTさんのお姿!
「馬主さんは、あの高い位置で応援するのでは?」
と質問したところ(この質問も「応援」という言葉がおかしいのですが)、
「せっかくヤマニン倶楽部さんが来ているんだから、いっしょに応援するでしょう(^^)」
というわけで、以前の従業員も含めたヤマニン軍団門別応援団5名で、精一杯ヤマニンエピクーレと松井騎手に声援を送ったのですが、残念ながら3着まで。
「なんでここまで直線馬場の良いところ走るいいレースしてたのに、内側に入れるんだよー!?」
というにわかとは思えない文句をタレていたのはナイショです(;^_^A 僕らみんな松井騎手のファンです(ホントホント)。
結果は残念でしたけど、こんな面子で応援できるのも、なかなか良くないですか?
え? 写真? 失敗したの(ノД`)

とねっこジンギスカンを頬張る!

ほんの10分だけ結成されたヤマニン倶楽部門別応援団はすぐ解散となりその場で別れましたが、私が門別競馬場に行きたかった最大の理由があります。それは、「とねっこジンギスカン」が食べたい! と思ったからです。
ヤマニン倶楽部にはグルメ班があるため、「わざわざ競馬場に来てまでラム肉食べなくても、もっと美味しいところあるでしょう」とも言われていたのですが、(1) だってこのビジュアル、試したくない? (2) しかもこのロケーションだよ? (3) 友人まで加わってサイコーじゃん! ということで説得し、予約も最後の最後でOKもらったというギリギリのチャンスを活かしたものでした。

見てください、このバケツの上にジンギスカン鍋を置くスタイル。コレ考えた人、賢くないですか? ほらほら、美味そうでしょう?
それになにより、春先で寒いなか、門別競馬場のコース脇の建屋の中で、競馬を楽しみながら美味しい(ノンアルコール)ビールとジンギスカンが堪能できるんですよ。これはなかなかに贅沢です^^ 車で帰らないと行けないのがねーw
コース脇の眺望が良いですよねー^^ おじさんたちは邪魔だから枠線だけにしときました(^^ゞ

(ノンアルコール)ビール
(ノンアルコール)ビール
コース脇でジンギスカンを楽しむ人々(イメージ)
コース脇でジンギスカンを楽しむ人々(イメージ)

というわけで、旧交を温める楽しい時間を過ごすことができました。
門別競馬場、とても楽しかったです、ありがとうございました!
この日、21時半にはホテルに戻って、育成スタッフオススメのセイコーマートのビールを堪能して就寝しました。
適度な運動とほぼノンアルコールで、おそらくこの旅路で一番健康的な一日でした。

また来るよ! 門別競馬場
また来るよ! 門別競馬場

(続く)

なおやの牧場見学記2023・5/4編

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