今年の演奏旅行も、ここから始めよう!
昨年、寿S(3勝クラス)優勝に始まった演奏旅行は、不運と連れだった苦しい旅路だったようにも思われましたが、休養を挟んだ秋以降を連勝でまとめ、自身初、そしてヤマニン軍団に12年ぶりの重賞タイトルという大仕事で終えてみせたヤマニンサルバム。2024年を迎えた今年もまた、昨年初めてチャレンジした重賞レース・金鯱賞(G2)からツアーに出ようとしています。
一部では昨年の成績(7着)から、このレースとクラスでの走りに疑問を感じる向きもあるようですが、昨年とは大きく状況が変わりました。昨年はチグハグな走りで課題が浮き彫りになったレースで、その後の苦しい旅路を暗示するレースだったように思います。しかしその後、パートナーとして三浦皇成騎手と出会い、ヤマニンサルバム自身のメロディーを取り戻し、コンサート・ツアーのフィナーレを連勝で飾ってみせたのはとても大きな収穫だったはず。重賞勝馬として挑む今年のコンサート・ツアーは、ヤマニンサルバムの成長の証を、1つ1つ刻むツアーになるはずです。
ライバルには昨年の覇者やGI馬たちの名前があります。ヤマニンサルバムは、今はまだまだ挑戦者の身。それでも顔を上げ、走り続けることに変わりはありません。ライバルたちとの演奏を楽しむとともに、ヤマニンサルバムによる勇敢なるソナタ(独奏)の調べに期待しましょう。
2024年――ヤマニンサルバムのコンサート・ツアーの始まりです!
第60回 金鯱賞(GⅡ) 1回中京2日目 4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 コース:中京2,000メートル(芝・左) 【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭) |
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アラタ (57.0) エアサージュ (57.0) ショウナンバシット (57.0) シーズンリッチ (57.0) タガノパッション (55.0) ドゥレッツァ (59.0) ノッキングポイント (57.0) ハヤヤッコ (57.0) バラジ (57.0) ブレイヴロッカー (57.0) プログノーシス (58.0) ヤマニンサルバム (57.0) ヨーホーレイク (57.0) レッドジェネシス (57.0) ワイドエンペラー (57.0) |
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