絶好のペース配分で、G3・2勝目!
5/5
京都1R 3歳未勝利 ヤマニンファリダ(▲柴田裕)
京都2R 3歳未勝利 ヤマニントゥルシー(古川吉)
新潟11R 新潟大賞典 ヤマニンサルバム(斎藤新)
《今年の通算成績》
日曜・新潟のメインレース・新潟大賞典(G3)には、前走で人気を落としたヤマニンサルバムの姿がありました。7番人気は、終わってみればいかにも低評価で、理由が説明できる前走の敗戦状況、得意左周りでの見直しは十分に可能だった筈。ヤマニンサルバムは大外枠から好スタートを決めると、新コンビ・斎藤新騎手の刻むペースでレースをすすめ、ギリギリまで追い出しを我慢する絶好のレース運び。直線半ばで抜け出すと、迫るキングズパレスをハナ差凌ぎ切り、昨年末の中日新聞杯(G3)に続く重賞制覇を果たしました。今後の進路が気になるところです。
騎乗を任せた指揮官と、好判断の鞍上に拍手!
レース後のコメント
1着 ヤマニンサルバム(斎藤新騎手)
「一週前の調教からコンタクトを取らせていただいて、本当にすごく良い状態だと感じていました。初騎乗で、チャンスをいただいた馬主さんをはじめ、中村先生、たくさんの方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。前々走の中日新聞杯を勝ったように、力があることはわかっていましたし、ヤマニンサルバムの力を出して、うまくエスコートできれば勝ち切れるのではないかと、自信をもって臨みました。大外枠で内を見ながら、思ったよりペースが遅く、番手に控えた時に力むところがあったので、このペースならと思ってハナを切る選択をしました。直線に向いて、十分な手応えがありましたし、追い出しての反応も良かったので、馬を信じて追うだけでした」1着 ヤマニンサルバム(中村直也調教師)
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_32131.html
「(逃げるのは)想定まではしていませんでした。ジョッキーには、ゲートを出た感じで臨機応変に競馬をしてほしいと話していました。向正面を走っていて2番手にいた時、力んでいたので、無理に抑えるより前に行ったのが結果的に良かったです。普段はそこまでバランスは悪くないので、左回り限定という感じではないのですが、結果を出していますからね。右回りでも走れないことはないですよ。体調の変動が少ないので、毎回結果を出してくれてありがたいです。今後についてはまた考えたいです」
3歳未勝利勢(ヤマニンファリダとヤマニントゥルシー)は、まだまだ課題はありますが、今後に期待したいと思います。
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