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【神戸新聞杯】挑戦する先に輝く星がある(登録馬情報)

2024年・神戸新聞杯

2連勝を飾ったヤマニンステラータが、最後の一冠に挑むスタートラインに立つ!


今年、ヤマニン軍団に2つの重賞をもたらせたワンオブアクライン牝系――新潟大賞典(G3)を勝利したヤマニンサルバム、プロキオンステークス(G3)を快勝したヤマニンウルスともに、母系を遡ると米国産Danzig産駒ワンオブアクラインの名前に行き着く。錦岡牧場が導入した外国産繁殖牝馬の1頭です。なかなか結果を残すことができなかったものの、3番仔ヤマニンザナドゥからはヤマニンエマイユ-ヤマニンサルバム母仔を輩出し、遂にタイトルを獲得。5番仔ヤマニンメルティからはヤマニンパピオネ-ヤマニンウルス母仔が出て、今競馬シーンの注目を浴びています(今週オールカマーに出走予定のヤマニンサンパは、ウルスの半兄)。7番仔ヤマニンカルフールは早くから牧場の期待を背負っており、その期待に応えるようにヤマニンボワラクテやヤマニンシルフ、ヤマニンマヒアなどの活躍馬を送り出していましたが、ヤマニンプードレ-ヤマニンステラータ母仔はこの牝系にあたります。9番仔ヤマニンプチフールからはヤマニンプチガトーや現誘導馬のヤマニンモノポリーなども出している、現状とても元気な牝系であることが判ります。

ワンオブアクライン One of a Klein [米] (牝 1986 鹿毛 Danzig)
|-- ヤマニンフライト (牝 1992 鹿毛 Mr. Prospector) 1勝
|-- ヤマニンザナドゥ (牝 1994 栗毛 トニービン) 3勝
| `-- ヤマニンエマイユ (牝 2003 鹿毛 ホワイトマズル) 6勝
 |       `-- ヤマニンサルバム (牡 2019 黒鹿毛 イスラボニータ) 現役7勝 中日新聞杯(G3)・新潟大賞典(G3)
|-- ヤマニンメルティ (牝 1996 黒鹿毛 ジェイドロバリー) 2勝
| `-- ヤマニンパピオネ (牝 2008 芦毛 スウェプトオーヴァーボード) 4勝
 |       |-- ヤマニンサンパ (牡 2018 芦毛 ディープインパクト) 現役3勝
 |       |-- ヤマニンアンフィル (牝 2019 青鹿毛 ダイワメジャー) 現役3勝
 |       `-- ヤマニンウルス (牡 2020 鹿毛 ジャスタウェイ) 現役5勝 プロキオンS(G3)
|-- ヤマニンカルフール (牝 2000 鹿毛 エリシオ) 3勝
| |-- ヤマニンプードレ (牝 2010 芦毛 チチカステナンゴ) 3勝
 |   |   |-- ヤマニンループ (牡 2019 鹿毛 ディープインパクト) 現役2勝
 |   |   `-- ヤマニンステラータ (牡 2021 鹿毛 サトノダイヤモンド) 現役2勝
| |-- ヤマニンボワラクテ (騸 2011 鹿毛 キングカメハメハ) 5勝
| |-- ヤマニンシルフ (牡 2013 栗毛 ダイワメジャー) 5勝
| `-- ヤマニンマヒア (牡 2016 黒鹿毛 ディープインパクト) 5勝-現・法政大学体育会馬術部所属
|-- ヤマニンラファエル (牡 2001 鹿毛 スペシャルウィーク) 1勝-スペシャルウィーク産駒初勝利を飾る
`-- ヤマニンプチフール (牝 2002 栗毛 フレンチデピュティ) 1勝
`-- ヤマニンプチガトー (牝 2009 栗毛 ヤマニンセラフィム) 5勝
 

近年のヤマニン軍団の活躍馬たちは個性的ですが、ヤマニンステラータもまた個性的と言えます。成績一覧をご覧頂けると、ここまでの6走全てが二桁順位からの末脚勝負で勝利を目指してきたのです。初勝利までには3走連続4着という歯がゆい時期もありましたが、前走・前前走と連勝を飾っての菊花賞・トライアル挑戦となります。
初勝利が芝2600mという条件だったこともあり、クラシック最後の菊花賞(GI)挑戦は既定路線と言えるかも知れません。一方で、しっかりと休養明けで結果を出して見せたヤマニンステラータも立派です。ヤマニン軍団としては、2022年のヤマニンゼスト・6着以来のクラシック出走なるか――まずは前走で結果を出して見せた同条件で、トライアルに挑戦です。
挑戦する先に、輝く星がある――星を降らせる日を夢みて、まずは権利獲りから!

ヤマニンステラータは、2021年生まれの3歳牡馬。JRA3勝のヤマニンプードレの2番仔。半兄に現役2勝・ヤマニンループがいます。
2024年1月に京都のダート新馬戦を12着でデビューすると、2走目となった3月の小倉・未勝利戦で初の芝レースでゆっくりとしたスタートながら末脚を発揮して4着。以降、5月と6月と京都でともに後方からの競馬で連続4着とし、3走連続4着。7月に小倉へ転戦し、ヤマニンウルスのプロキオンS(G3)と同じ日の未勝利・芝2600mで最後方からレースを運び、後半で一気に進出すると4コーナーで大外から先頭に並びかけ、勢いのまま2着馬に3馬身半差をつける快勝で初勝利を飾りました。秋競馬への算段がついた陣営は夏を休養に充て、8月24日 中京・揖斐川特別(1勝クラス 芝2200m)でターフに復帰すると、出遅れながらも直線先に抜け出した2着馬を大外から33.9秒の末脚で半馬身差交わし、2勝目を飾っていました。

第72回 神戸新聞杯(GⅡ)
4回中京7日 3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 馬齢
コース:2,200メートル(芝・右)
【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)
インテグレイト   (57.0)
ヴィレム      (57.0)
ウエストナウ    (57.0)
ヴェローチェエラ  (57.0)
オールセインツ   (57.0)
ゴージョニーゴー  (57.0)
サブマリーナ    (57.0)
ジューンテイク   (57.0)
ショウナンラプンタ (57.0)
トラストボス    (57.0)
バッデレイト    (57.0)
ビザンチンドリーム (57.0)
ミスタージーティー (57.0)
メイショウタバル  (57.0)
メリオーレム    (57.0)
ヤマニンステラータ (57.0)
     
2024年・神戸新聞杯

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