ダートグレード競走を連勝したヤマニンチェルキは、ダート短距離路線へ――
9月5日、スポーツ報知によると、北海道スプリントカップ(Jpn3)に続き佐賀・サマーチャンピオン(Jpn3)でも重賞制覇を果たしたヤマニンチェルキの次走について、10月9日 大井競馬場で開催されるダート交流重賞・東京盃(Jpn2・ダート1200m)を視野に入れて調整される報じました。中村直也調教師は、
中村直也調教師
https://hochi.news/articles/20250906-OHT1T51082.html?page=1
「斤量、外枠といい方に向いたけど、馬も頑張りました。北海道から佐賀の強行軍だったので、馬の状態を見ながらですね」
とコメントしています。
ヤマニンチェルキ(牡3 栗東・中村)は、新冠・錦岡牧場で産まれた父フォーウィールドライブ・母ヤマニンプチガトーの牡馬。2024年10月のデビュー戦こそ8着だったものの、折り返しとなった2走目で快勝。続く12月の自己条件でも2着と1勝クラスに目処をつけると、一旦休養。明けた2025年に帰厩すると、母の代から管理してきた木原一良調教師の定年引退に伴う最終戦となった自己条件を勝利で飾りニュースに。浅見厩舎門下繋がりで栗東・中村直也厩舎に転厩すると、初戦となった阪神・バイオレットステークス(OP)を後方4番手から強烈な末脚で優勝し、注目を浴びます。続いて初交流重賞・兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)に挑戦したものの、狭いコースは向かず4着。休養を挟んで初の古馬対決となった6月 天保山ステークス(OP)は、出遅れもあって8着に敗れました。陣営は休養を選択し、夏の3歳ダート短距離王を決定する門別・北海道スプリントカップ(Jpn3)に出走すると、ライバルに雪辱果たす快勝。賞金加算のため佐賀・サマーチャンピオン(Jpn3)に出走すると、これも勝利してダート交流競走連勝を飾っています。
コメント