MENU

【新潟大賞典】飄々と奏でてみせよう!(登録馬情報)

2023年 新潟大賞典・ヤマニンサルバム

顔を上げて次走に焦点を絞ってみせた陣営が、予定通り新潟大賞典に参戦か!?


好事魔多し、とはよく言ったもので……前走・金鯱賞(G2)に出走したヤマニンサルバムにとって、初の重賞挑戦は不安よりも希望が勝っていたように思います。それまでの4着1回以外はすべて複勝圏というパーフェクトな成績、年末年始に達成した連勝、オープン初挑戦ながら3着にまとめた白富士S(L)、すべての勝ち星が中京という相性……ヤマニンサルバムが初めてのタイトル獲得の舞台は整っている……重賞初挑戦馬が4番人気に支持されたのも納得の状況でした。

ウイナーズサークルのヤマニンサルバム
ウイナーズサークルのヤマニンサルバム

レース後、浜中騎手が「内枠がほしかったです。見た目はスムーズに運べていたかもしれませんが、前に馬を置いていないと、脚がたまりませんね」と語ったように、2番手追走の結果終始力みが抜けることはなく、直線退き7着に敗退する結果となりました。あまりにあっさりした結果にがっかりする向きもありましたが、一方で陣営の切替の早さも印象的で、そういう結果なら、準備をして次を狙うだけと言わんばかりにただちに放牧……さらに次走を5月7日 新潟大賞典(G3)と明らかにして、顔を上げてみせたのです。

金鯱賞・パドックのヤマニンサルバム
金鯱賞・パドックのヤマニンサルバム

錦岡牧場に導入されたワンオブアクラインに遡る本馬の牝系は、長年活躍馬を輩出してきました。現在現役で活躍するランナーの中には、ヤマニンサンパ、ヤマニンアンフィル、ヤマニンウルスの3兄弟、ヤマニンループ、ヤマニンブルトンヌらがおり、彼女たちはヤマニンサルバムの又従兄弟にあたります。数多くの活躍馬を輩出してきたこの牝系ですが、ただ1つ足りないのが重賞タイトル。これまでも何度も跳ね返されてきた壁に、これからも挑戦し続けるのみ! 実際にはもちろん違うのでしょうが、厩舎の方針も相まって、飄々とチャレンジする姿には覚悟と自信が垣間見えます。

中村直也 調教師
「馬の健康を意識しながらも競馬の数を使う。使ってなんぼだと思うから。馬もチャンスをもらえないとね。毎回ジョッキーも完璧に乗るのは難しいし、もちろん競馬で不利を受けることもあるから」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e8ba255be6ac287070db734987ec8b9e6008181

開業して2年目・中村直也調教師が、元浅見厩舎の優秀なスタッフと培ってきた信頼関係。所縁のあるこの血統で結果の1つを掴むこと……それは約束されている道だと思えてしまいます。打席に立たなければ、ヒットは生まれない。だから、原因は探るけれども、前を向いて歩み続ける。その確固たる自信。だから前に歩み続けられるのでしょう(ヤマニンの厩舎も、バラエティ豊かになりましたね!)。
ヤマニンザナドゥから続くこの道は、まだ先に続いているからこそ、演奏を止めるわけには行きません。だから当然、顔を上げて、新潟に挑戦します。

第45回 新潟大賞典(GⅢ)
1回新潟4日目 4歳以上 オープン (国際)(特指)ハンデ
コース:2,000メートル(芝・左 外)
【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)
カラテ
キラーアビリティ
ハヤヤッコ
トーラスジェミニ
モズベッロ
カレンルシェルブル
ブラヴァス
イクスプロージョン
ショウナンマグマ
ヤマニンサルバム
セイウンハーデス
ピースワンパラディ
スパイダーゴールド
レッドランメルト
カイザーバローズ
-----------
以下、抽選対象馬(1/2)
アイコンテーラー
ロングラン
-----------
以下、除外対象馬
カントル
グランオフィシエ
スタッドリー
フォワードアゲン
プリマヴィスタ
シークレットラン    
2023年 新潟大賞典・ヤマニンサルバム

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントを残す

目次