ヤマニンウルス、５連勝の続きをはじめよう――来年へ向けて重要なステップ！
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名古屋11R 名古屋大賞典 ヤマニンウルス(武豊)
《今年の通算成績》
今年３走目となる――そう聞くと、ごくふつうのなんの特徴もない話に聞こえますが、ことヤマニンウルスのことに限ると、「３走目を使えるんだ」と思えてきます。鮮烈なデビューを飾った２歳時は1走のみで、3歳時も自己条件を2走。そして迎えた今年は、1月に雅ステークスでオープン入りを果たすと、7月には無敗の5連勝でプロキオンステークス(G3)を勝ち、堂々と重賞勝馬に名乗りを上げました。陣営はGI挑戦を目標に調整を進めたこの半年間――とても辛抱強く調整を続けていましたが、あと一歩のところで除外の憂き目を見ることに。ため息が漏れるのも仕方の無いことです。しかし次善策として陣営は、除外可能性が高いとみるや名古屋大賞典(Jpn3)をあげ主戦騎手を確保。まずは、無事に３走目を使える３年目であることが、ありのままのヤマニンウルスと将来のヤマニンウルスのための選択を続けた陣営の、これまでの歩みそのものでもあるように思えます。
初の地方遠征となるここは、将来を占う意味でも重要な一戦となります。皆さんの声援を、弥富へ！
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