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【2025年 新春企画】2024年の活躍馬たち・2025年の期待馬たち

2024年の活躍馬・2025年の期待馬

2024年のヤマニン軍団のまとめとなる特集企画です。本年もよろしくお願いいたします。


昨年末、ヤマニン倶楽部ホームページ上で実施されたオンラインアンケートをもとに、2024年12月21日に開催されたヤマニン倶楽部 忘年会で協議の結果、2024年の活躍馬たち・2025年の期待馬たちを、以下のように決定しました。

みなさん全員の想いを乗せております。いよいよ発表です!

目次

【2024年の活躍馬たち】

ヤマニン年度代表馬

ヤマニン年度代表馬 ヤマニンサルバム

新潟大賞典・ゴール前のヤマニンサルバム
新潟大賞典・ゴール前のヤマニンサルバム

短評:
2024年の年度代表馬は、選考委員会で多数の支持を集めたヤマニンサルバムが選ばれました! ヤマニンサルバムは明け6歳となる牡馬で、一昨年にヤマニン軍団12年2ヶ月ぶりの中央重賞となる中日新聞杯(G3)を制覇すると、昨年は新潟大賞典(G3)を制覇。ヤマニン軍団に2年連続で重賞タイトルをもたらしました。過去を紐解いても2年連続で重賞タイトルをもたらした馬は少なく、現ヤマニン軍団の大将格に相応しい活躍を示してくれたことが評価されました。秋の大一番での活躍が期待されていたヤマニンサルバムでしたが、10月に開催された毎日王冠(G2)4着後、放牧中となっております(出典: JRA HP)。芝中距離で徐々に力を付け、一線級の活躍を示してくれた大将ヤマニンサルバム。2年連続の年度代表馬選出となりましたが、さらなる活躍を期待したいと思います。
なお、インターネット投票では8.9%とかなり差を付けられた2位の支持率でした。1位は、ヤマニンウルスの80.4%でした。2年連続重賞勝利を高く評価したこと、ヤマニンウルスにはまだまだ活躍してこれから活躍して欲しいという想いが強く、次点となりました。

2024年 活躍馬・各部門発表

部門馬名
最優秀2歳牡馬ヤマニンブークリエ
最優秀2歳牝馬ヤマニンンバロネス
最優秀3歳牡馬ヤマニンステラータ
最優秀3歳牝馬該当馬なし
最優秀古牡馬ヤマニンサルバム (2年連続)
最優秀牝古馬ヤマニンアンフィル (2年連続)
最優秀マイル馬該当馬なし
最優秀短距離馬ヤマニンアンフィル
最優秀ダート馬ヤマニンウルス
最優秀障害馬該当馬なし
最優秀種牡馬該当馬なし
特別表彰: チャレンジ賞ヤマニンサンパ (2年連続)

短評:
それでは、各部門の選考理由をご紹介いたします。
2歳牡馬部門は、菊花賞当日の新馬戦を快勝し、黄菊賞(1勝クラス)2着を挟んで勇躍2歳GI・ホープフルステークスに挑戦したヤマニンブークリエ(14着)が選出されました。昨年、ヤマニン軍団は例年になく仕上がりよく2歳世代を競馬場に送り込み、ヤマニンシュラ、ヤマニンチェルキ、ヤマニンブークリエ、錦岡牧場生産馬のモジャーリオを含めると4頭が勝ち上がり、うち3頭が重賞挑戦という活躍を見せてくれました。それぞれ個性が異なるため、今年のクラシック路線だけでなく、多くの路線を楽しみにすることができそうです。2歳牝馬部門は、ヤマニンバロネスが選出されました。牝馬の2歳馬勝ちあがりは久々で、満場一致で選出されました。レースぶりも秀逸だったことで、次走予定となっている2月自己条件戦が今から楽しみです。血統的にも、惜しくも登録を抹消した神戸新聞杯(G2)2着馬ヤマニンゼストの半妹にあたり、活躍に期待したいです。

3歳牡馬部門は、ヤマニンステラータが選出されました。小倉芝・2600mで3コーナーからのまくり差しで初勝利を飾ると、続く揖斐川特別(1勝クラス)で連勝を飾り、クラシック・ラスト一冠を目指した神戸新聞杯(G2)にチャレンジしました。8着に敗れたものの、大きなタイトルを意識したくなる末脚は、兄弟揃ってで昨年勝ち星をあげてくれました。ラジオNIKKEI賞(G3)3着・ヤマニンアドホックと票を分けましたが、よりクラシックに近づいたといことで選出されています。一方で牝馬は勝ち星を得られず、また勝ち上がっていない状況から該当馬なしとなりました(牡馬は生産場含めて6頭の勝ちあがりでした)。

古馬部門は、牡馬にヤマニンサルバム、牝馬にヤマニンアンフィルを選出しました。この組み合わせは、2023年に続いて2年連続となります。牡馬はヤマニンサルバムは評決多数で年度代表馬に選ばれているため、異論はありませんでした。もちろん、無敗の5連勝で重賞制覇を成し遂げたヤマニンウルスとどちらを選択するかは議題になりましたが、2年連続重賞制覇を高く評価されたことと、これからの活躍に期待し、ダート部門での評価としました。また、宝塚記念で初めてのGI挑戦を成し遂げただけでなく、バーレーン国際トロフィー(G2)で初の海外遠征まで成し遂げたヤマニンサンパを表彰したいという声が大きく、特別表彰として、ヤマニン軍団のチャレンジ精神を讃えて、「チャレンジ賞」を贈ることとなりました。牝馬には勝ち星をあげているヤマニンアンフィルが選ばれました。

短距離部門には、勝ち星からヤマニンアンフィルが選出されました。珍しいことに、3歳以上での短距離勝利はヤマニンアンフィルの知多特別(2勝クラス)しかなく、満場一致でした。2022年に新設されたマイル部門でしたが、昨年に続きマイルでの勝ち星がなかったため、該当馬なしとしました。

ダート部門は、無敗の5連勝でプロキオンステークス(G3)を優勝したヤマニンウルスが選出されました。年末、チャンピオンズカップの除外、名古屋大賞典(Jpn3)での敗戦がありましたが、より一層の奮起を期待し、他部門では選出されませんでした。是非2025年は実力で有無を言わせぬ選出を勝ち取って欲しい、という声が反映されています。

障害部門は勝ち星がないため、種牡馬部門は登録種牡馬がいないため、それぞれ該当馬なしとなりました。

  • 2024年5勝目・ヤマニンサルバム
  • ホープフルS・ゴールに向かうヤマニンブークリエ
  • 2024年14勝目・ヤマニンバロネス
  • 2024年10勝目・ヤマニンステラータ
  • 2024年9勝目・ヤマニンアンフィル
  • 2024年8勝目・ヤマニンウルス
  • オールカマー・1周目のヤマニンサンパ

2024年 活躍馬・インターネット投票結果

というわけで、活躍馬たちでした。インターネット投票の結果は、以下の通りでした。
圧倒的にヤマニンウルスが支持されておりました。年間通じて話題が尽きなかったのがヤマニンウルスでもありましたね。選考委員会でもこの数値を前に議論が盛り上がりました。
ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

インターネットアンケート2024_活躍馬

【2025年の期待馬たち】

2024年の期待馬たち・ふり返り

ふり返り:
昨年の本コーナーでとりあげた「2024年の期待馬たち」は、想いと成果が繋がったかのように思われました。ただ、そのまま直結しないのが競馬の難しいところであるのは改めて感じさせられました。

部門馬名コメント
期待古牡馬ヤマニンウルス引き続きのマイペースで、1月に雅SでOP入りすると、7月のプロキオンS(G3)で無敗の5連勝で初タイトル。ただ、途中平安S回避が響き、年末のGIを補欠1番手で除外され、12月名古屋大賞典(Jpn3)では6着と初めての土がついた。(2-0-0-1)
期待古牝馬ヤマニンアンフィル2月に復帰すると、5走目となる8月に知多特別を勝ち、3勝目を飾りました。昇級後も掲示板を外しておらず、引き続きの活躍が期待されます。7戦1勝(1-0-1-5)
期待3歳牡馬ヤマニンアルリフラ兄姉たちの活躍から期待が大きかったものの、勝利までわずかに届かない走りが続きました。未勝利戦がなくなったあとも、1勝クラスで3着するなど素質の高さは示し、陣営は2勝クラス・ジングルベル賞に登録。これを快勝し、違った形で期待に応えてくれました。9戦1勝(1-1-4-3)
期待3歳牝馬ヤマニンアリーズカホンの半妹。まさかの門別デビューとなり、門別で3戦2勝と結果を残し、大井に移籍。暮れの差し迫った12/29に移籍初戦を3着と好調維持。地方4戦2勝(2-0-1-1)

以上を踏まえ、選考委員会の2024年 期待馬たちは、以下の通りとなりました。

2025年の期待馬たち・発表

部門馬名
期待3歳牡馬ヤマニンブークリエ
期待3歳牝馬ヤマニンバロネス
期待古牡馬ヤマニンウルス (2年連続)
期待古牝馬ヤマニンアンフィル (2年連続)
期待障害馬選出自粛

短評:
3歳牡馬部門には、既に勝ち上がっている馬が4頭いるという激戦区となりましたが、伝説の菊花賞当日の新馬戦を勝ち上がり、結果は残念でしたが暮れのGI・ホープフルステークスに挑戦したヤマニンブークリエへの期待の声が高く、選出されました。選考はレース前に行われているためよりいっそう期待が大きかったと思いますが、レース後の今も「王道路線での可能性」に期待はいまだ変わっていないものと思います。一方で牝馬は、シニスターミニスター産駒となるヤマニンバロネスが選出されました。シニスターミニスター産駒は昨年のヤマニンアリーズに続いて連続となります。砂の女王・ヤマニンアンプリメの初産駒ヤマニンレセディと同じ新馬戦を快勝しており、半兄には神戸新聞杯(G2)2着ヤマニンゼストがいる血統で、3歳路線での活躍に期待せずにはいられません。

古馬部門では、牡馬にヤマニンウルス、牝馬にヤマニンアンフィルが選出されました。これは2年連続での選出となります。牡馬に関しては期待度の大きさからもヤマニンウルスで異論なく決まりましたが、一方で雪辱を果たして欲しいという昨年度までとは違う想いもあります。牝馬はなかなか難しい選択でした。「牝馬のヤマニン」と呼ばれていたのが昔のことで、投数自体が少ないということもありましたが、着実に勝ち星をあげながらクラスを上げて来たヤマニンアンフィルが選ばれました。
なお、前々回から設定された障害馬部門でしたが、順調なジャンパーがいないことを鑑み、2年連続で選出を自粛します。

  • ホープフルS・レース後のヤマニンブークリエ
  • 2歳新馬・ウイナーズサークルのヤマニンバロネス
  • 名古屋大賞典・1周目のヤマニンウルス
  • 知立ステークス・ゴール前のヤマニンアンフィル

2025年の期待馬たち・インターネット投票結果

インターネット投票の結果は、以下の通りでした。

2025年 期待古馬

インターネットアンケート2024_期待古馬
インターネットアンケート2024_期待古馬

2024年 期待3歳牡馬

インターネットアンケート2024_期待3歳牡馬
インターネットアンケート2024_期待3歳牡馬

2025年 期待3歳牝馬

インターネットアンケート2024_期待3歳牝馬
インターネットアンケート2024_期待3歳牝馬

【最速のPOG!? 期待の2歳馬たち】

さて、例年選択されている2歳馬の期待馬たちも、選考委員で選んでみました。最も気の早いPOGではないかという話もありますね(;^_^A まずは昨年の答え合わせをしてみましょう。

2024年 2歳POGのふり返り

2024年開催分より生産投数と参加者のバランスをとるため、牡馬・牝馬で分けることなく実施しております。
まずは結果を見てみましょう。

順位選考委員馬名成績賞金(万)メモ
1位おーたさんモジャーリオ1-0-2-31,190函館2走目で勝利すると、重賞も経験。2勝目も見えている。
2位CKさんヤマニンブークリエ1-1-0-11,155暮れのGIに堂々出走!
結果は残念でしたが、来年に向けて期待が掛かります
3位8.13さんヤマニンチェルキ1-1-0-1800兄姉たちの雪辱を期しJRA初勝利! 自己条件も2着で結果出す。
4位よーじさんヤマニンバロネス1-0-0-0720仕上がった様子で新馬勝ち! 早くも休養入りし2月始動予定。
5位タイなおやヤマニンエイドロン0-0-0-10期待大きいも兄姉同様仕上がり早ではなかったかな。
5位タイやきゅうさんヤマニンレセディ0-0-0-10関係者の期待も大きくバロネスと同時デビュー。これから。
7位これいいさんヤマニンソレアード0-0-0-10実戦向きと言われながらも出遅れスタート。真価は次走!
8位本部長さんルチェンシス未出走0ギリギリで登録してきた!

今回のヤマニンPOG2024の特筆すべき事は、1頭を除いてすべてデビューしているということです!? これはPOG的な意味よりも、仕上がりが格段に変わったヤマニン軍団の変化を表しており、来期以降にも期待が持てる傾向です。初めてPOGらしいアドバイスになるのではないでしょうか。ルチェンシスも年末に登録したこともあり、全頭競走馬登録を済ませたのは、初めての出来事です。とはいえ、この世代一番の獲得賞金馬は、実は別におります。そうです。1,480万円を獲得したヤマニンシュラだったのです!? 2再世代が活躍してくれたのはとてもとても嬉しいのですが、一番活躍した馬を誰も指名していないのは、ヤマニン倶楽部の沽券に関わるのではないでしょうか!?(爆笑)
今回の優勝は、昨年に続いておーたさんでした! おめでうございます!!

というわけで、2024年の順位でした。皆さんの期待馬たちはどうでしたか?

さて、以上の結果を踏まえた期待の1歳馬を選択しましたので、みなさん参考までにどうぞ^^
本当に気が早すぎるヤマニンPOGですね~。

2025年 2歳POGの指名馬

なお、本年も1歳馬の頭数と参加者の人数バランスがつかないため、特別ルールで牡馬牝馬統合で指名しております。

指名順位選考委員馬名父馬名備考
1位りゅうさんヤマニンメルベイユの2023ストロングリターンメルベイユ最後の産駒
2位本部長さんヤマニンバステトの2023ルヴァンスレーヴゼスト、バロネスの半妹
2位やきゅうさんヤマニンアタシャンの2023フィエールマンアストロン、シュラの半弟
4位なおやヤマニンアドーレの2023ディーマジェスティデンファレ、アドホックの半弟
5位よーじさんジョリーダンスの2023フォーウィールドライブ産駒ラスト2
6位CKさんヤマニンパピオネの20223サトノダイヤモンドウルス、サンパの範囲
7位おーたさんテルメディカラカラの2023リオンディーズモジャーリオの半妹

来年も是非答え合わせしたいと思います! みなさんの期待馬も教えて下さいね^^

あとがき

以上、新春企画「2024年の活躍馬・2025年期待馬」でした。
みなさんが考えていたのとどれぐらい相違がありましたでしょうか? いろんな見方があるほうが楽しいと思いますので、是非是非皆さんのご意見、コメントやX等でお知らせ頂けると、ヤマニン倶楽部一同、嬉しく思います。

新春企画は、以上となります。長い長い記事にお付き合い頂きも誠にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します!
新春企画「ヤマニン2024年10大ニュース」も、是非ご覧ください^^

2024年の活躍馬・2025年の期待馬

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