1/4 京都金杯(G3)を目標に調整中――
11月4日、サンケイスポーツによると、前走・ポートアイランドS(L)を鋭い末脚で勝利し、現在休養しているヤマニンサンパ(牡7 栗東・斉藤崇史厩舎)の次走について、2026年1月4日 京都競馬場で開催される京都金杯(G3・芝1600m)で鞍上は引き続き亀田温心騎手と報じました。
ヤマニンサンパは、父ディープインパクト×母ヤマニンパピオネの7歳牡馬。2021年6月 中京で7着でデビューすると、4走目となる新潟・3歳未勝利で初勝利を上げ、8走目となる2022年2月 阪神・自己条件を勝利。続いて3月 格上となる阪神・飛鳥ステークス(準OP)で連勝を飾り見事オープン入りを果たしました。エプソムカップ(G3)、関越ステークス(OP)と勇躍オープン戦線を闘ったものの、骨瘤を痛がる素振りがあり、これを治療するため長期休養。おおよそ1年のブランクから2023年6月 エプソムカップ(G3)で8着復帰を果たし、7月の新潟・関越ステークス(OP)5着、9月 阪神 ケフェウスステークス(OP)3着、10月 カシオペアステークス(OP)3着、前走・11月 アンドロメダステークス(OP)3着と順調に使われたものの、わずかに勝利を掴みきれずにいました。年初の日経新春杯(G2)を目標としてふたたび休養していたものの放牧は延長され、今年6月 鳴尾記念(G3)で復帰すると4着と好走。馬の調子も良いことから初めてのGI・宝塚記念(GI)に挑戦し、9着と戦前の低評価を覆してみせました。夏に休養を挟むと、秋は9月 中山・オールカマー(G2)8着で復帰。11月には初の海外遠征となるバーレーン国際トロフィー(G2)に挑戦し、6着と好走。骨りゅうから復帰後のチャレンジを、力のあることを証明し続けてくれました。
放牧明けとなる2025年は、距離短縮のオープン競走・洛陽S(L)4着で復帰、3月の大阪城S(L)5着と安定した走りを見せていましたが、谷川岳S(L)では出遅れて1年ぶりに9着、安土城S(L)でも11着と連続で入着を逃していました。続く8月の関越S(OP)で久々の5着を確保すると、短期放牧を挟んで9月 ポートアイランドS(L)で差し切り、3年半ぶりの勝利をあげて休養に入っていました。

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