美談の馬から主人公となったヤマニンチェルキ。北の大地で初の重賞タイトルという「答え」を見つけ出す!
木原一良調教師の最終レースを勝利で飾り、「美談の馬」として多くの注目を集めたヤマニンチェルキ。転厩初戦のバイオレットステークス(OP)で、後方から「剛脚一閃」驚異的な末脚で見事に優勝。この勝利は「探す(Cercare)」という馬名の由来に相応しい、美談ではない、自らの力で見つけ出した瞬間でした。


勇躍挑戦した初の交流重賞、兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)では、小回りコースが合わず4着に敗れ、騎手からは「地方の小回りコースよりもJRAの広い馬場の方がこの馬にとって競馬がしやすいかも」とのコメント。続く古馬混合の天保山ステークス(OP)では痛恨の出遅れが響き8着と成果に繋がらない走りで休養に出ていました。
そんなヤマニンチェルキの挑戦は、秋へ向けて続きます。8月14日の北海道スプリントカップ(Jpn3)への参戦が予定されています。門別競馬場のダート1200mはワンターンで直線が長く、意外と外差しが決まるコースであり、まさに彼にとってその雄大な馬体と本来の能力が最大限に発揮され、「剛脚」を存分に活かせる舞台です。これまで重賞タイトルに手が届いていないヤマニンチェルキが、北の大地で初の栄冠という「夢」を探し求め、掴み取ることができるのか? 楽しみなお盆となりそうです。
2025年8月1日 中間発表
2025年8月1日、一般社団法人北海道軽種馬振興公社より2025年8月14日(木)に実施される北海道スプリントカップ選定馬について(中間発表)の発表がありました。出走を予定しているヤマニンチェルキの鞍上には、門別・石川倭騎手の騎乗予定が発表されました。
ホッカイドウ競馬を代表するジョッキーの手綱に、期待も大きくなりますね。
次回、出走予定馬最終発表は8月7日、出走投票(枠順)の発表は8月9日の予定です。

2025年7月28日 選定馬発表
2025年7月28日、一般社団法人北海道軽種馬振興公社より2025年8月14日(木)に実施される第29回 北海道スプリントカップ(Jpn3)の選定馬および騎乗予定騎手の発表がありました。選定馬には前走・天保山ステークス(OP)8着のヤマニンチェルキが選定されています。
次回、出走予定馬中間発表は8月1日、最終発表は8月7日、出走投票(枠順)の発表は8月9日の予定です。


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