泊津で生まれた当歳たち。デビューはまだまだ先ですが……とにかくかわいい^^
今回の見学とレポートは、錦岡牧場さんから特別なご許可を頂いております。
現在、錦岡牧場さんは一般見学を中止しております。今回の経緯につきましては、Twitterのこちらの記事あるいはEXTRA ファン・サポーター編をご確認下さい。
また牧場見学を希望される方は、各牧場に問い合わせるのではなく、まず【競走馬のふるさと案内所】でルールを確認しましょう。
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牧場見学4日目となったこの日、午前中に普段は夜間放牧に出されている当歳馬と母馬たちが厩舎に食事に戻ってくる午前中を狙って写真に収めよう、という計画でした。しかし天気予報がこの日の夜から大荒れを告げており、夜間放牧の延長が確定。夕方に集牧し、荒天の夜間を厩舎で過ごさせることに変更となったのでした(5/5 泊津放牧~ランチ編)。
この変更でCRステーブルさんのアポイントと時間が接近することになり、CRステーブルさん(5/5 CRステーブル編)から慌てて泊津繁殖場に戻ってくることとなりました。おかげさまで無事間に合うことができ、かわいい当歳たちを撮影することに成功しました。厩舎の中での撮影となりましたが、スタッフの皆さんと4年ぶりということもあり、色々とお話ししながら撮影させて頂きました。
まずは当歳牡馬から
では、早速当歳馬たちを見てみましょう。2023年2月以降4月までに産まれた当歳たちです。
この時期の仔馬たちは、本当に身体の大きさが産まれた時期で全然異なりますので、驚きますね。
まだまだ幼い仔たちなので、母馬に側にいて貰うこともあります。
ヤマニンアストレアの2023 (牡0 父イスラボニータ)
錦岡牧場生産。
脚長いですよね。どうやって立ち上がるんでしょうか。そしてスタッフの方との大きさ比較。産まれて間もないから、まだまだ小さいです。かわいいですね。カメラを見る目が好意的でない気が致します^^
ヤマニンアタシャンの2023 (牡0 父フィエールマン)
錦岡牧場生産。
半弟ヤマニンライバリーが、先週水沢で初勝利を飾りました。
ジョリーダンスの2023 (牡0 父フォーウィールドライブ)
錦岡牧場生産。
ジョリーダンスもそろそろ晩年です。まだまだ活躍馬を輩出して欲しいデスが、残りわずかかも。
ヤマニンヌヌースの2023 (牡0 父レッドファルクス)
錦岡牧場生産。
今元気なワンオブアクライン牝系の一頭。
ヤマニンパピオネの2023 (牡0 父サトノダイヤモンド)
錦岡牧場生産。
ヤマニンサンパ、ヤマニンアンフィル、ヤマニンウルスの半弟。当然期待馬です。
ヤマニンラトナの2023 (牡馬0 父ジャスタウェイ)
錦岡牧場生産。
ヤマニンメルベイユの孫にあたります。栗毛がトレードマークですね。初仔かな?
続いて当歳牝馬
続きまして、当歳牝馬たちです。
ヤマニンメルベイユの2023 (牝0 父ストロングリターン)
錦岡牧場生産。
重賞2勝馬ヤマニンメルベイユの仔。ティファニーラス牝系も頑張る!
ヤマニンプチガトー2023 (牝 父リオンディーズ)
錦岡牧場生産。
現役ヤマニンブルトンヌ、京都競馬場誘導馬ヤマニンモノポリーの半妹です。比較的いい立ち姿。
ヤマニンシェリルの2023 (牝0 父シニスターミニスター)
錦岡牧場生産。
ヤマニンカホンの半妹です。シニスターミニスター産駒だと、ダートで活躍してくれそうです。
テルメディカラカラの2023 (牝0 父リオンディーズ)
錦岡牧場生産。
テルメディカラカラの3番仔。リオンディーズは2年連続ですね。
ここでは、夜間放牧に出している当歳馬たちを紹介しました。
まだ産まれて間もない幼い仔たちは、パドックで様子を見ていたりしますので、この中には含まれていません。「5/2 苫小牧~泊津編 4年ぶりの馬たちと対面!」もご参照下さい。
なお、やっぱり馬は生き物です。ふと忘れてしまいますが、すべての馬たちが競馬場でデビューできるわけではありません。この仔たちが無事に、競馬場でデビューを迎えられると嬉しいのですが、そうではないことも、残念ながら、あります。是非あたたかい目で見守ってあげて下さい。
赤ひげ居酒屋で日高最後の夜
さて、4年ぶりとなるなおやの牧場見学ですが、それもこの日が4日目と言うことで、実は日高最後の夜。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎ去っていきます。長いお付き合いとなった繁殖場のスタッフの方と、「赤ひげ」と呼ばれることが多い「赤ひげ居酒屋」でお別れの宴です。JRAのTVCMが撮影されたこともある静内の名物店です。新型コロナ禍も乗り越えて頂き、本当に嬉しいです。
とても思い出深いお店でもあり、歴史的な決断がされたり、調教師の先生方とお話しさせて頂いたりなど、楽しい思い出ばかりです。
「じゃ、まずはハーフ&ハーフで!」
昔々、ヤマニン倶楽部の面々で牧場見学に訪れ初めて前代社長とこのお店を尋ねたとき、「ハーフ&ハーフ」が美味しいらしいよとすすめられて以来、一杯目はハーフ&ハーフと決まってます。なおやはオススメ通り注文したのですが、同行していた2人が普通に生を注文したところ……「普通、すすめられたら頼むよなぁ」と笑顔一杯で異議申し立てする姿が思い出されるからです。社長、今もヤマニンの馬たち、みんな頑張って走ってます!(。>ㅅ<)✩⡱
お食事のオススメは……たぶん何食べても美味しいデスw (ヒドい!)
というのは、メニューは3周ぐらいしてるからです! 知らないメニューがあれば頼むって感じです。なので、以下の写真は気になって撮影しているものなのですが……絵面が茶色いですね(^^ゞ
「イカのナンコツ串」が一番今回興味深くて、「イカのナンコツ」というのがどの部位のことなのかが想像できなかったからです。お店の方に教えて頂いたのですが、良く覚えていないのは、酔っ払いあるあるですが、調べておきました。
いかは無脊椎動物の頭足類で、足の上に目、頭があります。軟骨は、この頭部にあり、脳や目を衝撃から守っています。コリコリした食感で、知る人ぞ知る珍味です。
なとり https://www.natori.co.jp/joy/power/ika.html
食感も楽しめるので、もしお店で出会えたらオススメしたいです!
このあと、最後の夜を惜しむように、われわれは月光へ向かったのは言うまでもありません。
次回、いよいよ最終日です。
(続く)
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