チャンピオンズカップ(GI)除外時は、武豊騎手と初・地方交流競走へ――
11月19日、東京スポーツ、スポニチ、サンスポ などによると、チャンピオンズカップ(GI)に登録しているヤマニンウルスが除外対象となっていることについて、斉藤崇史調教師がコメントを発表しました。チャンピオンズカップ(GI)に出走できない場合には、12月19日に名古屋競馬場で開催される交流重賞・名古屋大賞典(Jpn3 ダ2000m)に向かい、鞍上には武豊騎手が継続騎乗することになると明らかにしました。
斉藤崇史調教師
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/51888
「チャンピオンズCに出られなかった場合は仕方がありませんね。名古屋大賞典の条件自体は問題ないと思います。ハンデがどれくらいになるかですね」
ヤマニンウルス(牡4 栗東・斉藤崇)は、新冠・錦岡牧場で産まれた父ジャスタウェイ・母ヤマニンパピオネの牡馬。デビュー戦では後にJBC2歳優駿(Jpn3)を優勝するゴライコウを4秒3差をつける2歳レコードタイムで勝利し、これはJRA平地競走の最大着差という記録となりました。初勝利後、調整を続けたものの年末にいったん退厩。京都・宇治田原優駿ステーブルで調整されてのち、2023年4月に帰厩すると京都 3歳1勝クラス に武豊騎手とともに出走。2着馬に1秒、6馬身差をつける楽勝劇を飾ってみせました。ふたたびの放牧後、11月の京都 3歳以上2勝クラス ではルメール騎手とのコンビで出走し、3連勝。さらに休養を挟んだ今年1月には京都 雅ステークス(3勝クラス)に出走すると、ステッキを使うことなく2着馬に1馬身1/4の差を付けて快勝。7月 小倉・プロキオンステークス(G3)で重賞に初挑戦すると、これもお手本のようなレース運びで他馬を寄せ付けず無傷の5連勝で重賞初制覇を飾っていました。
秋はチャンピオンズカップ(GI)を目標として調整され、最終登録もされましたが、フルゲート16頭に対して19番手と現在のところ除外対象となっています。
ヤマニンウルス 勝ち鞍コレクション
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