交流重賞3連勝中――「強い勝ち方だったので、次も自信を持って挑めると思います」と岩田望来騎手
10月10日、東京スポーツやSPAIA競馬によると、北海道スプリントカップ(Jpn3)、佐賀・サマーチャンピオン(Jpn3)、大井・東京盃(Jpn2)と交流重賞3連勝を果たしたヤマニンチェルキが、獲得した優先出走権を持つ11月3日 船橋競馬場で開催されるダート交流重賞・JBCスプリント(JpnI・ダート1000m)を視野に調整されると報じられました。管理する中村調教師は、「1000メートルは1200メートルとまた違う種類の競馬なので難しいですね。よく考えてやっていきたいです」と語っており、出走を否定はしていないようです。岩田騎手の「強い勝ち方だったので、次も自信を持って挑めると思います」というコメントに、期待が膨らみます。
出走となれば、ヤマニン軍団としては2019年 浦和競馬場で開催されたJBCレディスクラシック(JpnI)を制したヤマニンアンプリメ以来となります。
ヤマニンチェルキ(牡3 栗東・中村)は、新冠・錦岡牧場で産まれた父フォーウィールドライブ・母ヤマニンプチガトーの牡馬。2024年10月のデビュー戦こそ8着だったものの、折り返しとなった2走目で快勝。続く12月の自己条件でも2着と1勝クラスに目処をつけると、一旦休養。明けた2025年に帰厩すると、母の代から管理してきた木原一良調教師の定年引退に伴う最終戦となった自己条件を勝利で飾りニュースに。浅見厩舎門下繋がりで栗東・中村直也厩舎に転厩すると、初戦となった阪神・バイオレットステークス(OP)を後方4番手から強烈な末脚で優勝し、注目を浴びます。続いて初交流重賞・兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)に挑戦したものの、狭いコースは向かず4着。休養を挟んで初の古馬対決となった6月 天保山ステークス(OP)は、出遅れもあって8着に敗れました。陣営は休養を選択し、夏の3歳ダート短距離王を決定する門別・北海道スプリントカップ(Jpn3)に出走すると、ライバルに雪辱果たす快勝。賞金加算のため佐賀・サマーチャンピオン(Jpn3)に出走すると、これも勝利してダート交流競走連勝。続くJBCトライアルとなる大井・東京盃(Jpn2)でも唯一の3歳馬ながら快勝を飾り、JBCスプリント(JpnI)への優先出走権を獲得していました。
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