最終日はあいにくの天気になりました。感謝とともに我々は……
今回の見学とレポートは、錦岡牧場さんから特別なご許可を頂いております。
現在、錦岡牧場さんは一般見学を中止しております。今回の経緯につきましては、Twitterのこちらの記事あるいはEXTRA ファン・サポーター編をご確認下さい。
また牧場見学を希望される方は、各牧場に問い合わせるのではなく、まず【競走馬のふるさと案内所】でルールを確認しましょう。
いつもの湿度が高い画像( ̄∇ ̄)
4年ぶりとなった牧場見学も、いよいよ最終日を迎えました。Twitterでもそのことを伝えていました。
天気予報は見事的中し、夜から雨模様でした。なおやが雨男だというのは、牧場の皆さんにも有名で、「ヤマニン倶楽部の写真はみんなカッパ着ている」とか「湿度が高い」とか言われております(^^ゞ
いずれにしても盛り沢山の4年ぶりの牧場見学も、初日から跳ばしまくったおかげで、最終日は本当にお別れを言うだけ、というだけに。それはそれで不思議な感覚でした。
このページの上にあるメニューボタン↑見ていても、今回は本当に盛り沢山でした。
泊津繁殖場でお別れの儀式
荷物をまとめてホテルをチェックアウトすると、いつものように錦岡牧場泊津繁殖場に向かいます。
これもいつものルーティーンのようになっていて、泊津で母馬たちにお別れの挨拶をするのがいつもの儀式みたいになっています。元気でね、と声を掛けて回ってます。
街中から少し高台になったところにある泊津繁殖場は、天気が悪いと霧が出ることが多く、この日も朝霧に放牧地が覆われていました。写真を撮るのにはあまり適した天気ではないので、いつもよりも動画を多めに回しました。
厩舎前のパドックには、ヤマニンシェリル(だと思います)と当歳がおりました。よく母馬と仔馬は磁石でくっついているみたいに、と表現されることがあります。こちらの動画を観て頂くと、その表現がピッタリなのが判って頂けると思います。まだ産まれて間もないから、お母さんから仔馬も放れないですし、お母さんも仔馬が心配ですからね。あ、私たちを警戒しているのはあるかも知れません(;^_^A Twitterでは、別のパドックにいるヤマニンギモーヴ、そしてヤマニンシェリル母仔とゴールデンメロディとヤマニンラレーヌが映っていますね。
奥の放牧地に向かうと、これから出産予定の3頭が迎えてくれました。
ヤマニンバステト、ヤマニンアドーレ、ヤマニンロードンの3頭です。
馬は大好きですけど、大きいから迫力がありますよね^^ ヤマニンアドーレ、近っ!!
「かわいいシンクロ」のヤマニンプードレとヤマニンナジャーハ
朝霧の中、私たちが歩いていると馬たちが様子を伺いに来てくれます。
「もう帰るのか? 厩舎に戻るのか?」
「なんか食べ物くれるの?」
というセリフが聞こえてきそうです(^▽^)
そんななか、Twitterで紹介したヤマニンプードレとヤマニンナジャーハのシンクロ動画が、1万5千回もご覧頂けたようで。
この2頭の動き、本当にかわいいですよね。
霧のなか、少し離れた場所で従業員の方が重機を使った作業をされていたので、そのガシャンという音に鋭く反応している2頭なんです。これはすぐに皆さんに紹介したいと思ってご覧頂きました。
せっかくなので、YouTubeにフルサイズの動画もあげておきますね^^ 1:12ぐらいからシンクロしているんですけど、その前の様子も後の様子も、とても愛らしいので観て頂ければと思います。私たちを警戒して距離を置いている最初のシーン。だんだん興味が湧いて近づいてくるヤマニンプードレ。背後から近寄るヤマニンナジャーハ (と近づいてこないヤマニンアンプリメw)。あっちいけするヤマニンプードレ……楽しかわい過ぎます^^
ありがとうございました錦岡牧場! 元気でね、ヤマニンリスペクト!
というわけで、2023年なおやの牧場見学記全日程が終了致しました。名残惜しいのではありますが、私たちは関東へ向けて旅立たねばならないのです。というわけで、最後にヤマニンリスペクトとセルフィーを撮らせていただき(このあたりはミーハー)、まだまだたくさん観たい、お話ししたい! という衝動に後ろ髪引かれながら、辞去することとなりました。
ヤマニンリスペクトもおじいちゃんになりましたし、泊津の木は相変わらず風の強さを感じずにはいられない枝ですよね。次会えるのはそんなに遠くないと信じてます。ありがとうございました!
最終日のランチは……そば!
さて、最終日は泊津繁殖場のスタッフの方と、蕎麦を食べに行きました。
開店してから旅行の度に訪れているお気に入りのお店なので、もしみなさんも行く機会があれば是非食していただきたいです。そのお店の名前は、「蕎麦工房 春風」。天気が悪くなると、GWでも北海道は寒い! というわけで、私は温かい海老天そばを注文したのですが、おそばも美味しいのですが、大きな海老天がまた嬉しい! オススメです!!
実はおそばを頂いているときに、元従業員の方からご連絡頂き、さらに旧交を深める機会になりました。
門別競馬場の時もそうだったのですが、以前の従業員の方ともコミュニケーション取りながら、皆さんそれぞれの立場で強い馬作りに真剣に向き合っていらっしゃいます。その様子に、いつも感心させられます。私自身も、仕事頑張ろうって思える時なんです。
というわけで、スタッフさんとも4年ぶりのお別れの時。再会を約してお別れしました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
日高で、牧場で、競馬場で、時に東京や大阪で、関係者の皆さんとお会いできていたのが嘘のような新型コロナ禍の3年間でしたが、特別に許可を頂き、4年ぶりに馬たちと、そして関係者の皆さんとお会いできたことは、私にとってとても大事なものに再会できた貴重な時間となりました。皆さま、本当にありがとうございました! これからも応援しています!
なお、なおやたちはその後、新千歳空港でこの旅で飲めなかったサッポロクラシックを飲み、海鮮に舌鼓を打っていたのはいつものことです、お許し下さい(;^_^A
そして遠征は続く……(^-^*)
さて、2023年の牧場見学記もいよいよ最終局面に入ります。それは3日前、ヤマニン倶楽部一行が牧場の事務所で会話しているときに遡ります(時間軸としては、EXTRA編あたり)。現社長のお言葉に甘えて開催されたヤマニン倶楽部 特別質問会でのできごとです。実際にたくさんの質問に、1つ1つ丁寧に回答頂いていたときの出来事です。
新型コロナ禍の制約が徐々になくなり、ここ最近では重賞レースにも出走できるようになってきたことで、関係者の皆さんもレースを応援に行けるようになりましたね、というお話をさせて頂いていたときのこと。
ところで、今週末は新潟大賞典。ヤマニンサルバムが出走ですよね?
そうですね。
今週は新潟に行かれるんですか?
行きたかったんですが、飛行機のチケットが取れなくて……。今回は行けそうにないんですよ。
ところで なおやさんとおーたさんは新潟行かれるんですか?
もちろん行きます! (おっさん2人でハモる)
それでは、応援任せました!(^▽^)
実はこの時、まだ新潟競馬場へ行くことを決めていた訳ではありませんでした^^
この5日間の牧場見学から新潟大賞典応援に行くことは、あらかじめ予定としては組み込んでいたのですが、行くか行かないかは馬の出走状況もあるので、どちらでも選べるように準備している、というものでした。しかし、その旅程はかなり厳しくなりそうで、羽田空港着陸後に東京駅に移動し、上越新幹線で新潟入り。さらに、新潟大賞典から東京に戻って翌日からお仕事!! ということもあり、悩んではいたんです。が、そこはヤマニン倶楽部です。
新潟へ移動しましたとも! (でも、それはまた別のお話)
おわりに
(終わり)
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